SHERLOCK/シャーロック シーズン3 [DVD]

監督 : スティーヴン・モファット  マーク・ゲイティス 
出演 : ベネディクト・カンバーバッチ  マーティン・フリーマン  ラース・ミケルセン  ルパート・グレイヴス 
  • KADOKAWA / 角川書店
4.24
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111245892

感想・レビュー・書評

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  • 2014年 イギリス

    7話:空の霊柩車
    シーズン2のラストで死んだと思われたホームズ、もちろん原作通り実は生きていた。シーズン3はホームズの生還、原作における「空き家の冒険」からのスタート。ホームズはしれっとワトソンの前に現れて元のバディに戻れると思ってるけど、ワトソンのほうは2年間悲しみ続けたのでそう簡単には許せない。無神経なホームズを何度もぶん殴っちゃう気持ちすごくよくわかる。モリーも切なかったな。彼女はホームズが生きてたことを知ってたし、死んだふりに協力したけれど、それはモリアーティから見て彼女はホームズにとって必要な人間ではないと判断されていた=ノーマークだったから。それにしても演出が変わったのか、なんかやたらと画面に文字が出たりサブリミナル的に画面の切り替わりやイメージ映像多いのがちょっと疲れた。


    8話:三の兆候
    ついにワトソンがメアリーと結婚することになり、ホームズはずっと浮足立っている。さらに友人代表スピーチを頼まれたホームズは、結婚式当日不器用ながらスピーチを始めるも…。

    原作ではメアリーとワトソンが出会う事件になる長編「四つの署名(The Sign of the Four)」、このドラマではいつやるのかなと思っていたら、なんとホームズ復活後のこのタイミング!タイトルは毎回本家のパロディになっているけれど、今回の「The Sign of Three」は、そうきたかーというラストのオチがいい。結果、本家「四つの署名」で起こる事件は全く描かれず、登場人物としてショルトー大佐の名前が使われたのみ。

    なんというか、ファンサービス感の強い回で、ワトソン大好きすぎるホームズが彼の結婚に動揺、ふだん見せないような表情がいろいろ見れてなんともチャーミング。そして結婚式当日、ホームズはスピーチも担当。そこに過去の事件の回想を交えて、なおかつ、それが伏線になって結婚式会場で企まれていた殺人を未然に防ぐことに。


    9話:最後の誓い
    タイトルこそ「最後の挨拶」のパロディになっているけれど、内容的には「恐喝王ミルバートン」。さまざまな著名人の弱みを握り、脅迫している新聞王のマグヌセン。女性議員スモールウッドの依頼で彼と対決することになったホームズとワトソンだが、なんと思いがけない人物がマグヌセンを殺害しようとしている現場に出くわし…。

    これまでは時代の違いか、ホームズがジャンキーの設定はただのヘビースモーカー(禁煙中)にされていたと思ってたのだけど、なぜかここへきてホームズジャンキー設定。さらにある人物のまさかの過去があきらかにされて(もちろんドラマオリジナル)驚愕。『憂国のモリアーティ』というホームズパスティーシュ漫画もびっくりの展開(というかあの漫画はこのドラマも踏襲してたのだな、ミルヴァートンを撃つのは…)

    余談ながら、終盤でマイクロフトとホームズが「竜退治の英雄」云々という会話をするのは、当時映画『ホビット』で竜のスマウグをベネ様が、ビルボをワトソン役のマーティン・フリーマンが演じていたからでしょうね(笑)

  • ジェットコースターに乗っているような映像体験、というのはこういうことだろうかと思っちゃうような。
    毎シーズン、本当に上質なミステリーだ。

    ラストは前回同様、視聴者を「「!?」」とさせてくれた。待ち遠しい!

