モスラ対ゴジラ 【60周年記念版】 [DVD]

監督 : 本多猪四郎 
出演 : 宝田明  星由里子 
制作 : 円谷英二 
  • 東宝
2.81
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本棚登録 : 27
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104084446

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり昭和のゴジラは伊福部昭の音楽なくしては語れないと確信した。この作品の中でゴジラが防衛隊(自衛隊)のトラップにかかって電撃ショックにのたうち回るときの音楽は、本来ならば人間側が勝っているのだから明るい音楽や勇壮な音楽になってしかるべきなのに、そうではなく、沈鬱で悲愴な音楽が流れる。この伊福部の音楽によって観客は「はたしてゴジラを倒してそれで解決になるのか」という哲学的命題を突きつけられるのである。
    ただ、今回、成虫のモスラとゴジラが戦うシーンはあまりにもアップが多くて戦闘シーンが楽しめなかった。これはいろんな制約があってのことだろうが、やっぱり残念だったなぁ。
    また、ゴジラが成虫のモスラを倒したあとの行動原理がよく分からないのも残念。東京に向かうのかなと思いきや、なんか分からない小さな島に向かうのである。もちろん、それも特撮上の理由があってのことだろうが、だったら島に向かう理由をきちんと説明してほしかった。

  • TVにて

  • ゴジラはここでも完全な悪役、それに対抗するモスラ、ニューヒロイン誕生か?(笑)

    小美人がまったく一緒にしゃべるのが双子のステレオタイプっぽくておもしろい。ふたりが歌うモスラへの歌は何語だかわからないのに、島の住民が日本語しゃべるのもなあ(笑)。

    ゴジラはまた城を壊した。名古屋城? 城壊すのが定番になっているのか。

    カラーの色合いがなんともいえず良い。ちょっと人工着色っぽいという

    モスラが羽根をばたつかせるところとかけっこうすごい。コマ撮りかな? となるとそれに絡むゴジラもそうか? 特撮の技術としてはけっこうすごいものがあり、観ながらおおー!と声を上げることしばしば。

    卵からかえったモスラの幼虫、イヤン、キモイー!

    双子のツインアタックとは。繭に絡められたゴジラは海へドボン。案外あっけない。インファント島に向け海を渡っていく二匹の幼虫、ここも波は本物の海? そこに合成したのかな。

    最後、「モスラにお礼を言わなきゃ」「我々人間がより良い社会を作っていくことが何よりのお礼だよ」みたいなやりとりがあって、ああ時代だなーと感じた。より良い社会。昭和39年か。

  •  この映画の作品世界中では、『モスラ』第一作の事件はあったことになっているのか、なかったことになっているのか気になりました。
     第一作についての言及があれば良かったのにと思いました。

       
     インファント島の描写は、第一作とは違うような。第一作ではジャングルが広がっていましたが、本作では、ごく一部に残っているだけということでした。
     インファント島への上陸時、画面左のカメの骨の首が動いているように見えました。風で揺れているのでしょうか。

       
     インファント島の住民が日本語を話すことについての突っ込みがネット上で見受けられました。
     私は、住民に飲まされた飲み物を飲んだことで言葉が分かるようになったのではないか、ホンヤクコンニャクならぬホンヤク飲料ではないかと思って見ていました。

       
     成虫モスラがゴジラの尻尾を持って引っ張り回す!
     蝶や蛾の脚は細いもんですが、モスラの脚力はすごい!ただ大きくなっただけじゃないんだ!

       
     しかしモスラの卵は成虫との比率から見て、大き過ぎないか。どうやって生んだのでしょうか。
    ……と思っていたら、ネット上で答えを書いている方がいらっしゃいました。
     卵は土の中で成長して大きくなるようです。

       
     最後、小美人は、モスラに乗ってインファント島まで帰ったのでしょうか。
     溺れなかったのでしょうか。
       http://sfkid.seesaa.net/article/414876878.html

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