日本発狂 [Kindle]

著者 :
  • 手塚プロダクション
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本棚登録 : 140
感想 : 12
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感想・レビュー・書評

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  • 死後の世界の秘密を知ってしまう一郎くん。
    それが神秘でも夢幻でもなんでもなく、現世と同じように戦争を繰り返し政治抗争の絶えない世界で…。
    SF風ではあるもの、亡命、移民問題の厳しさにも触れた作品。

  • 最終章がなほざり
     キャラクターの描き方は通俗なのだけど、どこかとぼけたやうな味はひがある。しかし最終章はただのパニックものに堕してしまって、説明ばかりで目立った展開もない。海外では幽霊物件が人気な国もあり、いくら日本に7000万もの幽霊がゐるからって、外国人が来なくなるなんてことはないと思ふ。

  • 手塚版「大霊界」という感じで、死後の世界はこんなところ、という妄想から展開してストーリーにしていった感じです。読むのに時間がかかり、正直面白くはなかったです笑

  • これは面白い解釈の死後の世界。

  •  幽霊たちがあの世の幽霊大戦に嫌気がさして、マリリンモンローの幽霊とベートーヴェンの幽霊を含めた7850,2300人の幽霊があの世で難民となって現世まで逃亡、日本国内幽霊だらけになって日本は発狂する。
     まとめると何言ってるのかさっぱりわからない。この奇天烈ぶりが魅力だが、手塚治虫作品だ。この漫画が『高1コース』に1974-75に連載されてたこと自体が都市伝説級。

  • 『日本発狂』。
    タイトルからどんなストーリーから全く予想できませんでした。
    幽霊とSFのお話だったとは。
    戦争や移民などをふんわりと題材。 

  • Kindle

  • 幽霊はUFOに乗ってやってくる。
    女の子がカワイイ!

  • kindle版にて。ストーリーの根幹を成す発想はおもしろいけれど、終盤は駆け足過ぎてちょっと消化不良な感じも。結局、異世界の争いがどういう結末を迎えたのかが気になるところ。発表された時代が時代だから仕方ない部分もあるだろうけれど、まぁ陳腐な印象は否めない。それから、当時は人口が増え続けている最中だったからこその発想なのかな。いまとなっては日本は人口減少が始まっているところだから、少なくともこういう物語の展開にはならなかっただろうなぁ、などと考えた。時代が時代だから仕方ないが、終わり方も陳腐かな。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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