Binary Star - PS Vita

  • アイディアファクトリー
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4995857093427

感想・レビュー・書評

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  • 設定やシナリオ等はシリアスなのに対し、キャラクターを始め全体がカラフルなデザインが自分には合わず。
    主人公には好感が持てました。
    共通ルートは短めで、早い段階から個別パートに入れるところは良い。

  • 絵に少し抵抗があったもののいざプレイすると違和感なく楽しめた作品。最後までプレイするとほぼ全ての伏線が回収され主人公も頑張る女の子で好感持てました。可愛い系ツンデレなレイラが好きかな。

  • 【主人公】
    幼い頃に、「ホシ」を販売する”ディーラー”をしていた、として、両親を殺害されている少女。
    両親の犯した罪滅ぼしの為、「ホシ」とそれを販売する”ディーラー”、常用する”ホシクズ”を取り締まる「天遣」になる。

    足手まとい系の主人公ではなく、自分で思考し、自分で行動する子。
    自我が強いので、「俺に従えよ!」な攻略対象とひと悶着を起こすような場面も。
    内面は非常に生真面目。
    精神を病んだ攻略対象らをカウンセリングしています。

    任務にも生真面目なら、攻略対象らにも生真面目なので、彼らと思いを交わし事情を知ると、思いっきり任務にも私情を挟むあたりが成熟しきっていない「子供」を感じる一面でしょうか。

    【攻略対象】
    ●ユン
    ⇒女の子大好きフェミニストで、主人公に対し常にセクハラ行動&発言を醸している”歩く18禁”。
    仲間らにも「変態」認定をされていて、かなり扱いは雑。
    大切な人を「Bi」のディーラーに殺されており、ディーラーを殺すことに固執している狂った一面も。

    ●レイラ
    ⇒ツンデレ属性で毒舌。高所恐怖症。
    かつて知らずのうちにディーラー組織「na」に属していたことがあり、それゆえにディーラーを殺すことを拒否している。

    ●ミクト
    ⇒可愛いものに目が無い気弱な少年だが、任務の際の切り替えは見事で理性的(…に見せている)。
    ホシクズになって消えた兄を探しており、彼に執着している。大切な人を失ったことから、執着心が非常に強い一面も。

    ●チカイ
    ⇒おかしな喋り方をするキャラながら、内面は成熟しており新人5人の中では一番大人。
    「アナリシス」という特殊なポジションながら戦闘もこなせる最強キャラ。

    ●ナナセ
    ⇒隠しキャラ。
    いい歳なのに恋愛面は中学生レベルという可愛らしいおじさんポジ。

    【システム】
    1章、2章までが共通で、3章からは個別ルート。
    その後、LOVEルートとTEAMルートに分岐。各ルートでエンディングが2種あるので、総エンディング数は4つ
    (※ただし、隠しキャラは2種のエンディングのみ)

    ストーリーが進行すると「てふったー」というTwitterのようなものが更新。
    ただし別に見なくても支障がない。私は見てない(笑)
    また、エンディングを迎えると、任意の章の好きな場面から攻略を開始できる「軌跡」が完備。エンディング回収や取りこぼしたスチル回収に大変役立ちます。本当に助かった。

    【ストーリー】
    <<主軸>>
    新米天遣5人と先輩天遣1人で発足した「アカツキの天遣」。
    主人公は仲間と一緒に「ホシ」とそれに関わる人を取り締まるべく任務に就く。
    事件を追ううちに、仲間の過去の事件が大きく絡み、主人公らはその絆を試されることになる。

    専門用語や設定がとても多く、インプットする情報がたくさんあります。
    また、それらの設定が必ずしも100%活きているか…というと、それもまた微妙なセンで、ならばもっと設定を簡易にしても良かったのでは…と思う面が多々あります。
    とくに隠しルートは新しい用語のオンパレードでした。そのルートだけで使う設定としては過多なので、もっと散りばめて欲しかったなぁ。
    プレイは公式の推奨通り、ユン⇒レイラ⇒ミクト⇒チカイ⇒ナナセ、の順がお勧め。
    ルートプレイ中に次のキャラに関する”気になる情報”を得るので、自然と↑の通り遊ぶような流れになります。

    正直ユンルートをプレイ中には「なんだこれは????」という気持ちが大半を占め、フルコンが危ぶまれる状態でしたが、
    真相解明度合いが高いチカイ・ナナセルートは比較的楽しめたかな。
    逆をいえば、フルコンプをしないと謎が解明されないまま終わるので、好きなキャラだけ遊びたい人には不向き。

    <<恋愛要素>>
    どのキャラも序盤から主人公にとても好意的です。
    かなりチヤホヤされます。
    ”恋する過程”がわからず、執着される理由もわからず、むしろコイツ本当に私が好きなのか?と思う面もある程。
    しかしながら、救いと言っていいのは、「攻略対象らは自分らに秘められた「過去の闇」を主人公に明かさない」という点。
    二人が知り合い、話し合い、主人公が彼にカウンセリングを施し、その上で彼らが抱えている闇を次第に明かしてくれる流れとなっているので、絆が芽生え、信頼が生まれたのかな…という気持ちにさせてくれます。

    恋愛イベントに関しては、「刺さる」ものが無かった。
    私はあまりヤンデレが好きではないので、変に執着されても困るし、他者を殺すことに狂った狂人に迫られても嬉しくない…。
    ”親に贈られた大事なペンダント”に誓いのキスをする行為も萌えません…。
    むしろ「何してくれんじゃ!」って思ってしまいそう。
    そういう意味では、このライターと私とでは恋愛における萌えポイントが全く被らないということなのでしょう。

    【感想】
    ボリュームの多い作品ではないのに、異常に長く感じました…。
    まず共通の1、2章が長すぎて。既読スキップも遅いので、とても骨が折れました。
    また、この作品のコメディとシリアス、恋愛要素の詰め込み方の塩梅があまり好みでないのも、長く感じた一因かもしれません。
    前半はコメディとシリアス半々で良いのだけれど、事件が本格化してからはちょっとコメディ(というか、おふざけ?)を遠慮して欲しいというか。

    恋愛要素に萌えなかったのも大きな一因だと思います。
    見せ場なんだろうなー、と思うシーンでも、彼の言葉や行為にときめくことができないので、楽しさを見いだせないというか。
    こればっかりは恋愛観の違い、感性の差なので「私には合わなかった」としか言いようがないのですが。

  • サクライ・ナチ

  • Joshinwebで購入済み。

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