初音ミクはなぜ世界を変えたのか? [Kindle]

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著者 : 柴那典
  • 太田出版 (2014年4月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (168ページ)

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初音ミクはなぜ世界を変えたのか?の感想・レビュー・書評

  • ギターのインストで一曲だけ作ったことがあります。コード進行はとある曲からお借りして、そこにメロディーをつけました。

    いい曲ができたかというと、そんなことはありません。ただできただけ、完成した時、そんな思いでした。

    それからも何回か曲を作ろうと試みましたが、どれも完成に至らず仕舞いです。自分は作曲に向いてないのだろうか、と思いつつも、こんな本を読むと、もう一回トライしてみたくなります。

    いろいろ落ち着いたら、腰を据えて作曲やってみたいです。本書のようなDTMではなく、ギターインストですが。

  • 2014年4月初版
    柴那典 著
    ==

    ボーカロイド・初音ミクに代表される2007年に端を発したインターネットカルチャーの変化を、近代音楽史や、文化史との対比を織り交ぜながら綴った一冊。

    すごい、よかったのは、当時の熱の真ん中にいた多くの人たちへの充実したインタビュー。何よりその人たちの生の発言に金言が埋まっていたように思います。

    ~~
    今の教育システムは、「産業革命以降の社会」に適した人材、つまり工場での大量生産に適した人材を育てるカリキュラムが支配的になっている。そうではなく、「情報革命以降の社会」に適応した人間を増やしていくことに、社会の一つの活路がある。そこにクリエイティブの活性化が位置づけられる。


    この先、音楽の原盤で儲けることはだいぶ難しくなっていく。でもお金以外にも自分の生きがいを見つけることはできる。それだけでもやる意義があるのかなと思うんです。お金という概念がいつまでも世の中の主流であり続けるかもわからないですからね。情報革命の行き着く先は、価値のパラダイムシフトだと思ってます。

    未来というものが可視化できないと、人は未来に前向きになれないと思うんです。未来を具体的にイメージできないと、人は未来に対してポジティブになれない。かつての鉄腕アトムにあこがれて科学技術を志す人が生まれた。なので、音楽テクノロジーを通して未来をポジティブに設計していきたい。それに尽きると思います。


    クリプトンフューチャーメディア社の伊藤博之氏との対談が、決まったーって感じで、爽快でした。

    途中なかなか専門的な音楽のパートがあるので、僕はキーボ弾きなので読めましたけど、ちょっとご留意ポイントかと。

  • 初音ミク=サード・サマー・オブ・ラブという見立てを当事者インタビューや現場への参加経験から丁寧に追った本。

    初音ミクがある種の世界を変えたであろうことは理解できるんだけど、やはりボカロ文化圏自体インターネットコミュニティがベースにある以上、自ら関われる者たちだけの狭い世界で高速な新陳代謝を繰り返していくに留まるんだろうなという印象。

  • 初期の頃から初音ミクを聴き込んでいて、読んでいてなんだか感慨深いなんともいえないような感情が湧いてきました。ちょっとジーンってきた。楽しく一気に読めました。
    残念ながら自分は1990年代前半にパソコンで音楽やりたいと思いながら才能の無さを実感して遠ざかり、どちらかというとプログラミング中心に活動してきた。プログラマーって初音ミクとか世界観というかなんというか、シンクロしやすいと思う。オープンソースソフトウェアの文化とか遊び場とか、その辺の感覚が、この本で語られる初音ミクの世界と似ているんだと思った。
    「楽しそうだからやってみようぜ」って感覚も思い出した。
    けど、ここで紹介されているようなムーブメントに関しては眺めているだけで本質も何も見えてなかった自分が少し哀しいかな。

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