- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
-
中編『無窮花』の後篇を読むために購入。ハードにそのまま展開して終わってくれた。好き嫌いはありそうだけど、面白かった! グソンたまらないな~。いいキャラだ。そして妹のスソンがかわいそうでならない。SFというよりこの一篇はやはりハードボイルド味のが濃い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『PSYCHO-PASS』のスピンオフ小説、チェ・グソンのストーリー『無窮花 ムグンファ後編』収録。
『エンタメSF・ファンタジーの構造 第6回』では、『新世界より(貴志祐介)』が細かく語られていた。(ネタバレ注意書きもあり)
『θ 11番目ホームの妖精』も読みやすかった。 -
“「推測にすぎない」
「勿論です。それにそんなことが可能だとは信じられません。でもですね、もしそんなことが可能だとした場合、戦技研とは何で、何を目論んでいて、わたしたちを何に使うつもりでいて、わたしたちはどうやって利用されることを回避すればいいわけですか」
アラクネの心配が事実だとして、それは回避しなければいけない事柄だろうか。自由意志の侵害だという気は確かにするが、資源の有効利用だという気も一方ではし、ただ視点が変わっただけのような気もする。そこに破片の羅列を見るかモザイク画を見い出すかの違いは、当の破片には無関係に思える。
「本当にそう思いますか」とアラクネ。”[P.164_エピローグ]
「エピローグ<5>」円城塔 -
サイコパス・スピンオフ小説のために購入。
感想に腐要素(チェ槙)が含まれてます!
朝鮮人民共和国で存在自体が罪だった、罪の子だったグソン。日本のシビュラ社会で存在自体が罪だった、罪の子だった槙島。共通点のある二人が、海を越えて手を組んで繰り広げるワールドワイド・ラブストーリーだった(震え声)