火の鳥 4 [Kindle]

著者 :
  • 手塚プロダクション
3.53
  • (6)
  • (7)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 160
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (328ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヤマト編 ヤマトの国と火の国クマソをまたぐ物語。石舞台古墳と埴輪の始まりのこと。
    宇宙編 2577年のベテルギウス付近を飛ぶ宇宙船から個人用ボートで脱出した乗組員達。流れ着いたのは宇宙の果てにある流刑星。メタモルフォーゼされた宇宙人たちが嵐の中で永遠に生きる星だった。

  • ヤマト編。
    黎明編の続きの時代の話となっている。石舞台古墳に着想を得た話。
    火の鳥に音楽を聞かせる、埋められた人々が歌を歌い続けるなど、音楽で平和を訴える人々の姿が切ない。
    死ぬ間際の王の独白のページはなんだか怖い。手塚治虫らしいギャグで時代に合わないことをめちゃくちゃ言ってるのだが、何を思ってももう何もすることが出来ず、死ぬしかないという状況が何だか生々しくて恐ろしい。
    ヤマトタケルが愛を告げ、満たされてこの世を去るシーンが対照的。

    宇宙編。
    冒頭からコマ割りが独特で読み応えがある。漫画の表現として面白い。この話、子供の頃読んで恐ろしく、すごく印象的だったんだけど、こんなコンパクトな話だったのか。読み返して改めて感心した。宇宙編、好きだなぁ。
    登場人物がそれぞれの悲劇的な末路をたどる。宇宙ホラー的なストーリーで恐ろしい。引きで描いてるとは言え◯◯を串刺しして崖から捨てるのはエグすぎる。

  • 六巻と同感想

  • 宇宙編は小学生の頃に読んで凄く印象に残っていた。メタモルフォーゼ。

  • ヤマト編と宇宙編

  • -

  • ヤマト編 ヤマト・オグナと川上タケル,宇宙編 猿田、牧村、ナナ

  • ヤマト編は生命の粘り強さを、未来編は命の執念を教えてくれる。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手塚治虫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×