ワン・デイ 23年のラブストーリー [DVD]

監督 : ロネ・シェルフィグ 
出演 : アン・ハサウェイ  ジム・スタージェス  パトリシア・クラークソン 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.28
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本棚登録 : 328
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126209117

感想・レビュー・書評

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  • 二人の出会いは1988年7月15日、大学の卒業式だった。真面目なエマ(アン・ハサウェイ)と自由奔放なデクスター(ジム・スタージェス)は、その日初めて言葉を交わした。
    意気投合した二人はお互い惹かれ合いながらも、そのまま恋愛に発展させることはなかった。エマは恋心を隠しつつ、デクスターとの友人関係を続けていく。1989年には、エマはロンドンで暮らし始めていた。
    1990年、デクスターはパリを謳歌していた。
    1992年、二人きりで旅行に出かけた。
    1994年、家族とのトラブルに頭を悩ましたデクスターはエマに電話をするが、その時エマは別の人と会っていた。
    1996年、久しぶりに会ったものの、思いがすれ違っていく。
    2000年、友人の結婚式で再会する二人。エマとデクスターは、すれ違いながらそれぞれの人生を歩んでいく。そして転機となる7月15日を二人は迎える――。
    作家修行しながらウェイトレスをして暮らすエマとテレビ番組の司会者として成功するデクスターの友情以上愛情未満の関係を、毎年7月15日だけを切り取って描く。両親の期待に応えられない苛立ちや親友のエマを幸せに出来る自信がないがゆえに一歩踏み込めないデクスターと恋愛に臆病なエマのじれったい関係が、丁寧に描いてあって、ロマンティックな映画でした。真面目な中にも芯の強さを感じさせるアン・ハサウェイと奔放で複雑な性格のジム・スタージェスの魅力が、全面に出ています。
    「男女の友情は、永遠の片想い」

  • 思っていたラブストーリーとは違ってた。
    もっと悲しい。
    Life is short...

  • 冒頭からの美しい画面作りに惹き込まれる。タイトルにある通り、同じ7月15日という一日を23年の時を重ねて描写していく。「恋人たちのディスタンス」や「6才のボクが大人になるまで」に似たコンセプトの作品でもあるが、もちろんR・リンクレーター監督のように実際の時間は経過しない。自ずと主人公たちの若作り&老けメイクに目がいってしまうが、丸一年の時間が飛ぶので、それを埋め合わせようとこちらも物語を追いかけることに忙しく違和感を感じる余裕もなかった。副作用として、この映画のメインテーマである切なさや寂寞感を味わう余裕もなかったのは残念。☆3.5

  • 人生って大きなメインストリートと路地があって、一本曲がる角を間違えると入り組んだところに入り込んでしまう。
    どこが自分の現在地でどこが自分の目的地でどこが目的地に続くメインストリートなのかわからないものだから、狭い路地をウロウロと迷い彷徨う。

    こちらの路地から向こうの路地に顔を出したとき、これが僕らのメインストリートであると気づき目的地に向かっていく。
    きっと、今の現在地を教えてくれる地図のような作品

  • 久しぶりに芯からやられた…観てよかった

  • 忘れてた。妊婦生活が本当に嫌すぎて、子供は世界でいちばん大切なひととの間の宝物だってことを忘れた。青春時代はそれを夢見てたくせにね。そんなことを思い出させてくれた映画。やっぱりラブストーリー鑑賞は時にいいもんだ。

  • 「23年かけて結ばれた恋人」っていうとロマンチックに思えますが、ただ互いに決め手がなくて、ずるずるいっただけじゃない? 

    意地悪な見方をするとそうなります。これが例えば「ビフォア・サンセット」の2人のように「どう見たって相性ばっちりじゃん!」って感じであれば話は別なんですけど、どうも違うというか、特にジム・スタージェスのほうが冴えないんだよなぁ(いい奴なのかダメな奴なのか、設定があいまいな気が)。

    予定調和を崩したラストが唯一の見所か。

  • 誰より自分を理解してくれて、恋をしたら真っ先に報告する。嬉しいこと、悲しいことがあれば恋人より先に話したい。失恋したら誰よりも貴方に逢いたくなる。友達なんて言葉で括れない。だけど恋人じゃない。誰より愛しく思っているのに、言葉にするのは怖い…そんな人が、誰にでもいるよね。

  • 友達以上恋人未満の二人を何十年と毎年7月15日を切り取って追いかける。
    その時々で近づいたり離れたり。
    長くさまよう二人だけど見ていてあまりイライラしない二人の月日だった。
    その二人がやっとくっついたと思ってら衝撃のラスト。
    あのシーン、ガチで衝撃でした。
    今までの緩やかな二人の年月が突然クローズされる。
    いつまでもそばにいてくれるわけじゃない、そんな当たり前のことをまざまざと見せつけられた。

    ただ、とにかく、アンハサが可愛くて可愛くて。それだけで楽しめた

  • 22歳~40歳まで18年の恋を描いた映画。
    人の心は変わらないものだなと思いました。

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