タダ読み(3巻まで)( ´ ▽ ` )ノ
「わずかな勇気が本当の魔法!」
不老不死の吸血鬼・雪姫に育てられた元気いっぱいの田舎少年・近衛刀太(12)。いつか都会へ出て一旗揚げるのが夢。ところがある日、雪姫を追ってきた賞金稼ぎの攻撃で瀕死の重傷を負ってしまい、やむなく彼女の血を飲むことで刀太自身も不死の吸血鬼となる(>_<)。
身バレして村にいられなくなってしまった雪姫と二人、新東京 天之御柱市へ向って旅に出る刀太。
途中雪姫を狙ってきた不死狩りの少年(少女?)時坂九郎丸も半ば強引に仲間に引き入れる。
どう見ても現代日本の郊外が舞台なのに、軌道エレベーターがあったり魔法が出てきたり、未来なんだか過去なんだか渾然としてる無国籍ファンタジー。
主人公のキャラが底抜けに明るく、作風も基本コメディタッチ。みんなと友だちになってやるとかロードムービー型の作劇とか、いまやってる「エデンズゼロ」と色んな面でカブるとこが多いな(絵柄もそうだけど)。もちろん同じマガジン作品だから、なかば無理くりのエロショットが入るとこも共通してる(講談社の社是なんだろうか、どんなマンガにもエロ必須って?)。
明朗で前向き、アクションもバトルも山盛り。修行・友情・美少女といった定番要素もしっかり抑えていて、これぞ少年マンガって感じの快作。
——のはずなんだけど、「エデンズゼロ」同様イマイチ夢中にはなれない感じ(>_<)
なんでだろう? 結局あまりに型通りの設定・展開に終始しすぎてるからかな?(>_<)
何から何まで既製部品(武器も魔法もキャラ設定もみんなどっかで見たことあるものばかり)で組み立てられてるコモディティ化マンガっていうか?(>_<)
刀太の夢が(作中しつこくネタにもされてるけど)漠然としすぎてて、展開も行きあたりばったり。物語の大まかな道筋・最終目標が見通せないってことも要因かも?......(´ε`;)ウーン…
残り2巻どうなっていくのか。あんまり期待せずゆるゆる読んでく( ´ ▽ ` )ノ
(以下続刊)
2021/07/30
#2204