  • 相変わらずおもしろかったです。
    メアリー・・・かっこいい。
    モリー・・・かっこいい。結婚すればいいのに。

  • ・空の霊柩車…スタイリッシュなカメラワークがこのシリーズのポイントの一つだと思うんだけど、この回に至ってはちょっとやりすぎなんじゃないか…と。若干見辛かった。内容はというと、大空白時代を終えての久しぶりの再会。で、キレるワトソンと、どうにか許してもらおうとするシャーロック(笑)クールな振りして慌てているようなシャーロックが可愛かった。あとはちょっとしか見られなかったけれどモラン大佐の登場回。

    ・三の兆候…これはもう英文タイトルで原作題と比較するのが楽しい作品だよね。こういうところ訳しちゃうとちょっと野暮な感じになっちゃうのが残念。ワトソンの結婚式にそわそわしちゃうシャーロックの話。ついでに言うと殺人もなし(正確には未遂のみ)。シャーロックのスピーチ~推理のシーンは、感動と笑いと格好良さにときめくので忙しかった。にしてもメアリーは本当良く出来た女な…。ラストの賑やかで明るい場所から一人遠ざかるシャーロックってのがまた対比として切なくも良かった。

    ・最後の誓い…誓いが守られる瞬間。ミルヴァートン、とても嫌な奴で、そして何よりも恐ろしかった。俳優さんの演技が凄かったんだな、これは。1話2話と異常な勘の鋭さを見せたメアリーにはやっぱり秘密が。あとは驚くべき点として、シャーロックが利用するためとはいえ、まさかの女性とのお付き合いを。彼女もまた良い女だったな。言ってた通り友達にはなれただろうに。さて、シャーロックが死地に向かい、これにてシリーズもラストかと思いきや、亡命時間はたったの4分で終了。私も会いたかったよ、ジム!シーズン4が今からとっても楽しみ。

  • 今回はワトソンとホームズの絆ばなしが目立った気がします。2話のシャーロックはセンチメンタル気味ですよね。3話は、今までのシリーズを思い出すような出来栄えでした。でも、ホームズなのに、あの解決法しか無かったのでしょうか?

  • 2014年 イギリス
    ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、アンドリュー・スコット

    超ベストセラーアーサー・コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズが原作。

    シーズン2の最後にシャーロックが病院の屋上から飛び降り、死にました。
    さてどう説明するのか。
    なんと死は偽装でモリアーティの一味を壊滅するために世界中を飛び回っていたのだと。
    マジか。
    そして、シーズン3ではワトソンさんと結婚したメアリーがなんと諜報員てか殺し屋だったって。
    でもワトソンさんのことは本当に好きで過去を忘れたいって。
    んんん、どこまで本当?

    そして最後にはモリアーティが電波ジャックして登場。

    やはり、シャーロックの天敵はモリアーティ以外ありえないってことですね。
    故に東欧に危険な潜入捜査に行かされるはずだったシャーロックが4分で連れ戻される羽目となりました。

    全般的に話が飛躍しすぎてついていけない部分が多かった、、、けど、なぜか面白い(笑

  • 結婚式のスピーチに涙腺をやられ、その後の来賓を困惑させつつ謎解きと進行を平行していくシャーロックにやっぱなー!と頭を抱え、最後の2人の為のワルツにまた涙腺をやられるという…。スピーチは特に初めて歩いた赤子のような感慨が…。情緒面での成長が翻すと弱点にもなってしまうのがE3でしたが、そこが悪と引かれる一線でもあるのかなぁと。最後のシャーロックの行動はS1E1のジョンと対になってる感じもありましたね。最後の最後は劇的なお別れだっただけに正直笑ってしまって…「まだ4分だ」は本当にね!

  • シャーロックに未だかつてないデレ期到来

  • ベネディクト・カンバーバッチが「社会不適合者」のシャーロック・ホームズを演じるイギリスBBCの連続ドラマ第3弾。

    ワトソンくんは「変人フリーク」なので、やはり彼が選んだお嫁さんは只者ではなかったという点は納得しました。

    ただ、設定を原題に移しただけではなくメアリーのキャラクター自体を変えてくるとなると、ちょっとこれは「ホームズではなくても良いのでは?」と思ったりもしましたね。

    妻が夫に内緒で実は凄腕の○○で…というのは、古今東西たくさんのドラマや映画、小説に使われる王道だからね。

  • メアリーの設定が想定外でド肝を抜かれた!
    そうきたかー!!
    アイリーン・アドラーみたいに美人ではないけれど、
    メアリー役の女優さんも、とても感じのいい素敵な女性だと思う。
    このシリーズではマイクロフトが案外いいやつで、見直した。

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