聲の形(3) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想 : 13
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感想・レビュー・書評

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  • まとめ買いイッキ読み中。
    なんだかなあ。
    このままなんだかいい話的に進んで行くには、小学生時代があまりにもクズ野郎すぎたんだよなあ。
    まあいろいろ後悔も反省もしてるし、色々頑張ってはいるし、被害者側が喜んでいるくらいだから周りがどうこういうことじゃないんだけどね。
    でもまだ読んでるコッチは許せんのよ。
    何いい感じになってんのよ。
    死んで詫びろや。
    と思っちゃうわけですよ。
    さて続きはどうなる?
    まあ僕は絶対許さないですけど。

  •  あのときの自分を刺し殺したい!、というのはこの巻だったっけ?……あの表現は(絵そのものも)衝撃的だった(>_<)
     そうなんだよね、それができれば誰だって「自由」になれる……はずなんだけれど、やっぱりそうじゃないんだ(>_<)
     この「殺意」自体がそもそもの元凶で、今は自分自身に向けている歪んだ情動を、かつて他者に向けてしまったからこそ、こんな無限地獄が……(>_<)

    「犯罪者は幸せになってはいけない(のか)」という人類永遠の古典的テーマが繰り返し繰り返し問われる。
    (以下続刊)

     アニメ版では割愛されていた「映画製作」エピソードが、原作ではここらへんからだんだん重要な意味合いを持ってきたみたい( ´ ▽ ` )ノ
     すぐ札びらを見せびらかしたりするからいじめられるんだよ、永束(>_<)

    2020/01/03

  • 西宮と距離を近づけた石田は、過去に奪った可能性を取り戻すべく佐原と西宮を再会させる。石田以上に一気に西宮との距離を近づけた佐原と見てほっとしつつ、小学生のころに佐原が不登校になってから石田がしてしまった過ちを告げ、複雑な心境を持ちながらも現在の西宮が笑っているのであれば、と堪える佐原。もしも他の同級生とも西宮がうまくやれるのであれば・・・そう思う石田の前に現れたのは同じく西宮いじめに参加していた植野。しかし植野は石田の想いもむなしく、過去と同じように西宮を見下した接し方しかせず、後悔の念を強める。そんな石田を見た植野は、石田にも強くあたってしまう。

    佐原はずっと西宮のことを見ていたから、だからこそ西宮とは近づくことができたけど、植野は西宮越しに石田を見ていたから(好きだったから)、西宮を見ている石田のことも嫌だし、当然西宮のことも嫌だった…多分植野は西宮に障害があろうとなかろうと西宮のことを拒絶したんだろうなぁと。そういう意味では障害の有無によらない平等な「嫌い」だったのかもしれない。

著者プロフィール

岐阜県生まれ。2008年、『聲の形』で、週刊少年マガジン新人漫画賞に入選。2009年『マルドゥック・スクランブル』(沖方丁/原作・『別冊少年マガジン』連載)でデビュー。『聲の形(全7巻)』は入選作をリメイクした形で2013年から『週刊少年マガジン』に連載され、大ヒット。『このマンガがすごい!2015』(宝島社)のオトコ編で1位に選ばれ、2016年には劇場版アニメに。2014年、大垣市文化連盟賞(生活文化部門)受賞。2015年、 手塚治虫文化賞新生賞受賞。第12回 大垣市民大賞受賞。現在、『不滅のあなたへ』を『週刊少年マガジン』に連載中。

「2019年 『小説 聲の形 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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