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- / ISBN・EAN: 4548967087628
感想・レビュー・書評
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ソ連に負けまいと有人でのロケット打ち上げを目論むアメリカ。前例がないだけに、人選のためのテストから訓練、そして発射へと、当時としては真面目なんだろうけど今見ると「これマジか?w」と思わせるエピソードてんこ盛りで興味深かった。
音速の壁を破ろうとするテストパイロットの飛行から始まる映画。我先に音速の世界へと飛び出しては失敗し殉職。そんな時に、初の音速飛行を達成したのがチャック・イェーガー。当然その流れで彼は宇宙飛行士になるかと思いきや、そうはならない所がこの映画に深みをあたえることに。
その飛行場に居てテスト飛行のチャンスを与えられなかったヒヨッコと呼ばれた3人のパイロットを含む、空軍・海軍から選ばれた7人が宇宙飛行士のキップを手に入れる。
その宇宙飛行士達の活躍をニュースで気にしながら、自分の飛行機乗りとしての仕事を黙々とこなすイェーガーがマジ渋い!
同じように何の命の保証もない宇宙飛行士とテストパイロット。同じ命を賭けながら片や大きくスポットライトの当たる宇宙飛行士とひっそりと更に速い戦闘機を求めテスト飛行を務めるイェーガー。ラストのイェーガーの飛行も含め、静かなる男のプライドみたいなものにグッときた。
3.7点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
当然だがサム・シェパードがかっこよい。そしてビル・コンティの音楽が良い。
だが、とにかく長い。
父はこの映画の音速の壁を破るシーンが大大大好きで、本当に小さい時から何回も何回も寝る前にみさせられた。(故に個人的思い出が強く評価しづらい) 男が憧れる男たちの映画。