火の鳥 6 [Kindle]

著者 :
  • 手塚プロダクション
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感想 : 10
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  • 鳳凰編の後半。
    都で名を上げ、次第に権力と金銭のために仕事をするようになる茜丸。対して我王は孤独に自分自身と向き合い、一心に怒り面の像を作り続ける。
    即身仏や茜丸の最期の姿など、遺体が生々しく描かれ、「死」をまざまざと見せつけてくる描写は恐ろしい。子供の頃読んでて怖かった!
    我王が見た未来の中に、現代に近い時代の、政治犯処刑の場面があったが、手塚治虫が火の鳥を描き続けていたらこの猿田が登場するストーリーもあったのだと思うと惜しい。

  • 手塚が執念で描いたため、なかなか良い

  • 前半の最高到達点が本巻ではないか。
    茜丸と我王、善悪が移ろい変わっていく。

  • 鳳凰編その2

  • -

  • 鳳凰編2 茜丸と我王,映画化されたよね。

  • 茜丸と我王は光と影。プロデューサーとして表向きな建前を意識する立場と、過去の苦しみを噛み締めて内の声を表現する立場。双方が交わる時、人の内面が露わになる。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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