火の鳥 12 [Kindle]

著者 :
  • 手塚プロダクション
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  • 乱世編の後半。
    平家の時代の終わりと、落ち延びる義経。武士たちは権力を求めて争い続け、百姓や木こりなど弱い立場の者たちは虐げられ続ける。弁太は流れで武士になってからも木こりの視点を忘れず、権力者たちに対して憤る様子がやるせない。
    清盛と義経は転生してからも争う運命にある。序盤で天狗によって語られた赤兵衛・白兵衛の話がここに来て回収される。個人同士は友情を育める関係であっても、一族を守り権力を得る・維持するために戦いは終わることがない。
    人間の生き様や業を描いていてとても悲しい終わり方。
    権力者たちは火の鳥を求め続けているけど、最後の最後にならないと結局火の鳥は登場しないんだよな。火の鳥の幻を追う権力者のために、犠牲になるのは貧しい人たち。

  • 乱世編は特に何もない

  • -

  • 乱世編完結 義経、平清盛の生まれ変わり。

  • 弁太がタイプすぎる

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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