となりのトトロ [DVD]

監督 : 宮崎駿 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
4.21
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本棚登録 : 467
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241753113

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの鑑賞。
    やっぱり最高だと…。
    えっ、こんなに涙が出たっけ、と名場面に感動しきり。

    姉妹が仲良いのは素敵なんだけどメイちゃんの可愛さにメロメロ。
    このくらいの年齢ってこわいもの知らずで、見るもの全てに発見と感動の連続で、だからこそトトロともすぐ仲良くなっちゃうんだよね。

    何度観ても飽きないと思えるのは名作だからこそ。

  • 『となりのトトロ』ポスターの少女は映画に登場しない。その正体は? | ハフポスト
    https://www.huffingtonpost.jp/entry/totoro_jp_5f324320c5b6960c066bd876

    • kuma0504さん
      知らなかった。単に、制作進行の都合で書き直しが間に合わなかったんだと思っていた。確信犯的に2人を1人に統合したとは!その「拘り」恐るべし!
      知らなかった。単に、制作進行の都合で書き直しが間に合わなかったんだと思っていた。確信犯的に2人を1人に統合したとは!その「拘り」恐るべし!
      2020/08/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「となりのトトロ」ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが世界初の舞台化
      今年10月、ロンドンで開幕|日本テレビ放送網株式会社のプレスリリ...
      「となりのトトロ」ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが世界初の舞台化
      今年10月、ロンドンで開幕|日本テレビ放送網株式会社のプレスリリース
      https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000096921.html

      『となりのトトロ』を舞台化する「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」が凄すぎる - フロントロウ -海外セレブ&海外カルチャー情報を発信
      https://front-row.jp/_ct/17537315
      2022/05/06
  • 夏になると、見たくなる。(先週TVで、やってたって、ほんと?)

    • にゃんちびさん
      いいねとフォロー、ありがとうございます!
      トトロ、わかります。夏に観たくなりますよね。
      秋のラピュタもいいし、冬のナウシカも、春のもののけ姫...
      いいねとフォロー、ありがとうございます!
      トトロ、わかります。夏に観たくなりますよね。
      秋のラピュタもいいし、冬のナウシカも、春のもののけ姫も良き。いえ、どの季節でもいいんです、ジブリ。
      2021/07/01
    • りまのさん
      にゃんちびさん
      こちらこそ、フォローに答えて頂き、ありがとうございます!
      好きです。ジブリ。良いですよね♡ どうぞよろしくお願いします!
      にゃんちびさん
      こちらこそ、フォローに答えて頂き、ありがとうございます!
      好きです。ジブリ。良いですよね♡ どうぞよろしくお願いします!
      2021/07/01
  • のっばらのような柵のない庭になんともなつかしさを感じました。

  • 随所随所で泣きます。忘れちゃいけない大切なものを思い出させてくれる神作品。
    どんなにアニメやCGの技術が向上したとて最近のアニメ映画がこの作品(というか宮崎駿氏の作品)を超えることは難しいと思う。なぜなら作品に込められた魂と大切なメッセージの濃さと強さが比べ物にならないからだ。
    近年は、こういう芯のある作品を作れる人(特にアニメ映画監督)が他に殆ど居ないことが悲しいな。絵とか映像は綺麗なのに中身が薄いものばかりって感じで。
    とにかく、トトロも神!円盤も買いました。

