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- / ISBN・EAN: 4910077010641
感想・レビュー・書評
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現代の日本には受け化などと言われながら、ネオナチのような排外主義の政党が1つもない。ヨーロッパのどの国にも移民反対の排外主義を前面に出す政党はある。
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自身が保守系、右寄りであることは自他ともに認めており、安倍総理の政策は支持できるものが多い。右と左の違いに関しては、以前に読んだ「右翼と左翼(浅羽通明著)」がわかりやすかった。
ただこういう特集を読むと、一概に「保守系」と言っても決して一口に括れるような概念ではなく、「戦後レジームからの脱却」という「戦後レジーム」も、簡単に定義できるようなものでないことがよくわかる。
印象に残った部分を幾つか引用したい
・田母神俊雄
「核武装したら国家が安全でなくなるなんて意見が通るのは日本だけです。軍事力は弱いより強い方が国家は絶対安全なんです。プロレスラーに殴りかかる者がいないのと同じ。(中略)国際政治は限られた富と資源の分捕り合戦。」
・水島聡
「米中は国債の売買により、ドルと人民元を通じて運命共同体になっている。アメリカはもう日本を守る気はない。(中略)アメリカの仮想敵国は、戦前の姿に戻ろうとする日本だと思えてならない。」
・某氏(どのページか忘れた)
「ちっぽけな日本の無人島に、仮に中国海軍が攻め込んできたとして、その島を守るためにアメリカの青年が血を流すとは考えられない。」
以前から読みたかったバックナンバーであったが、集団的自衛権行使容認大賛成、靖国参拝大賛成、朝日新聞など読む気がしない等々、凝り固まっていた私の考えを優しくほぐしてくれる内容であった。
尊敬する福田恆存先生の「保守とは何か」も近いうちに読んでみたい。 -
「安倍首相の保守を問う」
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保守論客との談義。親米親中で覇権を争っているが、親日派、日本派がいないのは残念。
靖国は、この国を守った、死んで、靖国に祀られんだと思いながら死んでいった兵士に感謝の思いを持つべき。そうして祀られている人達は、A級戦犯にどういう気持ちをもっているのか。