キル・ユア・ダーリン [DVD]

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監督 : ジョン・クロキダス 
出演 : ダニエル・ラドクリフ  デイン・デハーン  マイケル・C・ホール  ベン・フォスター  ジャック・ヒューストン 
  • TCエンタテインメント (2014年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390736047

キル・ユア・ダーリン [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 50年代の米国でビート文学を生み出した詩人
    アレン・ギンズバーグの若き日の実話です。
    文学を学ぶために大学へ進学したアレンの情熱
    が愛憎を呼び、やがて悲劇へと発展していく。
    大学生活でアレンはルシアンと固い友情を育ん
    でいくが、ルシアンがゲイ元恋人を殺害してし
    まう事件が発生してしまいこれによってアレン
    はルシアンの本当の姿り知り同性愛へと発展し
    ていた彼への思いが徐々に変化していきます。
    若者の精神的な成長をとらえた青春ドラマの側
    面に加えビート文学の盟友ウィリアム・バロウ
    ズやジャック・ケルアックの出会いの逸話など
    も興味深い内容でした。 
    ダニエル・ラドクリフが恋に戸惑うゲイ役を熱
    演していました。

  • ずっと前に、映画雑誌で見たことがありました。「あのハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフが、今度はゲイ役!?しかも濃厚なキスシーンまで!」みたいな見出しで。
    その時は、「へー、あのハリーがねぇ」くらいにしか思わなかったんですが、映画をネットで探してる時に偶然見つけたので。いつか見よう、くらいにしか思ってなかったんですが、予告をYouTubeで見たら、相手役のデイン・デハーン君の美しさにやられました…。これはすぐに見るしかない……。

    ダニエル君演じるアレン・キングスバークは、実在した人物。有名な詩人家で、この人をモデルにした映画は結構ありますよね。「HOWL」とか「バロウズの妻」とか。
    それほど人を魅了する天才詩人家だった彼ですが、これはまだ彼の才能が開花する前の話。

    大学に入学した彼は、図書館で不思議な魅力をもった1人の男と出会います。それがデイン君演じるルシアン・カー。アレンはそこでルーに惹かれますが、一方ルーも、講義中に鋭い指摘を教授にしたアレンに、興味を持ちます。
    その後アレンはルーに会いに部屋に行くんですが、その時のアレンを迎えるルーがとにかくカッコいい……!!タバコを吸いながら、「やっときたな」ってニヤっと笑うんですが、もうその時から妖しげな魅力がプンプン……!ルーはアレンも、元教授でストーカーちっくな年上男も骨抜きに魅了しちゃうんですが、こりゃこんだけ魅惑的だったら、落ちちゃうよね……っていう小悪魔っぷり。

    その時交わした会話も、洗脳されててとても素敵なんだけど、実は全部ストーカー男の受け要りで、ルー自身は芸術の才能はないんだよね……。レポートだって、ストーカー男がずっと書いてた訳だし。
    ただそれ抜きにしても、ルーはアレンの知らない世界もいっぱい知っていたし(始めてバーに来たアレンが、キョロキョロ物珍しそうにしてるのを見て「アレン・イン・ワンダーランド」って小馬鹿にしたようなルーの顔がメチャメチャカッコいい。)、個性溢れる仲間達に会えたのもルーのおかげだけどね。

    ただ段々と魅惑的だったルーの仮面が剥がれていく。問題を起こして大学を転々とし、自殺未遂までしていた程、情緒不安定だったルー。母親と教授の前で、感情的に叫ぶシーンは、あれだけ余裕タップリに周りを振り回していたルーの姿はなかった。
    その後、ストーカーまがいの男(実は元恋人)を殺害し、刑務所に入れらたルーはアレンに助けを求めます。その時のアレンを見つけてホッとし、すがるような目で見つめるルーはこれまた魅惑的で、アレンもやられてしまうんですよね……。
    ただ、ルーの過去を知れば知るほど、アレンの中のルーに対する気持ちはどんどん揺れていき、遂に大学時代、ルーが友人を殺したことが書かれた記事を見つけ、アレンはある決心をします。
    それは、ルーが求める罪を無くすものではなく、ルー罪を洗いざらい書いたものを提出すること。これを見たルーは激怒して、「書き直せ!」とアレンに詰め寄るのですが、アレンはルーを刑務所に残して去っていきます。
    このときのアレンの気持ちを想像すると胸が痛いです……。かつて狂おしい程憧れ、愛した人の衝撃的な過去と偽りの姿。それが自分の才能を開花させただなんて、凄く皮肉だし、そんな彼を見捨てなければいけない辛さ。ルーだって苦労しただろうし、孤独だったんだろうけど、この時ばかりはアレンに同情します。「キル・ユア・ダーリン」。この時アレンは、憧れたルーを心の中で殺したんじゃないかなぁと思いました。


    最後はアレンに同情しまくりでしたが、やはりルーの逆らいがたい魅力がこの映画の見所だと思うし、それを見事演じきったデイン君は凄いと思います。彼は、繊細で孤独な闇を抱えた、堕ちていく役が凄く似合いますよね……。