  • 最近宮崎駿月間と称して、その映画を見る、関連書を読む、評論動画を聞く、などしている。
    映画自体の迫力や切実さや動きの面白さもあるが、実は駿はインタビューや執筆でも面白い。
    作品を味わうと同時に作家を知る味わいも深いのである。
    どこかの本で読んだこと。
    駿が知り合いの少女、というかおそらく幼女を車に乗せていた、雨が降ってきて娘が面白がっていた、そのとき乗っていた車はオープンカーだったので、屋根を開ければ雨を受けて遊べたはず、でも中が濡れて後処理が大変だと考えてしなかった、その瞬間に彼女が雨を浴びる機会を奪ったことを悔いている、と。
    なんだかアブナイ記述にも思える(思い返せばポニョ制作のときに10歳のガールフレンドのために作ったとかいう……今ならやべえ奴)が、実は私も、それを読んだ直後に似た経験をしたのだ。
    娘は4歳になったばかり。好きなのはアナ雪ごっこと動物の森とスマホ、というデジタルっ子。
    宮崎駿強化月間に、ちょうど年頃だなと気づいて誘って一緒にトトロを見た、たぶん翌週の朝。
    雨がざーざー降っている外を見て、娘が雨の音に、トトロみたいだねーと言ったのだ。
    その瞬間には動けなかったが、駿の言葉を思い出した。
    昼ご飯を食べて、傘さして散歩に行ったらトトロみたいに聞こえるんじゃない、と誘ったら、行く!! と。
    結局近くの公園で傘を捨ててびしゃびしゃになりながら水溜まり遊びをしたが、あの午後はすべて宮崎駿のおかげだ。

    親が子供に見せたい映画のトップに来るらしい。
    そういうランキングには抗したい自分でも、ディズニーや駿の重力には屈してしまう。
    というか子供と一緒に追体験してしまう。
    「不思議の国のアリス」なんかも、良識ある大人が子供に与えたい類の本らしい。
    もちろんうちの子は、おっさんからすると娘にはどうかなーと思える「ボス・ベイビー」や「おしりたんてい」も好きだから、好みは娘自身が勝手に作っていくんだろうけれど。

    ところで娘にトトロを見せるときに、きみと同じ4歳の子なんだよーと言ったメイは、だから4歳。
    サツキは当初10歳の設定だったが、あまりにもいい子でしっかりしているので12歳に引き上げられたらしい。
    (驚いたのは父タツオはなんと32歳! 二十歳で生殖か……)

    大人になって感じるのは、サツキの健気さ。というか健やかさと、秘めた辛さ。
    設定年齢はどちらにしても、メイとは大きく離れている。
    だから似た年齢の姉妹が、陽だまりの猫のごとく戯れるのとは違う、どこか疑似母と疑似娘になるはず、ましてや実の母が病気がちなら、なおさら。
    必ず後ろについてくるメイを、ちゃんとついてこられるように、見逃さないように気を付けながら、生きてきたはず。
    そんなサツキは、絵コンテに書かれているらしいが、「クセッ毛をお母さんになぜつけてもらうのが好き」。母「おいで」メイが割り込もうとするが「じゅ・ん・ば・ん!」と「断固としてしりぞける」。「相変わらずのクセッ毛ね。わたしの子供の頃とそっくり」「大きくなったらわたしの髪もお母さんのようになる?」
    という母とのやり取りを通じて、ああー女の子なんだな、と。
    そして宮崎駿インタビューにあったが、メイのようにお母さんにすぐに抱き着きにいくほどの屈託なさではない、外国のようにハグの文化もないから、母に髪を梳いてもらうのがひとつの儀式なのだ、と。
    そしてそんなサツキを、駿は書く、「陰影を内面に持っているが、でもいまは、すぐ走りたがる脚とキラキラした感受性のままに生きている」と。
    またサツキは、マックロクロスケの場面で、まるでコナンやパズーのような顔になって、うわーーーっ! と叫ぶ。
    オバケをシームレスには受け容れず、なんだか怖いから叫ぶことで対抗するが、でもオバケは好き、という。
    むしろマックロクロスケを直視できるのはメイであり、初めてトトロ(大・中・小)に出会うのはメイなのだ。
    サツキはたぶん、トトロを見ることができる/できないのキワに立っているのである。
    初めて屋敷に来た日に、インディアンのように口を鳴らす仕草とか、靴を脱ぐのも待ちきれず膝立ちで家に入るのも、まるきり野生というわけではない、文明化した、自然を離れた、良かれ悪しかれ、幼女から少女へ移行しているのだ。
    このサツキが、幼女と少女を行ったり来たりするときの、数ヶ月後には失われるかもしれない「感じ」が画面に出るたびに、30代後半男性の涙腺はじわっと刺激されてしまう。

