確率論的思考 金融市場のプロが教える最後に勝つための哲学 [Kindle]

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  • 日本実業出版社
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感想・レビュー・書評

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  • 確率論的思考とはそもそも造語なので明確な定義がありませんが、歴史上の事例などを用いて、確率論的思考の観点を説かれています。
    本文を引用すると『不確実性のもとでは、 多様性の確保、失敗の許容と活用、長期的視点 が不可欠となる。』です。
    これまで二元論的な思考にしか触れてこなかった人にとっては勉強になる1冊であると同時に、確率論的思考を理解するには、とても冗長的ともいえる本書を読み進めることになります。
    ハワード・マークスの「投資で一番大切な20の教え」をくどくした感じですね。
    すでにRANGEやブラックスワン回避法、反脆弱性を読んだことなるなら、あえて読む必要はないと感じます。

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著者プロフィール

金融アナリスト、コンサルタント。
株式会社ミリタス・フィナンシャル・コンサルティング代表取締役。シグマベイスキャピタル株式会社シニアフェロー、シグマインベストメントスクール学長。
1963年生まれ。1985年一橋大学経済学部卒業。日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。デリバティブの商品開発、ディーリング業務に従事。2000年よりUFJパートナーズ投信(現三菱UFJ投信)にてチーフファンドマネージャーとして債券運用、新商品開発、フロント・リスク管理、ストラクチャード・プロダクツへの投資などを担当。その後不動産ファンド運営会社社長、生命保険会社執行役員を経て2012年より現職。

「2021年 『「不確実性」超入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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