  • 1950年代以降のビート文学やカウンタカルチャーの火付け役となっていくアレン・ギルスバーグやコロンビア大学入学以降のつながりによる青春群像劇。

    既成秩序や常識、道徳にとらわれない彼らとともに自由奔放な生活を謳歌する中で、ギンズバーグは親友カーに友情以上の感情を抱くようになっていく。
    切なく苦しい恋心を創作の力として試作に励むも、カーへの想いは日を追うごとに激しさを増していった。
    そしてある衝撃的な事件が発生し、、、。

    若者達が持っていたそれぞれの内なる苦悩。
    互いが出会うことにでその苦悩を分かち合い、それを「打破」していく道を過激なまでに真っ直ぐに、突き進んでいった。

    「何者」であることにも縛られず、そのために新しい価値観を創造していく中で、自分らしさを確立していこうと必死でもがいていた。

    「裸のままの自分」をさらけ出せるような社会であれば、もっともっと自由でありたいと願う、そんな気持ちは、幅や量は違うかもしれないが、今の時代にもどこか希望として持ち続けたいものかもしれない。


    思った以上に良くて驚いた。
    ダニエルラドクリフ、めっちゃ頑張ってたと思う。


    最後に、メモ。
    Some things, once you've loved them, become yours forever.
    And if you try to let them go... /They only circle back and return to you.
    They become part of who you are ... or they destroy you.
    何かを愛したときそれは永遠に君のものになるかもしれない
    それは突き放しても弧を描いて戻ってくる 君の元へ
    君の一部となり 君を破滅させる


    Be careful, you are not in Wonderland.
    I've heard the strange madness long growing in your soul,
    in your isolation but you fortunate in your ignorance.
    You who have suffered find where love hides,give,share,lose,
    lest we die unbloomed.
    気をつけろここは不思議の国じゃない
    君の中で狂気が芽生える音を聞いた。
    だが君は幸運だ 何も知らず 孤独でいる
    傷ついた君は隠された愛を見つけた。
    人に与え分かち合い、そして失え
    花を咲かせぬまま死なぬように



    Another lovers hits the universe.
    The circle is broken.But with death comes rebirth.
    And like all lovers and sad people, I am a poet.
    愛する者は宇宙へ旅立った。
    輪は破壊された。そして死は復活する。
    すべての愛する人と悲しむ人と同様、私は詩人である。

  • DVD

    全体的にとてもお耽美に描かれているので、最後に唐突に流れるリバティーンズは無邪気すぎて違和感があった。
    でもアレン・ギンズバーグ、インテリそうな雰囲気出してるけど、ぶっ飛んでるし、リバティーンズの曲のような空気感の中に生きていたのかもしれない。

    ドラッグでハイになって、狭いアパートで共同生活。そして来たる別れの時…。あ、リバティーンズだ!!

    Don't look back into the sunの歌詞は、二人の関係性をよく表しているような気がする。
    http://youtu.be/I4LjfJHRRfY

    何にせよ、デインデハーン最高。
    気づいたらDVDポチってた。

  •  文学革命を起こそうとする大学生たちの実話に基づくおはなし。とてもホモセクシャル。
     話はなんてことないんだけど、とにかくデハーンの美しさを堪能しまくるための映画……とか言ったら怒られるかな。
     これ買いたいわ……やばいわ……
     あっもちろんラドクリフ君とか他のキャストもよかったんですが!

  • かわいくて美しくて脆い人たち。
    女の子なんかじゃ勃たないのに、そのシーンを好きな男の子に見られているというだけでイってしまうある種の純情。
    怪物みたいなあの子に振り回され、愛されたくて必死になって嫌われる。誰もあの子を救えない。自分は勝手にあの子に救われ続けている。

    みんながみんな自分のことばかりを考えているから一方通行で交わらない。その若々しさが苦くて好きだ。

  • なんとなく観た映画だったが、デインの美しさに圧倒された。これなら普通の男もおちるな、と思うほどの小悪魔な感じ。全体的に哀愁感漂う映画のトーン。

  • マイケル・C・ホールが強烈。卓越した彼の演技に引き込まれて、話の筋以上に同情してしまった気がする。あと、ジャック・ケルアックがやたら格好良かった。

  • 詩人アレン・キンズバーグの大学時代の話。
    アレンは大学で出会った悪友たちと共にこれまでの詩の伝統を破壊し、あらたな旋律を作り出そうと奮闘する。終らない戦争、精神を病んだ母親と、その母親と父親との不和など、アレンを取り巻く環境は閉塞感に満ちているが、友情と裏切り、愛と背徳を目の当たりにし、苦しんだ末、彼は独自の詩の道を切り開いていく。
    当時のアメリカの詩壇のことも、詩のこともよく分からないが、この作品自体は一人の男の青春と挫折、目覚めと悟りの人生が描かれた映画なので、誰がみても楽しめると思う。あと、作中に登場した詩人や詩に関しては調べてみたいと思えた。

  • セックスのシーンすごかった。ふつうの映画でカメラこんなに引いてるの初めてみた…。子役の人はみんな一回セックス挟む

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