    ところで、トトロが存在している「だけで」サツキやメイは救われている、という駿のインタビューを読んで、確かに……と。
    天才駿が、作品作りを通じて考えたことを、凡人が読んだり聞いたりする。もちろん映像を見る。
    映像の上に、今まで自分単独では考えられなかった世界観や人生観や無常観やが、かぶさって見えてくる。
    読書会には、自分ー他の読み手がいるが、たまたま宮崎駿はインタビューや記事にそこそこ意図を語るタイプの作家だ。
    だから、作家ー他の読み手ー自分、という関係を意識し整理しながら、理解を深めていきたいものだ。

    ちなみに駿いわく、サツキ「夢だけど」メイ「夢じゃなかった」と言わせるのは失敗だった、サツキが「夢だけど、夢じゃなかった」と言うのを、メイが繰り返すようにするべきだった、と。同意。
    可愛い台詞だが、現実そのもの(……認識する時点で夢想のため遊離した現実……)を表すのに、ぴったりの表現。
    実は今回トトロを見返す20年ほどの間隙に、もう何度この「夢だけど、夢じゃなかった」を思い返したことか……「トトロ」だと思い出さないままに。
    また、終盤で母が病室から外を見て、「今、そこの松の木で、サツキトメイが笑ったように見えたの」。
    ここでは、入院が延びたのは風邪に過ぎないと言っているが……。
    堀辰雄の「風立ちぬ」で、節子が遠くの影を見て「あ、あそこにお父様の顔が」……語り的にはわからない……とか。
    宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」で、カムパネルラが「あすこにおっかさんがいる」……ジョバンニには見えない……とか。
    EDロールには、お母さん、サツキ、メイが仲良くお風呂に入っている場面があるけれど、うーん何か不吉……と。
    またEDでいえば、サツキとメイの特権性が失われていく……特にサツキが、他の女の子たちと見分けがつかなくなっている、と思っていた。
    そこへ駿インタビューいわく、「お母さんの帰還に伴って、サツキは(自壊せずに)周囲の女の子たちと同じレベルに、子供っぽくなったんです。メイはお姉ちゃんの庇護下を抜けて、自分よりも幼い幼児たちを従えるようになったんです」みたいな。
    いやー駿すごいわ。サツキに劇中で緊張をもたらしておいて、EDではモブに還るほどのリラックスを返してあげる、とか。
    作家が描く対象を、ただのアイテムではなく、家族あるいは自分自身のように親身になって考えている、と。
    ナウシカはハイファンタジーとして対象化・客観化大、ラピュタは活劇に振っている、トトロを通じて、駿の「作品作りを通じて考えたこと」の凄みは増している。

    ところで岡田斗司夫のニコ生評論も面白かったので、以下箇条書き。
    ・登場する3者は異なる。
    ・ねこバス……妖怪、おばけ、ばけねこ。かごかきに化けるいたずら。
    ・ススワタリ……付喪神。
    ・トトロ族……古代神……人と戦い……里山以前の……鎮守の森……原生林……照葉樹林……もののけ姫でいうオッコトヌシ様の成れの果て。
    ・数千年前は、日本は切り離されておらず、中国ー朝鮮から連なる「半島」だった。日本海は湖だった。だからいまでいう九州や中国地方は原生林だった。が、寒冷化し、地球の海の容積は縮んで、海面は下降し半島は大陸から離れた。そこに弥生人やら鉄器やら云々。

  • 何でもお姉ちゃんの後をついてって真似する
    小っちゃい4歳のメイちゃんかわいいですね。
    12歳のお姉ちゃんサツキちゃんも
    素直で明るいいい子。

