ケモノの城 [Kindle]

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著者 : 誉田哲也
  • 双葉社 (2014年4月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (260ページ)

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ケモノの城の感想・レビュー・書評

  • 誉田哲也の新作。
    ハードカバーと電子書籍版が同時リリースされたらしく、僕はKindle版を購入。

    取り扱い完全注意!
    これまでいくつもドラマ化・映画化されてきた誉田作品だが、この作品だけは
    NG。映像化どころか、中学生以下は読むのもヤバい。発禁食らってもおかしく
    ない内容。

    最初に読んだストロベリーナイトもかなりグロい描写があったのだが、
    こちらはそれを完全に上回る。人間倫理的に絶対に許されない種類の犯罪が
    事細かく記述されており、この種の作品に慣れている筈の僕でさえ、読中に
    吐き気がした程。

    ただ、嫌になるくらいグロいのにも関わらず、緻密に計算されたストーリーは
    いつもの通り秀逸なミステリーだからタチが悪い(^^;)。身体に突き抜ける
    不快感と闘いながらも、あっという間に読了してしまった。

    忘れていた。そもそもグロは、誉田哲也の真骨頂と言っても良い得意技。
    イヤミスを完全に超えたグロミスとでも言うべきか・・・。
    こういうのが大丈夫だという自信がある人、もちろん必読。
    そうでない人も・・・。・・・いや、無理だな、きっとこの作品に限っては。

  • ストロベリーナイトの誉田さんが「北九州連続監禁殺人事件」をもとに

    書きあげた小説ということで相当な期待がありました。




    全く裏切らない。

    途中まではただあの凄惨な事件をなぞっているだけかと思いきや

    最後に独自のレーンをぶち込んできます。

    それによって全く別のストーリーが出来上がる。




    ページをとばしたくなるような残酷な描写も連続してあり

    好き嫌いもあると思いますが

    こういう本に目をそらすべきではないと思っています。




    ラスト、自分の中にも絶対ある狂気に気づかされる。

    それを認識するだけでもこの小説の価値はある。

  • ひたすらグロいし、後味の悪い終わり方で、期待していた内容とはやや違ったかな。

    基になった事件に着想を得たオリジナルストーリーを期待していたが、もちろんそういった要素はあるものの、個人的にはそこまでのオリジナリティを感じることが出来なかった。

    例えば、そういう狂気(サイコパス?)を持った人間の本当の思考回路とか、その生い立ち等に対する作者なりの仮説が欲しかったが、そういったことはあまり多くないと感じた。後半で三郎の口から仮説が語られるものの、結局謎のままだった。

    被害者が洗脳されていく過程がもう少し丁寧に描かれて欲しかった。やや雑な気がした。特に姉とか。怒鳴りこんできた人が、口車に乗せられて酒を飲んで、そのまま関係を持つとか、あり得んのかなぁ???
    サイコパスの驚異的な才能?のようなものが示されないとどうもすっと入ってこない、、、

    後、三郎も辰吾を巻き込みたくないなら、もっとやり方あるだろと思わずにいられない、挙動不審すぎるでしょ。

    この種類の小説(実事件に着想を得た)を読んだのは、僕の中では、石田衣良さんの「うつくしい子ども」が初めてで、大体これと同じように思えてしまう。実は、真犯人は別にいる、とかね。

  • 胃が重くなるような一気に読んでしまいましたが
    もう殺人とかは読めないのかも。と思わせる作品でした。


    人って守りたいって思う気持ちを逆手に取る。
    なんだろう。
    逃げる事は出来たはずなのに。

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