小さいけれど、愛されている会社を率い、お客さま以上の「ファン」に囲まれて、毎日を幸せに過ごしている経営者がたくさんいます。そして、その数は、どんどん増えています。
この方たちには、ある共通点があります。
それは、みんな小さくても、その地域・業界における「ブランド」と呼べるような会社を築きあげたということです。
そして、その経営者やスタッフの「生き方」と「働き方」が一致するようなビジネスモデルをつくったということです。
このような小さなブランド会社は、お客さまに対して、また業界において「役目がはっきりしている」ので、そこで働く人・関わる人すべてが、やりがいや手ごたえのようなものを感じながら仕事をすることができています。
そんな会社や、そこで働くスタッフの姿は、見ているだけで、こちらもハッピーな気分にさせてくれます。
この本は企業よりも、人に焦点を当てている
小さな会社は、ブランドを作ればうまくいく
小さなブランド会社の定義
『あなたのビジネスに関わるすべての人がファンになるような、研ぎ澄まされた経営をしている会社』
会社に引力がある、ないというのは、ミッション(使命感)があるかどうか。
ミッションを持っている人はカッコいい
なぜなら、疲れないから
向かうべき理由が明らかで確実にその方向に近づいていることを実感できているから
先行きが不透明な時代だからこそ、ファンタジーやきれいごとも必要
一番になることが大切
新しいカテゴリーを作れば会社はより早く覚えてもらえる
「まずは、小さな世界で一番になる」
小さな会社の基本戦略は「戦わないこと」
マップ上の「空きポジション」を目指すこと
売れない理由の多くは「わかりにくい」
60秒以内で自分たちが何者で、どんな商品なのかを伝えられるようにする
ブランド力=フォーカス力
1万人のお客様の獲得に走るよりも
大切な100人をリストアップしてみる
小さなブランド会社は、1回の売上ではなく、一生を通じての売上をイメージしている
口コミをされやすいように”伝説”をつくる意識
小さな会社を輝かせるのは社長ではなく、スタッフ
コントロールではなく、チームビルディング
チームビルディングのためには、地道にミッションを伝える仕事が必要不可欠である
指示で人を動かすのではなく、成功を分かち合えるチームを作ることをイメージする
「ブランドらしくなった」を確認する方法
①想定したお客さんがぴたりと来てくれているか?
②営業をしなくてもお客様は来てくれているか?