- Amazon.co.jp ・電子書籍 (306ページ)
感想・レビュー・書評
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ホラー小説のオススメを聞いて紹介された1冊。
4編からなる短編。
どの話もフィクションなのか、そうではないのか最後まで分からず何ともモヤモヤとする気持ち悪さを感じる。
電子書籍ならではの仕掛けが施してあり、電子書籍の新境地を垣間見た感じがし、作者の賢さに感動。
全体的に「良くわからない」怖さがあり、読了後は何とも言えない恐怖感を味わえる。
ネットでは色々と考察している方もいるけれど、
深入りすると抜けだせなさそうなので、私はこの曖昧な怖さのままで終わり。
作者は三津田信三氏だと私は睨んでいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は総集編+書き下ろしのようです。三作はすでに読んだので、失礼ながら最後の一作のみを。ある部屋に越した20代の女性のブログ。ブログなので、思ったことをとりとめもなく思うままに書いているため雑然としている。他の三作と比べ少しパンチが効いてない。ブログの記事を読むと言う格好なのでしかたがないだろうが。記事やコメントに一部パスワードがかけられていて、全部は読めなかった。今まではそれが面白いと感じたが、この度は少々ネックだった。オカルト板の洒落怖を掻い摘んで読んでいる感じ。
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【2023年131冊目】
ラスト、「ええええ、これで終わり?!」って声出た終わり方。実際にあった体験をまとめた短編集と言ったらいいのだろうか、なんだろうか。どのお話もすっきり解決!みたいな感じではないです、まぁホラー小説ですしね。「意味がわかったら怖い話」みたいな雰囲気があります。つまりわからなければ、私のように「ええええ、これで終わり?!」ってなるわけですね。考察が捗るタイプの話だったのかもしれない。怖さ的にも★3でした。 -
各所で名前を見かけてたkindle限定のホラーノベル。ようやく読んだ。基本的によくできていてそこそこ怖いのだが、読み終わってから考察するようになってからが本番。細かな描写から実際何が起こったのかを考えるとさらに怖くなる、、、らしい。 私は正直そういうの大っ嫌いで、細かな描写を気にして読まなきゃいけないミステリとかそういうのと同じ系譜。もっと分かりやすく書いてくれればいいのに、性格悪いなと思ってしまう(そういう問題ではないのだろうけど)
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電子書籍ならではの仕掛けが面白かった。
確かに、これは電子書籍でしか出来ない。
タブレット推奨。 -
今まで読んだことがない技法がリアル感を醸し出していて怖かったです。『みさき』『光子菩薩』がお気に入りです(^_^)
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無料になってたので
原因や目的があんまり解明されてなくて読み終わってもモヤモヤしちゃう そこが魅力なのかもしれないが
ブログ形式やインタビューっぽいのとか全部読みやすくておもしろかった
御嶽の上に家建てちゃうとかあるのかな~米軍基地は建ってそうだけど -
YouTube動画と結び付いている内容は斬新だった。
実際?の写真なども章の最後などにあり、
不安を掻き立てられるような構成になっていた。
ただし、ドキュメンタリー構成が災いして、話が前後したりするので読みにくい1面も。
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の、怖い話が好きな方は気に入りそうなテイスト。