知らないと恥をかく世界の大問題5 どうする世界のリーダー?~新たな東西冷戦~ (角川SSC新書) [Kindle]
- KADOKAWA (2014年5月9日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)
感想・レビュー・書評
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2014年
ついにクリミア併合後の世界。
この頃から不穏な空気はあったものの現在のような状況に至るとは誰も思っていなかったように思う。
中東の話が多めでした。イラン革命、イマーム、ムスリム同胞団、シリア内戦とロシアの介入、アメリカの立場。日中、日韓の関係がかなり悪くなり始めた頃と記憶している。
もう8年も前の話なのかと愕然としました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んだ瞬間は賢くなった気がするんだが、読み終わってパラパラと見返すと覚えていないことが多々あったり f(^ ^;)
とはいえ、大雑把にでも知ることができて良かった。
現代のロシアのウクライナ戦争の前のクリミア半島の進攻の話や、いかに世界中に戦争をばらまいたか。
オバマ、トランプの中東政策。エジプトなどの中東の春。
イスラム教に興味なくても、ニュースを知るのに、イランはシーアで、サウジアラビアはスンニ派ということは知っておいた方が良さそう。
現代の紛争につながる話多々あり。 -
時間があれば
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これって、どういうこと?
・・・と思っていたことをズバリ説明してくれている。ウソみたいにわかりやすい。さすがです。 -
めちゃくちゃ面白かった。 表面的なニュースしか観てないと、なぜ世界でそういった事が起こってるのか、問題の背景が分からないね。タイムリーだし、勉強になりました! このシリーズはまた絶対読みたい。
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とても理解しやすい。
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毎度毎度勉強になります。
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池上さんの世界事情解説本、シリーズ5冊目。安定感抜群。
ここ1年ぐらい世界の事情を知る努力?をしてきたので、だいぶすんなり読めるようになりましたが、中東、ロシア〜EUあたりはなかなかすんなり頭に入らないですね…地名、国名でぴんとこないからでしょうか…。
対して日中韓米露がらみは、けっこうわかるようになっている気がしてなんか嬉しかったり。
世の中の事情はとても複雑で、たった一言の発言に色んなことが含まれていたりするんですよね。この真意を見定めるのは一辺倒の情報収集だけではなくて、複数の視点から見ないと難しい。池上さんは(残念ながら)意見は言わないとけど、多角的な視点で整理してくれるのでとてもありがたい。
今回のテーマは、
・新たな東西冷戦
・大きく内向きになるアメリカ
・EU混乱の主役はロシア!?
・過酷なアラブの夏の深刻化
・小泉元首相も脱原発に
・物騒になってきた東アジア情勢
・アベノミクスはどこへ向かうのか?
このあたりです。