半七捕物帳(完全版) [Kindle]

著者 :
  • WakWak推理文庫
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感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  • シリーズ全話なので、読むのにすばらしく時間がかかった。
    ミステリーとして読むとちょっと物足りないけれども、世話物というのかしら、その時代の風俗の描写がめちゃくちゃ臨場感があってよかった。江戸の終わりを、過去を懐かしみながら語るという演出が心憎い。
    文体自体が好みなので、同じ著者の別シリーズを読んでみたいところ

  • 江戸情緒が味わえる捕物帳の代表作。ただし他の小説の合間に読んでいたので通読するには結構時間がかかった。

  • 結構面白い。
    他に読むものがない時に時々読んだので,読み終わるのに1年近くかかった。

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著者プロフィール

(おかもと・きどう)1872~1939
東京生まれ。幼少時から父に漢詩を、叔父に英語を学ぶ。中学卒業後、新聞、雑誌の記者として働きながら戯曲の執筆を始め、1902年、岡鬼太郎と合作した『金鯱噂高浪(こがねのしゃちほこうわさのたかなみ)』が初の上演作品となる。1911年、二代目市川左團次のために書いた『修禅寺物語』が出世作となり、以降、『鳥辺山心中』、『番町皿屋敷』など左團次のために七十数篇の戯曲を執筆する。1917年、捕物帳の嚆矢となる「半七捕物帳」を発表、1937年まで68作を書き継ぐ人気シリーズとなる。怪談にも造詣が深く、連作集『三浦老人昔話』、『青蛙堂鬼談』などは、類型を脱した新時代の怪談として評価も高い。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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