四畳半神話大系 Blu-ray BOX

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監督 : 湯浅政明 
出演 : 浅沼晋太郎  坂本真綾  吉野裕行  藤原啓治  諏訪部順一 
  • 東宝 (2014年6月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104850461

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四畳半神話大系 Blu-ray BOXの感想・レビュー・書評

  • 制作年:2010年
    監 督:湯浅政明
    主 演:浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行、藤原啓治
    時 間:全11話
    音 声:日:リニアPCMステレオ




    私は冴えない大学3回生。
    バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。
    悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!
    さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

  • 小説は再読しようとは思わなかったけど、このアニメは何度も見たい。
    もう何もやっても意味ないわ気分になったときなど最終話が見たくなる。
    私も京都で大学生活してたら何か変わった?もっと人生変える素敵な出会いがあったのでは??考えても結局今の状況と大きく変わらなかったかもしれない。
    としても、何もやらんよりやった方が絶対いいのである。

  • 色数をそぎおとしたキャラ描写と写真で構成されるアニメーションが印象的。京都の少し不気味な階段風のテイストで、毎話マルチシナリオエンディングで要所要所引き継がれて行くという設定に、笑うせぇるすまんを思い出した。

  • 最初はどんな話か読めなかったのですが、後半の急展開や構図・色や演出がめ一杯凝っていました。

  • デザインセンスの塊の様な作品。描き込むのではなく風刺画のような比喩的構図でブラックをベースにライトトーンを配する事で美しいコントラストを表現している。小説の映像化なので登場人が話す言葉に文体の捻りが効いていて、私(主人公)が話すナレーションを聞いているだけでもニヤニヤしてしまう。この言葉による表現も挑戦的なものがあり、後半の何話かは、最初から最後までナレーションが途切れる事無く入っていて声優さんのプロフェッショナルな表現に圧倒される。物語は若者が抱く理想の自分と現実の不甲斐ない自分とのギャップに不満を抱きつつも新たな可能性を模索する話だが、可能性というパラレルワールドを見事に描ききっている。何と言っても結末が秀逸で閉塞からの解放が本当に素晴らしく表現されている。30歳を超えた中年世代には胸を締め付けられる様なノスタルジーに悶えることになると思うが決して不幸な感情には陥らないところがまた素晴らしい。

  • パラレルワールドものの真骨頂。
    森見登美彦さんの同名小説の映像化作品です。
    個人的には森見さんは冴えない男子大学生を書かせたら日本一だと思うのですが、この作品はまさにそんな京都の冴えない大学生である「私」が主人公(作中では「アナタ」とか「先輩」「貴君」などと呼ばれているため本名は不詳)。

    誰しも考えたことはあるであろう「あの頃はよかったなぁ・・・あの時ああしていたら今もっと良くなっていたんじゃ」を実際にやってのける作品です。
    1話で「私」は、大学生になってすぐに”バラ色のキャンパスライフ”を求めてテニスサークルに入ります(大学生あるある!笑)。
    そこで悪友「小津」と出会ってしまい、どうにも収拾がつかない事態を起こし、バラ色どころかダメな大学生活に陥り。
    時間が大学開始時に戻ってまた別のサークルに入ってそこでも小津と出会い、またしょうもない事をしでかす、というのが毎回のパターン。
    「私」が入る事になるサークルはテニスサークル、映画サークル、バードマンクラブ、サイクリング同好会、英会話サークルなどなど。
    結局のところ、どこへ入って何をしようと、自分自身が変わろうとしない限り迎える結末は皆同じ、という事を暗に示しているわけです。

    この作品のおもしろいところはまずひとつ、台詞の量が他作品のそれとは比べものにならないほど膨大なこと。
    主役を演じている浅沼晋太郎さんの滑舌よく且つ早口な演技は賞賛に値します。
    もうひとつはこの手のループものならではの演出が随所にあり、毎回同じ場面が登場するものの、セリフや演出が各回微妙に異なるため、そこが笑いを誘ってくれるところ。
    「あぁまたこれか!」と思いつつも、気づけばそれがなければ逆に気になる事態に。

    ちなみにこの作品、海外では「タタミギャラクシー」というタイトルなのだとか。
    4畳半の部屋から世界へ、宇宙へ繋がっている・・・何とも哲学的なタイトルです。

    キャラクター原案のイラストレーターである中村佑介さんの絵をアニメーションとして動かした点も評価したいです。
    シンプルな絵ではあるものの、時には実写を交え、アニメーションとしてのお約束ごとを破ってまで森見ワールドを再現しようと試みた湯浅政明監督と脚本を作り上げた劇団ヨーロッパ企画の上田誠さんもいいお仕事されています。
    また大島ミチルさんによる「私」と小津を現しているであろう自堕落なBGMや怪しげな雰囲気を醸し出すBGMの数々も森見作品との親和性バッチリです。


    監督には「ケモノヅメ」「カイバ」などの独特な演出が得意な湯浅政明さん。
    脚本は普段はドラマ・舞台の脚本を書かれている上田誠さん。
    キャラクターデザイン・総作画監督には伊東伸高さん。
    音楽には「鋼の錬金術師」などの大島ミチルさんが参加されています。
    アニメーション制作はマッドハウスが担当。
    個人的には私の好きなアニメーターである松本憲生さんによる原画の回(2話)もあったりしますのでトリッキーな作画が好きな人にもおすすめ。


    2010年作品。
    http://yojouhan.noitamina.tv/


    第一話はフジテレビオンデマンドにて視聴可能。
    http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5148/5148110001/

    この作品の作劇的な詳細については
    「WEBアニメスタイル」に特集記事もありますので、興味ある人はそちらも参照されるとよいです。
    【artwork】『四畳半神話大系』:
    http://www.style.fm/as/13_special/4jyou/4jyou_portal.shtml

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