アンチェルの蝶 (光文社文庫) [Kindle]

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  • 飲んだくれで掛麻雀に興じ暴力を振るう父親をもった主人公の藤太。同じく掛麻雀仲間の父親をもった明雄といづみ。親友だった彼らは中学卒業から25年間、互いに連絡を取っていなかったのに、ある日、藤太のもとに明雄が現れて「いづみの子を預かってくれ」という。背景が徐々に明らかになるが、全編の雰囲気がとにかく暗い。全てが25年前の出来事に起因している。繋がりを知りたくて読む手を止められず、まんまと一気読みさせられてしまった。

  • 続きが気になりスラスラと読める。
    つまらなくはないけど、気持ちの良い話ではない。

  • 酷い親の元で育った子供たちの話。TVドラマ向け。少々話を作りすぎた感じ。

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著者プロフィール

遠田潤子
1966年大阪府生まれ。2009年「月桃夜」で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。16年『雪の鉄樹』が「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベスト10」第1位、2017年『オブリヴィオン』が「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」第1位、『冬雷』が第1回未来屋小説大賞を受賞。著書に『銀花の蔵』『人でなしの櫻』など。

「2022年 『イオカステの揺籃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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