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- / ISBN・EAN: 4988105068957
感想・レビュー・書評
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20150711
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見終わったあともずっと胸が苦しい映画
おばあちゃんが死んでから過去を振り返るから、
憶測で語るしかないし、坊ちゃんともギリギリ再会できなかったし、もどかしい
赤い瓦屋根の小さいおうちがすごく綺麗で、かわいくて
映画の中の人みんなにとっての記憶の中の特別な場所になっていて、なんだか泣きそう -
原作を読んでみたくなりました。
松さん黒木さんの演技がとてもいい! -
山田洋次監督作品。
戦時中、とある家族とそのお手伝いさん。数十年後おばあちゃんになったお手伝いさんが自叙伝を書きながら過去を回想する...。
とにかく倍賞千恵子が素敵。そして妻夫木聡はハズレがない。 -
映像の世界から先に触れてしまった作品。
きれいな奥様のときこさん。
かわいい女中のたきちゃん。
それぞれが適役でとてもよかった。
当時の言葉遣いがとても美しい。
「始まったものはいつかは終わるのよ」
ときこさんの言葉が胸に残ります。 -
150510
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☆2 水無瀬
原作より良い。小説の筋立てをシンプルにし、かつ残した部分の描写はきめ細やかにして、語り手の甥の造形にも厚みを持たせた。甥っ子の視線が優しいので、全編色合いが柔らかい。 -
山田洋次監督らしい、淡々としていて大感動までは行かないものの、なかなか心温まる作品。『Always』に通じるような古き良き日本の姿が描かれるが、時代としてはさらに古く遡り大戦前。戦後世代からはツラく苦しくなっていく世相が想像されるが、なかなか和洋折衷に華やかで、人情にも溢れている心温まる世界に描かれているのが興味深かった。『花子とアン』で、かよちゃんを演じていた黒木華主演。☆4
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原作未読。日曜洋画劇場を録画で。バージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』のような建築物としての家の話かと思ったら、小さいおうちに住む若奥様の恋物語なのであった。そこに勤めていた女中のタキが年老いてから書いた自叙伝として語られる。何と言っても松たか子の若奥様ぶりが魅力的。吉岡秀隆も昭和初期の芸術家の雰囲気がよく出ていてよかった。ラストでそういう事だったのかとしんみり。