巨大投資銀行(下) [Kindle]

  • 22人登録
  • 4.22評価
    • (3)
    • (5)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
  • 3レビュー
著者 : 黒木亮
  • サウンズグッド カンパニー (2014年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (589ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

巨大投資銀行(下)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 主人公が邦銀から外資に転職してから、50歳代半ばで邦銀再建のために邦銀の会長職に就くまでを、淡々と綴っている。背景設定は金融界で現実に起こったことそのままなので、その時代を思い起こしながら読んだ。
    主人公が何を考えその時々の仕事に取り組んだのか、それが私自身の生き方の参考になった。
    何のためにこの仕事をしているのか。ボヤボヤしていてはいけない、と奮い立った。
    上下巻合計で1200ページ程位あるだろうか、長編なので気軽には再読できないが、またいつか読んでみたいと思う。

  • バブル崩壊後の日本金融機関での元外資系金融マンの主人公桂木の奮闘劇を描いた小説。

    理不尽な日系金融機関の政治に巻き込まれながらも、大学時代の恩師の願い、日本に役立つ事をしてほしい、を実直に現実のものとする主人公の姿は気持ちの良いものである。M&Aならではのダイナミック感と、90年代のバブル崩壊後の揺れ動く経済環境激変の描写は読み応えがある。主人公の他にも魅力的な登場人物は多く、上下巻構成で中弛みをしそうな分量ではあったが、そんなこともなく読み進めた。

  • 誰もが責任を取らずに問題を先送りしようとする。そこにビジネス・チャンスが生まれ、証券会社がハイエナのように喰いつく。外資だけじゃない、日系証券や都銀系証券会社もこぞって参入してきている。p.1%

    (りずむホールディングス)国有化された銀行であり、会長といっても報酬は二千万円かそこらで、モルガン・スペンサー日本法人の副会長とは比ぶべくもない。しかし桂木は、金や自分の将来のために仕事を選ぶ人生の段階は通過したと感じていた。これからは、今までの経験を生かして何をアウトプットできるかという、いわば人生の「まとめ段階」である。社会に対して何をどれだけ還元できるかで、自分の歩んできた人生の価値が決まると思う。p.96%

    宮沢賢治『生徒諸君に寄せる』p.98%
    中村稔編「宮沢賢治詩集」より

全3件中 1 - 3件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

巨大投資銀行(下)はこんな電子書籍です

巨大投資銀行(下)の文庫

巨大投資銀行(下)の文庫

ツイートする