かくかくしかじか 1 (マーガレットコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 311
感想 : 14
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感想・レビュー・書評

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  • 作者の美大受験の時の話。

    どこまでが実話なのか分からないけど、すごいテンションの先生で、よくついていったなと思います…

    いつもハイテンションな東村さんの漫画ですが、各話のラストだけしんみりテンションを下げていたので、他の作品より落ち着いた印象でした。

  • ママテン読んでなぜこれを読まない、という至極まっとうなご指摘をいただいたので読みましたよ。
    確かにいい。ちょっと感傷的過ぎるきらいはあるが、それでもぐっとくる度高い。とくに最終巻の盛り上がりはかなりのもの。

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ
     自伝?

     漫画家を目指してる宮崎の片田舎のお気楽JK林明子チャンが、美大受験対策として地元の絵画教室に通うことになる。そこの名物講師・日高健三氏との愉快でしんみりした思い出話が主。

     サイバラチックなブルーピリオドって感。
    「主に泣いてます」でも絵画教室を舞台にしてたけど、作者さんにとってこの題材はよくよく大切なものなんだろうな。人間形成の基盤?

     とにかく語り口がバツグンに上手く(特に自分の下げ方・下げ加減が絶妙)、絵も見やすくて楽しく読めた( ´ ▽ ` )ノ
     基本ドタバタコメディだけど、心揺さぶるラスト(*)を予感させる伏線があからさまに張りまくられてて、いたく興味をそそられる。
    (*といっても日高健三=日岡 兼三氏は今も健在でバリバリ現役みたいだから、悲しい結末にはならないんだろうけど)
     いずれ続きも読んでみたいな( ´ ▽ ` )ノ
    2021/11/30
    #2451

  • ルールに縛られるのは嫌い。
    団体行動は苦手、おまけにナイーブ。
    そんな僕が学校にすんなり馴染み、
    学校が楽しくてしかたなかったのは、
    良い先生に恵まれたからだ。
    最初に担任してくれた先生が、
    よく気にかけ面倒を見てくれたこと。
    加えて部活の先生が良くしてくれたことが、
    僕の中の先生好きを決定的なものにした。
    学校が居心地の良い場所となった。

    東村アキコさんの自伝的漫画。
    彼女がいかにして漫画家になったのか、
    その経緯が描かれる。
    そして彼女に大きな影響を与えた
    先生の物語でもある。
    先生は学校の担任の先生でなく絵の先生。
    自宅で絵画教室を開き、
    月たった5000円で週3回、
    みっちり教えてくれるいい人だ。

    と一言では言えない。
    とにかく手厳しい。
    竹刀片手に問答無用で課題を指示する。
    女子だろうが、子どもだろうが、
    年上だろうが、お構いなし指導する。
    褒めるよりほぼ怒る。

    東村さんは住んでいたエリアは違うけど、
    同じく地方都市で高校時代まで過ごし、
    ほぼ年齢も同じ。
    同じ時代の雰囲気を味わい、
    同じ時間を生きてきた人だ。
    だからなのか共感が強い。

  • 昔自分がしたことの後悔とか、先生をがっかりさせたくなくて本当のことを言えないところとか、すごく感情移入できた。大切な人をもっと大事にしなきゃと思った。

  • ハチクロとは180度違ったリアルな美大事情が・・・

  • あの時、先生に鍛えられた事が今の仕事に生きている。
    若い頃は無理と、思ってても振り返ると
    無理じゃなかった、、って考え
    逃げる為に、忙しいふりをしていた

  • 悪くないけど読後感がよくない イタイ

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著者プロフィール

日本一筆が速い漫画家。その活躍分野は少女マンガから青年漫画まで、恋愛マンガからギャグ漫画まで多岐にわたる。

「2017年 『東村アキコ完全プロデュース 超速!! 漫画ポーズ集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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