- Amazon.co.jp ・電子書籍 (352ページ)
感想・レビュー・書評
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日村は阿岐本組の代貸だ。若いもの4人の頭をしている。小さなシマを持った弱小ヤクザだ。しかし親分の組長は色々な所に人脈を持っている。またシマ内の堅気を泣かせてはならないという昔気質だ。そんな日村のもとに色々と揉め事が起こってくる。こんどは組長が病院の監事をするという。日村は常任理事に選出された。経営難の薄暗い病院をどうやって建て直すのか。また日村には頭が痛い日々が始まった。
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2014/10/16-- 再読
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2013/05/18-- 初読
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あいかわらずの読みやすさでサクッと読了。
なぜ早く読めるのか自分なりに分析したところ、同じ表現、言い回しが何度も出てくるからかなぁー。今回で言えば真吉。けど、うざいわけではない。
皆さんの薄っぺらいという感想もそこなのかと。いい意味で薄っぺらい。
学校、病院とどこか今の日本を憂いたシリーズ。次回作があるとしたら、まさかの政治家? -
シリーズ中最も感動的な内容だ。現実の世界では反社会勢力は害悪でしかないのだが、こんなやくざが味方だったらいいのになあと思うような話だった。
但し、オチはシリーズを追うごとに今一つの内容になっているように感じる。 -
任侠シリーズの三作目
出版社、学校の続く、傾いた病院を立て直すお話です!
まずはお掃除、環境作り、自分たちの居るところは自分たちで綺麗にするというのが組長の考えです!
ヤクザなのに偉いでしょ!
[任侠]シリーズでもヤクザ同士の争いは殆んどないので、安心して読めます