鑑定士と顔のない依頼人 [Blu-ray]

監督 : ジュゼッペ・トルナトーレ 
出演 : ジェフリー・ラッシュ  ジム・スタージェス  シルヴィア・ホークス  ドナルド・サザーランド  ジェフリー・ラッシュ  ジム・スタージェス  シルヴィア・ホークス  ドナルド・サザーランド 
  • Happinet(SB)(D)
3.77
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  • (1)
本棚登録 : 168
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953061088

感想・レビュー・書評

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  • アガサ・クリスティの「終わりなき夜に生まれつく」を思い出した。小さな違和感が確かにあるのだけど、求めているハッピーエンドのために無視してしまう視聴者の心にえぐりこんでくるラスト。おじいちゃんの潔癖症が治り、愛を知ったのだけが救いかな。

  • ☆レンタル
    何も考えずに観ていたから、まさかの展開に驚いた。
    謎が散りばめられていて、そしてなんの解答もしてくれない。
    私には難しいすぎた…

  • ジェフリー・ラッシュ一人で映画が成り立ってる。
    自分のような素人目にも『演技がすごい!』とわかる数少ない俳優さんだと思う。

    ラストについては否の意見も多く、それによって評価が低くなるように思う。
    一回目は正直え?これで終わり?って思ったけど
    2回目見てみると
    I'm waiting for someone.
    というセリフで終わるというのはそれでひとつきれいな終わりかなと思った。

    全体をきっちり締めているのはモリコーネの音楽ゆえにだと思う。

  • すごい鑑識眼を持っていて、女性の肖像画を密かに収集しているヴァージル。若い女性から、自宅の美術品を売りたいので査定して欲しいと依頼がくる。なかなか顔を見せない広場恐怖症のクレア。彼女の姿を見て、恋に落ちていくヴァージル。会う毎にますますおぼれていき、クレアとの生活のため、現役を退く決意をした彼が最後にみたものは?って感じ。途中で展開が分かってくるのですが、なぜ、こんな結末なのか?他のレビューでも邦題の訳し方が良くなかったな。内容とずれてる感じ。それにしても、なんでこんな仕打ちを?激しい恋の見返り?なんなの~と思うけど長さを感じなかった。良かった。

  • まさかこんなオチとは…どんでん返し映画なのに残るのは喪失感。確かに今になって思えば、じいさんとあんな若い娘さんがカップルになるだろうか、とか回復するの早すぎないか、とか少し気になってはいたけれど。彼にとっての唯一の相談相手や、初めての恋人、仕事の相方、更には生涯をかけて集めた絵画全てを失うなんて可哀想にも程がある。最後の歯車だらけのレストランで待ち続ける主人公が印象深い。映像がとても綺麗だった。もう一度見直して伏線を確認したいけど観る勇気が無い。

  • 面白味のある作品でした。
    主役のジェフリーラッシュ、流石です。

    名高い鑑定士が老年になって初恋を知る…その相手は顔を隠す依頼人で…やがて正体を明かしたかに見えた美しく若い依頼人は甘く切ない時間を彼に残し、共謀者の面々と共に、鑑定士が生涯かけて集収した絵画をさらい、忽然と消えてしまう…
    なんてこと、、!!
    本当になくしたものは壁一面の肖像画ではなく、重なり合わさったと信じていた二つの心、そのかたわれでしょう。

    余韻ひくラストシーン
    彼はああするしかなかったのかな…
    長年、偽物の中にある真実 を知るものとしては… 。
    彼女だけが知っている真意。
    彼は そこにかけたかったのでしょうね。
    「 信じるものは 救われる」。

    モリコーネの控えめな音楽と、美しい街並み、部屋の装飾、登場人物達の立ち振る舞いまでがヨーロッパの美意識を感じました。

    • kakerikoさん
      小枝さん

      お久しぶりです。
      コメントありがとうございます。
      大切な娘さんが体調不良とのこと、お世話はもとより親としてのご心痛お察し...
      小枝さん

      お久しぶりです。
      コメントありがとうございます。
      大切な娘さんが体調不良とのこと、お世話はもとより親としてのご心痛お察しいたします。一日も早く回復されますように。

      今作品、実は 小枝さんのレビューを拝読して観たいと手にした作品でした(*^^*)時間の関係で一度しか観られなかったのが残念でしたが、心に残る一作となったのは間違いありません。私もハッピーエンドと捉えたい気持ちが強いです。
      小枝さんの素敵なブログにて、再び味わさせていただけるのを楽しみにしております。

      お心遣いに感謝 ✿
      小枝さんも、ご家族の皆様もゆく年くる年があたたかいものになりますように。お身体御自愛ください。
      ではでは (^-^)/
      2015/12/12
    • kakerikoさん
      嵐さん

      こんばんは♪
      いえいえ、こちらはレビューアップしたばかりです。いつも気にとめてくださり本当にありがたい気持ちでいっぱいです(...
      嵐さん

      こんばんは♪
      いえいえ、こちらはレビューアップしたばかりです。いつも気にとめてくださり本当にありがたい気持ちでいっぱいです(*^^*)thanks!

      良く出来たミステリー作品でしたよね! ジェフリーラッシュは数々の作品を観ていますが、こちらはナンバーワン!になりました♪
      クイルズはご覧になられたこと、ありますか?サドニズムの語源になったマルキ・ド・サド伯爵の半生を描いた伝記物ですが、こちらも印象に残ってます (^-^)/
      2015/12/12
    • 嵐さん
      こんばんは。コメント読むのが遅くなりごめんなさい。ジェフリーラッシュの映画は映画を観始めるようになってから色々と観てみました。クイルズも観ま...
      こんばんは。コメント読むのが遅くなりごめんなさい。ジェフリーラッシュの映画は映画を観始めるようになってから色々と観てみました。クイルズも観ましたよ。大分前に観た映画ですが私は面白く観れました。♪
      2015/12/12
  • 記憶に残るどんでん返し映画。やりすぎ感はあるけど、見事にだまされました。側から見ると哀れな老人となってしまう主人公だけど、美しい記憶を持ち続けて余生を過ごせるのは幸せなことだろうな。ラストシーンのプラハのレストランに実際に行ってみたいと思いました。

    • 小枝さん
      ラストシーンでの彼の表情…

      観ている側の捉え方その相違によって、
      バッドエンドにもハッピーエンドにもなる
      心理的ギミックを
      存分...
      ラストシーンでの彼の表情…

      観ている側の捉え方その相違によって、
      バッドエンドにもハッピーエンドにもなる
      心理的ギミックを
      存分に堪能できた秀作でした。
      2015/11/07
  • 話は面白かったが、老人ホームのシーンは不要。ラストシーンが印象的だったので残念。

  • 伏線と緊張感が凄い。怖い!

  • ラストシーンは記憶に残る!!

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著者プロフィール

映画監督・脚本家。1956年、シチリア生まれ。86年、『教授と呼ばれた男』で劇場映画の監督デビュー。『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)でアカデミー賞、『明日を夢見て』(95)『海の上のピアニスト』(99)『題名のない子守唄』(2006)『鑑定士と顔のない依頼人』(2013)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞受賞。2023年1月にモリコーネとのを組んだ『モリコーネ 映画が恋した音楽家』が日本公開。

「2022年 『エンニオ・モリコーネ 映画音楽術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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