ジャッジ! [DVD]

監督 : 永井聡 
出演 : 妻夫木聡  北川景子  リリー・フランキー  鈴木京香  豊川悦司 
  • 松竹
3.53
  • (63)
  • (134)
  • (143)
  • (31)
  • (13)
本棚登録 : 729
感想 : 158
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105068797

感想・レビュー・書評

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  • みなさま、新年あけましておめでとうございます!
    2021年も、どうぞよろしくお願いいたします^^

    さて、新年一作目。
    何を観よう。
    とっても大事な選択だ。
    ここで誤ってはいけない。
    絶対に園子温作品とか選んじゃいけない。
    映画版の「光」とか、絶対今日観ちゃいけない。
    そんなこんなでAmazonPrimeを徘徊すること15分。

    やっぱり笑って迎えたい2021年。
    このジャッジは間違ってなかった。
    (うまいこと言ったつもり)

    めっちゃ笑いました!
    ほんとに、この作品を選んだ自分に拍手を送りたいくらい。

    忖度びんびんの映画審査会に出席することになったポンコツ広告代理店の社員、おおた(妻夫木聡)。
    そんなおおたが、クビをかけて拙い英語とまっすぐな人間性でもって忖度と戦うお話。

    妻夫木くんの、不器用でばかでまっすぐな青年役、だいすき。
    北川景子のギャンブル好きな設定がすごく活かされてるし、
    ちょい役の新井さんと加瀬亮も最高すぎるし、
    サカナクションの主題歌が映えすぎ、エモい!!!

    2020年はライブも行けなかったり何かといろんなことが制限されて悶々とした日々もありましたが、
    おかげでたくさんの映画や本を享受し、ここで感想を共有し合い、感性が刺激された日々を送ることができました。
    いつもレビューを読んで下さるみなさんのおかげです。

    2020年、大変お世話になりました!
    引き続き2021年も、どうかnaonaonao16gのレビューをよろしくお願いします。
    みなさんのレビューも楽しみにしております。

    2021年、みなさんにとって、素敵な一年となりますように…

    • mei2catさん
      いつも素敵なレビューありがとうございます。
      私も観てみよう!
      今年も宜しくお願い致します
      いつも素敵なレビューありがとうございます。
      私も観てみよう!
      今年も宜しくお願い致します
      2021/01/05
    • naonaonao16gさん
      mei2catさん

      こんばんは^^
      コメントありがとうございます!嬉しいです(∩´∀`)∩

      とても面白かったです!もし観る機会...
      mei2catさん

      こんばんは^^
      コメントありがとうございます!嬉しいです(∩´∀`)∩

      とても面白かったです!もし観る機会がございましたら、是非感想教えてくださいね^^
      こちらこそ、今年もよろしくお願いします!
      2021/01/07
  • 豊川悦司酷ぇ。
    でも、こんな上層部デジャヴ。
    日本の社会得てしてこんなもんだよな。

    無茶と書いてチャンスと読め!
    こういう言葉を本気で至言と捉えて教訓にしちゃうような意識高い系取締役が蔓延る世の中。
    そして、そんな意識高い系は自分の身に備わっていないのが常。
    順位なんて作るもので受け入れるもんじゃない。とか真に受けそうだな。

    出来レース的なところも体験してきたばかりの俺にはなんとも…ニャーニャー!

    ツンデレ北川景子いいなー。
    策士すぎる。

    意識低いというか無意識系の俺としては『人はみんな嘘つきでみんな正直よ。だけど、人助けになる嘘の何がいけないの。』が好きだ。

    when I spin this pen,I have something to say.
    よし、ペン回し練習しなきゃ!

  • 見るつもりがなかったのに、テレビでやっているのを最初は作業しながら「ながら見」していたのですが、だんだん引きこまれて最終的にはテレビの前でしかと集中して見ていました。

    映画の国際大会に審査員として参加しなくてはならなくなったCMを愛する青年のお話です。

    妻夫木くんのこの、かっこ良すぎない、誠実そうなダメ人間っぽい感じ、すごいな。唯一無二だ。のび太くんだ。笑
    ダメ社長のトヨエツを初め、外国人の役者の人たちもすごい良いキャラでした。あるべくして計算されている感じ。とても良かったです。

    裏取引はびこる審査会に「本当にいいものを良いと言おう、良心に従って行動しよう。なぜなら、あなたたちは一流なのだから」という簡単かつ実に、実に難しい提言をする主人公。「正しいと判っているけれどできないこと」は世の中にたくさんあります。それを行動で、言葉で変えていく。CMだけの話ではなくて、見ている人の普段の生活の中になにか栄養や種を植えるような素晴らしいラストでした。

    ニャンニャンな映画です。

  • 飛行機の中で爆笑。

  • 誰が見ても面白い

  • えーと、北川景子はやっぱり可愛い。 それが結論かな。 さえない広告マンの妻夫木聡の成長物語もなかなか見せてくれました。

  • 数日、バッドエンディングのものにしか出会えず苦しんでいたところ友人が勧めてくれたので視聴。
    コメディは良い。気軽だし簡単に楽しめるし難しく考える必要がない。