    都会から越してきて田舎で暮らす2人の
    好奇心、探求心に連れられて
    一緒にドキドキしたりワクワクします。

    新しい生活に順応しようと頑張ったり、
    病気のお母さんの心配をしたり、
    お父さんを2人で支えたり。

    トトロとの不思議で爽快な出来事

    トウモロコシをお母さんに食べさせたい
    そしてお母さんに元気になってもらいたい
    お姉ちゃんも辛そうだから自分が頑張る!
    ひたすらな、ただひたすらに健気なメイ

    母を失うかも知れない悲しみそして恐怖
    妹メイを失うかも知れない恐怖
    12歳のサツキを立て続けに襲います。
    長女だから、いつも聞き分けの良いサツキも
    辛いです。大切な家族だから。

    ファンタジックな展開ながらトトロに助けを求め
    猫バスがメイを探してくれました。
    そのまま2人はお母さんのいる病院へ向かい
    トウモロコシを届けました。

    ノスタルジックでファンタジーな作品です。
    でも人と人の優しさや親切心が描かれています。
    世の中色々な人がいて色々なことがあるけど、
    大切なのは助け合いや思いやりなんじゃないかな。
    子供の頃はみんな持っていた心が暖まる気持ち。

    泣いて過ごすも一生。
    皮肉言って過ごすも一生。

    でもやっぱり笑って過ごす一生がいい。
    いい作品でした。

  • 小学3年生のサツキと5歳になるメイは、お父さんと一緒に都会から田舎の一軒屋にと引っ越してきた。
    それは退院が近い入院中のお母さんを、空気のきれいな家で迎えるためだった。
    近くの農家の少年カンタに「オバケ屋敷!」と脅かされたが、事実、その家で最初に二人を迎えたのは、“ススワタリ”というオバケだった。
    ある日、メイは庭で2匹の不思議な生き物に出会った。
    それはトトロというオバケで、メイが後をつけると森の奥では、さらに大きなトトロが眠っていた。
    そして、メイは大喜びで、サツキとお父さんにトトロと会ったことを話して聞かせるのだった。
    一家が新しい家に馴染んだころ、サツキもトトロに遭遇した。
    雨の日の夕方、サツキが傘を持ってバス亭までお父さんを迎えに行くと、いつの間にか隣でトトロもバスを待っていた。
    しばらくするとオバケたちを乗せて飛び回る大きな猫バスがやって来て、トトロはそれに乗って去って行った。
    サツキとメイはトトロにもらったドングリの美を庭に蒔いた。その実はなかなか芽を出さなかったが、ある風の強い晩にトトロたちがやって来て一瞬のうちに大木に成長させてしまった。
    お母さんの退院が少し延びて、お父さんが仕事、サツキが学校に出かけた日、メイは淋しくなって一人で山の向こうの病院を訪ねようとするが、途中で道に迷ってしまった。
    サツキは村の人たちとメイを探すが見つからないので、お父さんに病院に行ってもらい、トトロにも助けを求めた。
    トトロはすぐに猫バスを呼び、不思議な力でたちどころにメイのいる場所へ連れていってくれた。
    そして、さらに猫バスは二人を、山の向こうの病院までひとっ飛びで運んでくれた。窓から病室をのぞくと明るく笑うお父さんとお母さんの顔があった。二人はお土産のとうもろこしを窓際に置き、一足先に家に帰るのだった。
    瑞々しい野菜や水、素朴だが優しい多摩の人たち、日常の中にあるワクワクさせるもの、なんといっても森の精トトロとサツキやメイが繰り広げる不思議な冒険(トトロとサツキやメイが力を込め植物を大きくしたり、ネコバスに乗って疾走したり)、見ると童心に帰ってワクワクさせる傑作ファンタジーアニメ映画です。

  • とても明るい姉妹だなぁって最初は思ってたけど、二人とも空元気だったのかなぁ。そうだとしたら本当にいい子たちだよね。ねこバス乗ってみたい。

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    【Eng】My Neighbor Totoro
    【監督】宮崎駿
    【脚本】宮崎駿
    【原作】宮崎駿
    【製作】原徹
    【公開】1988
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  • 夢だけど、夢じゃなかった〜!!

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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