- Amazon.co.jp ・電子書籍 (174ページ)
感想・レビュー・書評
-
鳳凰編の後半。
都で名を上げ、次第に権力と金銭のために仕事をするようになる茜丸。対して我王は孤独に自分自身と向き合い、一心に怒り面の像を作り続ける。
即身仏や茜丸の最期の姿など、遺体が生々しく描かれ、「死」をまざまざと見せつけてくる描写は恐ろしい。子供の頃読んでて怖かった!
我王が見た未来の中に、現代に近い時代の、政治犯処刑の場面があったが、手塚治虫が火の鳥を描き続けていたらこの猿田が登場するストーリーもあったのだと思うと惜しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手塚が執念で描いたため、なかなか良い
-
前半の最高到達点が本巻ではないか。
茜丸と我王、善悪が移ろい変わっていく。 -
鳳凰編その2
-
-
-
鳳凰編2 茜丸と我王,映画化されたよね。
-
茜丸と我王は光と影。プロデューサーとして表向きな建前を意識する立場と、過去の苦しみを噛み締めて内の声を表現する立場。双方が交わる時、人の内面が露わになる。