プラネタリウムのふたご (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社 (2006年10月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (289ページ)

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プラネタリウムのふたご (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 星の見えない村の
    プラネタリウムで
    泣き男に拾われた
    孤児の双子が主人公。

    ひとりは泣き男をついで
    プラネタリウムで星を語りながら
    郵便配達の仕事をこなし、
    もうひとりは世界で活躍する手品師に。

    夢見がちに聞こえるかもしれないが
    デタラメばっかりの世界で、
    上手に騙されることは幸せだと思う。
    サンタさんの存在を信じるみたいに。


    最後は切ないけど、心温まる話。


    以下、お気に入りを適当に抜粋。

    p338(老女とのやりとり)
    わたしだってあんたと同じように、結局、自分にできることしかできない。立派に本心からやりとおすならば、そいつは、なんだって立派な仕事なんだよ。

    p367(タットル)
    ひょっとしたら、より多くだまされるほど、ひとってしあわせなんじゃないだろうか

    p380(手紙の解釈)
    氷山は溶けて消え失せるんじゃない。氷は『水になる』んだよ。そしてほかの場所へ流れ、かわいたなにかをしめらせる。僕が思うに、目の見えない奥さんの氷は、豊かな雨となって、北の山から村中にあたたかくふりそそいだ。変な形のぼくの氷は、手品となって、この世のあちこちへ溶けでていく。

    p420(泣き男)
    ほんものを見るってのも、むろん大切なことだよ。でも、それ以上に大切なのは、それがほんものの星かどうかより、たったいま誰かがとなりにいて、自分とおなじものを見て喜んでいると、こころから信じられること。そんな相手が、この世にいてくれるってことだよ。

  • テンペルとタットルの物語。
    不思議な人物たちばかりだった。
    嫌いじゃないけど、話が特殊で、他の人にはおすすめしないだろう感じ。

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