さよなら、アドルフ [DVD]

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監督 : ケイト・ショートランド 
出演 : サスキア・ローゼンダール  カイ・マリーナ 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2014年8月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111246288

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さよなら、アドルフ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 1945年、ナチス親衛隊の高管を父に持つ14歳
    の少女ローレ。ナチスドイツの勝利を信じてい
    た彼女はヒトラー総統が亡くなったという母の
    言葉にショックを受け混乱する。やがて両親は
    連合軍に拘束され彼女は幼い弟妹たちと取り残
    される。そこで彼らを連れて900キロも離れた
    祖母の家を目指すことにします。
    ところが敗戦を境にナチスに対する風向きは一
    変し特権階級を謳歌していたローレたちは行く
    先々で冷たい仕打ちに直面する。 
    敗戦直後のドイツを舞台に両親とともにナチス
    に忠誠を誓ってきたローレの心の葛藤と成長を
    描いたドラマです。
    観ていて心が切なくなった悲しい映画です。

  • ユダヤ人青年の描き方をもっと工夫すれば良かったかと…

  • ナチスの戦犯の子供達が必死に戦後、逃げておばあちゃんの家を目指すお話。

  •  敗戦後のドイツ。ナチスの高官だった父、そして母は連合国に出頭を命じられ14歳の少女は幼い妹弟たちと祖母のもとに向かうのだが…

     戦争に負けるということは今まで正としたことことが、全て否定され犯罪とされることでもあります。ナチスの高官の家族として、不自由ない生活を送ってきた子供たちも敗戦を機に世間の風当たりも変わります。

     そして祖母の家に向かう道中で自分の父親が何をしていたか知っていくのです。そんな彼らに優しくしてくれたのが自分が今までさげすんできたユダヤ人の青年、そして、生き抜くためには自分の手すらも汚さなければいけないことを知り、少女の価値観は揺らぎそして崩れていきます。

     祖母の家での一連の場面は少女の「知らなかったころには戻れない」という感情を様々な場面から感じさせるとても印象的なものでした。しかし、これが成長というなら、なんだかあまりにも残酷な成長だよなあ、とも思いました。戦争は当事者の辛さだけでなく、こうしたところにも波及しているのだな、と改めて考えさせられました。

  • 淡々と描かれているからこそ、逆に過酷な、悲惨な印象を受けました。ピアノの旋律が美しく、耳に残りました。現実を受け止める時間もない間に生きて行かざるを得ない子供たちがただただ悲しい作品でした。

  • 秩序の崩壊と憎しみにも近い愛
    今まで善と教えられてきたことが一夜にして逆転する恐怖、よくわかります。
    それでも人として生まれた限り、生きなければいけない。生き続けなければいけなかった。
    生に命を燃やす余り、愛のゆきどころがなくなってしまう。

  • 絶対だと信じていたことが壊れちゃうのって、しんどいよなぁ…。
    戦争はやっぱり悪い。
    そうはっきり言えるままでいたいなぁ。
    ユダヤ人に成り済ましてた青年トーマスがその後、どうなったか気になる。

  • ヒトラー亡き後のナチス幹部の子供達の話。
    当然、辛い。
    が、安易な涙は願い下げだと突き放すような作品だった。
    誰も擁護せず、淡々とカメラは回る。
    両親がいなくなり、子供だけで祖母の家を目指す道すがら、ユダヤ人の青年と知り合うのだけど、長女と彼の間に生まれるのも感傷的なロマンスではなく、薄汚れた共犯者的な感情。
    決して「いい話」にしない、というシビアな作り手の信条が感じられた。
    ラストの展開も非常に現実的で、長女の葛藤が胸に刺さった。

  • ある家族の子供たちの視点から描かれているドイツ総統の死。時代背景の説明も何もないところも、子供達の心情をリアルなものとして伝えてきた。
    後味の良い映画とは言えないけれど、考えさせられる。
    そして日本にも、たくさんいたのだろう。突然似た様な状況に突き落とされた子供達が。

  • ドイツ人の子供目線の第二次大戦。
    終戦間近、ヒトラーが死に敗戦が濃厚になり、ドイツ兵の父と母親は危機感を覚え、幼い子供たちを残し去って行く。
    主人公の『lore』二人の弟、妹とまだ赤ん坊の五人で母の指示通り遠く離れた街に住む祖母の家を目指し命がけの旅をする。
    時代背景などの説明は一切排除し、あくまで子供目線で戦争を描くことで、美化しないドイツ人のリアルな戦争観を描けていると思う。

  • ナチスの高官を父に持つ14歳のローレ。
    ナチスの勝利を信じていた彼女は、
    ヒトラーが亡くなったことにショックを受ける。
    やがて両親は拘束され
    幼い4人の弟妹たちを連れて
    遠い遠い祖母の家を目指し旅立つ。

    これまでの暮らしと真逆になる。
    行く先々で人々は彼女たちを犯罪者のように見る。
    ある時、ユダヤ人のトーマスと出逢い、
    彼は優しく彼女に触れるが、
    これまで蔑んできたユダヤ人に優しくされ、
    ローレの心と体は固まってしまう。


    加害者の子供
    被害者の子供
    子供は子供。
    違いはなんだと言うのだろうか。
    傷は同じように深いもの。

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