    今作は、妻夫木聡主演、北川景子助演の、コメディ映画。広告代理店に勤める太田喜一郎はいつもダメ出しばかりされていた。一方先輩から「優秀な方な太田」と呼ばれる太田ひかりは仕事そっちのけで競馬に夢中になっているギャンブラーだ。
    太田はその朴訥さから大滝にいいように騙され、身代わりに世界最大の広告審査会に出るよう要求されてしまう。
    それにあたって協力を求めたのは、あっちにはカジノがあるよと誘われた奥さん役のひかりと、もう一人、会社の暗いオフィスに押し込まれている窓際社員の鏡さんという謎の人物だった。
    そこで秘儀、ペン回しと、カマキリを習得した太田だったが、社内では「プレッシャーで頭おかしくなったのかしら」と噂される始末だった。
    脳天気な喜一郎は気にも留めず、「世界でおいしく食べれる英語」(うろ覚え)で審査会を観光のように楽しみにして、飛行機に搭乗する。
    喜一郎は無事、成り済ましをこなし、自社のCMを入賞させることができるのか。
    そんなあらすじ。

    大事なことを大事なことのように見せかけなければならない広告業界。誰かの目を留められなければ意味がないから、どんなに滑稽で、どんなに中身がなくたって、どんなに馬鹿らしくても人に認められ権威ある「花丸」さえもらえればそのCMは素晴らしいことにできる。
    審査会の不正の応酬はまるでそれを体現するかのようだった。大事なのは虚実でもインパクト、つかみこそが全て。
    喜一郎が挨拶のとき「アイム ノット オオタキ アイム オターク!」とばっとTシャツを見せつけたときはさすがに歓声が上がったのはくだらなすぎて笑えた。
    コメディ映画として全体的にくだらないおかげてとても気軽に楽しめる。鏡から教示された秘儀、カマキリは無類の強さを誇るし、ペン回しは効果抜群だ。

    喜一郎は確実に落選するちくわのCMを入賞させるために大滝の身代わりになるのだが、空港でお爺さんが唐突に倒れ「つまらなすぎて死ぬかと思った」と迫真の演技をして添乗員が「大丈夫です!CMがつまらなすぎただけです!」と力強く答えるのも馬鹿らしくて安心する。
    冒頭でまるで週刊誌に激写されるようなシャッター音が響いていたのは、実は喜一郎も協力されるはめになった不正のためのウィンクなのだが。すげえうるせえ。すげえ、うるせえ。意味深な始まりだったので何かと思えばばっちり決めてくるウィンクだったのだ。何かと思ったよ。

    喜一郎がその場で適当に埋め合わせて作ったきつねうどんのCM「コンコンコンコン、コシコシコシコシぃ~♪」は耳に残りやすいので特に注意が必要である。あのメロディなんなんだよ。喜一郎の説明を素直に受け入れてくれる審査員たち、みんなでニャーニャー(とても美味しいという意味)と言っているところはただ単にかわいいから許されよう。

    喜一郎が広告業界を目指すきっかけになった靴のCMを制作したジャックの言葉はまるで暗躍し工作を重ねる審査員たちの様子を冷静に表していた。
    「広告祭では順位なんて作るもので、受け入れるものじゃない」
    それに喜一郎は素朴に答えるのだった。
    「僕には理解できない」

    グランプリという名の腹芸大会は紆余曲折を得て最終選考に入ると、とうとう敵方の副審査委員長であるギルに喜一郎が本物の大滝ではないことを見つかってしまう。
    HPの写真の差し替えがされていなかったのだ。
    それを自慢げに審査会で指摘するギルだったが、間一髪、それに気づいた大滝が喜一郎の懇親のカマキリポーズ写真と差し替えていたのだった。
    その時のガッテム!!!の言い方はブラボー!と称賛を浴びせたいくらい完璧な悔しがり方だった。何よりPCを閉めるタイミングが絶妙だ。最高。

    詳細は省くが、最後のひかりが可愛いので書き残しておく。
    「私とんでもない賭けにしちゃったかも?!」
    カメラ目線のひかりに、強くうなずくしかできない。まあでも君そういうの好きだし、良かったね。

    主題歌はOPにも流れるように、サカナクションの「アイデンティティ」
    アイデンティティがない 生まれない らららら
    という歌詞の通り、指しているのは喜一郎の姿かクリエイターが全て背負うべき十字架か。
    こちらも中毒性があるので是非鑑賞をお勧めする。

  • 英語、というより外国人とコミュニケーションをとるにあたっての大切なことがたくさん詰まっていた!おもしろかった!

  • リリーフランキー、めっちゃ美味しい役柄。

    けど、考え込まれたネタ映画って感じ。
    最後は何か共感できるトコもあるし、感動する。

    ピンチと書いてチャンスと読むように生きていきます。笑

  • 人はみんな嘘つきで、正直だ!
    っていう北川景子の言葉が良かった。

    良いものは良い、悪いものは悪いと。
    自分に正直にいきたい。

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