幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書) [Kindle]

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  • 著者の考え方・姿勢が素晴らしく、お手本にしたい。
    ・人々のあらゆる営みは幸せにつながるべきだと思います。
    ・会話の中で、ネガティブな表現なんて、一つも要らないんです。
    ・家族も同僚も学生も、仕事で知り合う方も、全員信頼していて包み隠すものは一つもない。みんな、広い意味での家族。

    以下、参考になったポイント。
    ・幸せはHappinessではなく、Well-Being

    ・幸せの4つの因子
    ①やってみよう(ワクワクする)
    ②ありがとう(感謝)
    ③何とかなる(楽観性)
    ④あなたらしく(他者と比べず、自分の好きな領域で頂点に立つ)

    ・友達の数より多様性が大事
     弱いつながりでもいいので、多様な人と繋がること

    ・地位財の幸せは長続きしない、非地位財は長続きする
    「地位財」他人と競争して勝ち取る肩書・お金・モノなど
    「非地位財」心をベースとする健康・夢や目標・楽観的な性格など

    ・俯瞰的な広い視野を持つ
     悩みに意識が集中し、視野が狭い人は不幸せ

  • 幸せについて、新しい考え方が生まれた。

  • 中年になったためか、幸福に対する考え方に納得することが多かった。規模の大小はさておき、行動することの大切さを再認識した

  • 自分の持っている「幸福感」を整理する、幸福/不幸の定義について、学術的なデータをもとに解説。
    脳・ロボット学者が「幸福」を解き明かす。
    幸せの4つの要素、やってみよう因子、ありがとう因子、何とかなる因子、あなたらしく因子。

  • 幸せの研究を宗教ではなく学問としてとらえるという姿勢はすばらしいが・・・
    日本でインターネットを使って たかだか1500人のアンケート結果をもとにして分析した幸せを全ての人にあてはまると考えるのは無理があるのでは?被験者のバイアスについての考察が欲しかった。日本のインターネットアンケートで答えられるような集団(私もあてはまる)では、幸せ因子はそれなりに当てはまる。
    ・やってみよう因子(自己実現と成長)
    ・ありがとう因子(つながりと感謝)
    ・なんとかなる因子(前向きと楽観)
    ・あなたらしく因子(独立とマイペース)
    私の場合、2番目以外は点数高いので かなり幸せ?

  • 脳科学・ロボットの専門家である著者が、幸せのメカニズムについて考察した本。

    幸福研究の成果をもとに「幸せとは何か」「幸せになるしくみ」について解説しています。

    幸せの構造を理解することで、幸せになるためにすべきことが見えてきます。

  • p.2021/5/3

  • 主観と客観。これからは幸福時代と言い切れる著者みたいな人がいてもいいよね。

  • メルカリ購入、メルカリ売却


    DATAから総論、あくまでも学者から幸せ論であり、理論的な本であった。具体性はない。 これはこれで良し。

  • ●購読の動機
    ユーチューブで偶然に遭遇した

    「幸せのメカニズムー実践・幸福学入門」(慶應SDMの講義「システムの科学 と哲学」の一部)
    https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%89%8D%E9%87%8E%E9%9A%86%E5%8F%B8

    を少し見て関心を持ち、図書館になる本を借りた。

    ●工学系の人なので、幸福に関するあらゆる人類の知識を実際に役立てる(工学する)姿勢に強い関心を持った。

    ●見たい動画
    Well Being ~幸福の4因子~ | 前野 隆司 | TEDxShintomi
    https://www.youtube.com/watch?v=UCKRPE8CLX0
    第2章「幸せの4つの因子」とほぼ同じ内容。
    Well-being first!

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著者プロフィール

慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長、一般社団法人ウェルビーイングデザイン代表理事。1962年山口県生まれ東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、キヤノン入社。カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て2008年より現職。『幸せのメカニズム―実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『幸せな職場の経営学』(小学館)、『ウェルビーイング』(前野マドカ氏との共著・日経文庫)など書著多数。

「2023年 『実践!ウェルビーイング診断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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