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- / ISBN・EAN: 4988111245892
感想・レビュー・書評
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2014年 イギリス
7話:空の霊柩車
シーズン2のラストで死んだと思われたホームズ、もちろん原作通り実は生きていた。シーズン3はホームズの生還、原作における「空き家の冒険」からのスタート。ホームズはしれっとワトソンの前に現れて元のバディに戻れると思ってるけど、ワトソンのほうは2年間悲しみ続けたのでそう簡単には許せない。無神経なホームズを何度もぶん殴っちゃう気持ちすごくよくわかる。モリーも切なかったな。彼女はホームズが生きてたことを知ってたし、死んだふりに協力したけれど、それはモリアーティから見て彼女はホームズにとって必要な人間ではないと判断されていた=ノーマークだったから。それにしても演出が変わったのか、なんかやたらと画面に文字が出たりサブリミナル的に画面の切り替わりやイメージ映像多いのがちょっと疲れた。
8話:三の兆候
ついにワトソンがメアリーと結婚することになり、ホームズはずっと浮足立っている。さらに友人代表スピーチを頼まれたホームズは、結婚式当日不器用ながらスピーチを始めるも…。
原作ではメアリーとワトソンが出会う事件になる長編「四つの署名(The Sign of the Four)」、このドラマではいつやるのかなと思っていたら、なんとホームズ復活後のこのタイミング!タイトルは毎回本家のパロディになっているけれど、今回の「The Sign of Three」は、そうきたかーというラストのオチがいい。結果、本家「四つの署名」で起こる事件は全く描かれず、登場人物としてショルトー大佐の名前が使われたのみ。
なんというか、ファンサービス感の強い回で、ワトソン大好きすぎるホームズが彼の結婚に動揺、ふだん見せないような表情がいろいろ見れてなんともチャーミング。そして結婚式当日、ホームズはスピーチも担当。そこに過去の事件の回想を交えて、なおかつ、それが伏線になって結婚式会場で企まれていた殺人を未然に防ぐことに。
9話:最後の誓い
タイトルこそ「最後の挨拶」のパロディになっているけれど、内容的には「恐喝王ミルバートン」。さまざまな著名人の弱みを握り、脅迫している新聞王のマグヌセン。女性議員スモールウッドの依頼で彼と対決することになったホームズとワトソンだが、なんと思いがけない人物がマグヌセンを殺害しようとしている現場に出くわし…。
これまでは時代の違いか、ホームズがジャンキーの設定はただのヘビースモーカー(禁煙中)にされていたと思ってたのだけど、なぜかここへきてホームズジャンキー設定。さらにある人物のまさかの過去があきらかにされて(もちろんドラマオリジナル)驚愕。『憂国のモリアーティ』というホームズパスティーシュ漫画もびっくりの展開(というかあの漫画はこのドラマも踏襲してたのだな、ミルヴァートンを撃つのは…)
余談ながら、終盤でマイクロフトとホームズが「竜退治の英雄」云々という会話をするのは、当時映画『ホビット』で竜のスマウグをベネ様が、ビルボをワトソン役のマーティン・フリーマンが演じていたからでしょうね(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジェットコースターに乗っているような映像体験、というのはこういうことだろうかと思っちゃうような。
毎シーズン、本当に上質なミステリーだ。
ラストは前回同様、視聴者を「「!?」」とさせてくれた。待ち遠しい! -
相変わらずおもしろかったです。
メアリー・・・かっこいい。
モリー・・・かっこいい。結婚すればいいのに。 -
今回はワトソンとホームズの絆ばなしが目立った気がします。2話のシャーロックはセンチメンタル気味ですよね。3話は、今までのシリーズを思い出すような出来栄えでした。でも、ホームズなのに、あの解決法しか無かったのでしょうか?
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シャーロックに未だかつてないデレ期到来
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メアリーの設定が想定外でド肝を抜かれた!
そうきたかー!!
アイリーン・アドラーみたいに美人ではないけれど、
メアリー役の女優さんも、とても感じのいい素敵な女性だと思う。
このシリーズではマイクロフトが案外いいやつで、見直した。