ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ルーズヴェルトゲーム-野球における、七対八の試合。
    アメリカのルーズヴェルト大統領が、野球は七対八の試合が最も面白い、と話したと言われついた名称。

    業績悪化からくるコスト削減に翻弄される青島製作所。
    負け続きの野球部と共に、ルーズヴェルトゲームさながらの巻き返しを図っていく。


    やっぱり、池井戸さんの本は中小企業の底力を感じられていいですね!

  • 社会人野球チームの存続をめぐるお話。
    チーム側、企業側の両方の視点から描かれているけど、ちょっとバランスが一方に偏り気味。
    面白いんだけど、物足りなさも感じてしまった。

  • 企業とその野球部の存続を賭けた攻防。読了後ドラマのキャストをみたら、だいぶイメージと違った。

  • 2回目。

  • 普通に面白かった。

  • 中堅企業の野球部に焦点を当てつつ、企業同士の戦いまで描いた作品。池井戸さんらしい一冊です。またしてもドラマ化決定だそうですが、まぁ…ドラマ化したくなりますよね、これは。水戸黄門的勧善懲悪ではないですが、いい人と悪い人が分かりやすく、最後にはハッピーエンドだよね、というのが何となく見えているから、安心してテンポよく読めます。不景気をどう乗り越えるかとか、企業の経営とはとか、企業におけるスポーツ部の存在意義とか、色々盛り込まれてはいると思うのですが、なんというかあまり深みはなく…、だからこそ逆に純粋に楽しく読める作品かなと思います。

  • 野球あり、総会あり、M&A話題ありで、ど真ん中な小説だった。タイトルがタイトルだから、円満に終わることは分かっていても先行きの展開にワクワクしました。もう少しボリュームを設けて詳しく書いてくれても良かったかな。

  • 「信じて、諦めない」ということに尽きるか。
    今の仕事も、5回の裏、1-4で3点差を追っかける展開、といったところ…。

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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