位置情報ビッグデータ (NextPublishing) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • この分野は数年で大きく変化するので、今は少し状況がことなる可能性があるが、位置情報についての現状と今後の展望について概略が書かれていた。位置情報について興味があるならおすすめの本だろう。

    <メモ>
    1章位置情報を活用したビジネス
    2章位置情報関連ビジネスの市場規模
    3章位置情報サービスの要素技術
    4章ウェアラブル化する位置情報デバイス
    5章位置情報サービスの課題
    6章位置情報サービスの将来展望

    位置情報
    =地理空間情報、位置と時刻の情報
    インターネットと現実を結びつける

    拡大する位置情報活用
    ・物流
    ・施設管理
    ・ナビゲーション
    ・情報提供サービス
    ・コミュニケーションサービス
    ・P2Pサービス
     Airbnb、Uber
    ・農業サービス
    ・公共交通サービス
    ・安心、安全サービス

    情報提供サービスの今後のトレンド
    ・ニッチ化
    ・局地化
     屋内測位、地下街や美術館
    ・リアルタイム化
     スマートフォンによる今必要な情報を提供
    ・ソーシャル化

    位置情報
    ≒個人情報
    プライバシーの観点から敬遠する人も多い。
    →位置情報提供の対価が必要であろう
    →適切な広告は対価にはならないだろう

    地図データのライセンス
    CCライセンス

    情報銀行
    情報の把握と一元管理
    プライバシーと個人の利益を尊重
    オプトインとオプトアウト

    人の流れのビックデータ
    インドアのビックデータは少ない

著者プロフィール

慶應義塾大学准教授。
1973年生まれ。1998年慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻修士課程修了。2005年同大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。宇宙開発事業団開発員,宇宙航空研究開発機構主任開発員,欧州宇宙機関研究員を経て,2009年より慶應義塾大学准教授,現在に至る。アジア工科大学訪問准教授。米国PMI PMPおよびiNTACS ISO/IEC 15504 Assessor。

「2014年 『エンジニアリングシステムズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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