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- / ISBN・EAN: 4988104850904
感想・レビュー・書評
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今、この映画を登録しながら、自分の中にネブラスカ州についての情報がまったくないことに気づいた。
地図で場所を確認したが、え、そんなところにあるの、って思った。
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2017/03/19 鑑賞
評価が高くてちょっと驚きました。
もちろんしみじみした良い映画でしたが・・・そこまで良かった?という感じです。
私は大した理由もなくモノクロにしている映画があざとく感じて嫌いなので、ちょっと点が辛くなりがちかも。
家族の距離感がめちゃくちゃリアルでビックリしました。
アメリカって、家族どうしで「愛してる」って言ったりハグしたり、と家族間の距離が近い印象ですが、この映画の距離感はうちの家族と同じです。(笑)
お互いが悪い部分をむきだしにしてしまって、ウンザリさせてしまうのですが、でも、やっぱり家族ならではの絆みたいなものがところどころに見えて、しみじみ。
特に母親にはみんなが(見ている私たちも)ウンザリするんだけれど、やっぱりなんとなくこの父にはこの母だよな、って思わせられてしまう。このあたりがとてもいい。
人生って不思議なもので、いろんな分岐点や選択肢があったはずなのに、振り返ってみると「なるようにしかなってない」っていう。
誰しもが感じるそういうことを、旅の風景をただ淡々と描写しているだけで描き出してしまうあたり、うーん、すごいなって思いました。 -
2022年4月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00512270 -
『Mr.ノーバディ』のボブ・オデンカーク(長男役)が出ていたので鑑賞。
頑固で騙されやすい父親と次男がウソ臭い宝くじの当選金100万ドルを目指すロードムービー。
道中故郷の親戚の家でみんな綺麗に並んでテレビを見るカットは面白かった。
従兄弟の兄弟はいかにもダメ兄弟だし、母親は口が悪いけど嫌な人じゃない。大金目当てにたかろうとする嫌な人もいるけど、通して穏やかに観れた。
最後に帰る途中故郷の通りで車の運転を変わるシーンが良かった。 -
やることがなく暇を持て余す老人、それが田舎町ならなおさら・・人は終わりが近づくと、何か少しでも自分の足跡が残せるようなアセリを感じてくる。この映画の主人公は頼みごとを断れずだまされやすい性格のため、インチキの当選レターを真に受けて、家族の制止を振り切って1000㎞を歩いて当選金を受け取りに行こうとする。その目的は、ささやかな自分の買い物以外は息子に何かを残したいという気持ちだった。
モンタナやネブラスカの白黒の風景が人間模様の希薄さをも表現し、旅行中、昔は意外にモテた親父の過去や口うるさい母親が清楚で控えめな恋敵に勝った理由も何となくわかるようになっている。作中、ウディの兄のレイ伯父さん役のランス・ハワードは撮影の3年後(2017年)に亡くなっています。
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(原題:Nebraska)は、2013年のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。出演はブルース・ダーンとウィル・フォーテ、監督はアレクサンダー・ペインが務めた。第66回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門でパルム・ドールを争い、ブルース・ダーンが男優賞を獲得した。
プロット:
インチキな通知文を信じ込み、当っていない賞金を手に入れるために父子がモンタナ州からネブラスカ州リンカーンを目指す。その道中に立ち寄った父の故郷で、昔の共同経営者だった父の友人や親戚、知人と出会う。(ウィキペディア) -
くじに当たったとなるとたかり、あるいは、暴力まで振るう昔ながらの街に息子が親を連れて行き、そして、そのくじが詐偽だとわかると嘲笑するそのような人たちに新しいピックアップトラックに親父を乗せて、見せて走らす息子さんは、いい息子と思った、また、負けずに言い返す奥さんも素晴らしかった。
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2.5
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2013年 アメリカ
監督:アレクサンダー・ペイン
カンヌ国際映画祭主演男優賞:ブルース・ダーン
キネマ旬報 2014年度外国映画第25位