あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス) [Kindle]

  • 44人登録
  • 4.13評価
    • (5)
    • (7)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 山田参助
  • KADOKAWA / エンターブレイン (2014年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (187ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東村 アキコ
有効な右矢印 無効な右矢印

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 戦後のニッポン。独特の世界観と画風、そして、リアリティあるストーリーに吸い込まれました。オススメ。

  • 戦後まもなくの日本が舞台。

    上官だった川島徳太郎と、黒田門松が再会する。

    とにかくみんな人間くさい。黒田はすぐに怒る、すぐにセックスする、でも情には厚い。反対に川島はクール。ただ、芯に熱いものがあることは随所で感じさせる。居酒屋の女性、菊子は元娼婦。だまされて米兵たちに刺青を彫られた経験がある。

    戦時中の経験が色濃く人々の心理を覆っていて、誰もが完全なる幸せを感じられずにいる。戦争からなぜ自分だけが生き残ってしまったのか。川島は部下を死なせた罪を背負う。

    そして、死はすぐ隣りにある時代でもあった。人の良い親子が次の展開で惨殺される。元軍人で呑んだくれは川で自殺する。

    性もすぐ近くにある。黒田は娼婦4人と乱れて、仲良くなる。

    そういう時代だったのだ。

    誰もがもがきながら、生きている。


    【セリフ】

    酔うて狂うか、醒めて狂うか。
    どちらがシアワセでしょうな

    あんたたちはいいわ。死んだら靖国に奉られて神様だもんね。あたしら死んだって墓も建ててもらえなきゃ戒名もない。

    人間ってのはわからんな。命を取ったそばから命の種をまきたくなるのはどういうわけだ。

    自分も遠からず祖国のために死ぬでしょう。我々も死ぬために生きている。

  • 目をそむけてはいけない。

  • おう、これはいい。いいのがきた。
    戦後のドサクサを生きる男二人。それにヤクザもの、元RAAのパンパン、焼け出されの少年たち。生きてるだけで悲劇なこの世でそれでも生きて行くという悲喜劇。骨太さと感傷とがいいバランスで混じり合ってる。
    調べてみたら、作者はゲイ雑誌出身のようで。BL出身の作家さんにしろ、こういう系の作家さんはなんでか上手い人が多いよな。

全4件中 1 - 4件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)はこんな電子書籍です

あれよ星屑 1巻 (ビームコミックス)のコミック

ツイートする