火の鳥 16 [Kindle]

著者 :
  • 手塚プロダクション
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感想・レビュー・書評

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  • 太陽編完結。
    過去と未来が交錯していくストーリー。強い力を持つ宗教に迫害された側が自由を求めて戦い、勝利しても、その後にまた新たな宗教による支配体制が敷かれるだけ……という人間社会が描かれる。過去も未来も同じことの繰り返し。作中では1000年経っているけど何も変わっていない。宗教が悪いのではなく、人間が信仰を権力と結びつけると悲劇が起きるのだ。
    犬上とマリモ、そしてスグルとヨドミは誰からも邪魔されず自由に愛を謳歌できる世界を求め、人間の世界を捨てていく。結局、人の世には自由がないというメッセージにも感じられる。その一方で、何度も生まれ変わり愛を貫く人間の美しさも描いている。
    やっぱり太陽編好きだなぁ。
    火の鳥、未完に終わってしまったことが悔やまれる。

  • 過去に未来にと壮大な物語。
    宗教・オカルト・科学・戦争。
    人間や自然に纏わる問題を幅広く取り扱っています。
    ラストまで読みたかった。

  • すっきり終わった感はあんまりないなー。

  • 尺の都合か何かかな?

  • -

  • 太陽編完結 千年後にスグルとヨドミの再開。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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