メイジーの瞳 [DVD]

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監督 : スコット・マクギー  デヴィッド・シーゲル 
出演 : ジュリアン・ムーア  アレキサンダー・スカルスガルド  オナタ・アプリール  ジョアンナ・ヴァンダーハム  スティーヴ・クーガン 
  • ポニーキャニオン (2014年9月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013022980

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メイジーの瞳 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ロックシンガーの母スザンナと美術商の父ビー
    ルが離婚し6歳のメイジーはそれぞれの家を
    10日ごとに行き来することになってしまう。
    そんな中父は元ベビーシッターのマーゴと再婚
    する。一方の母も対抗するようにバーテンダー
    のリンカーンと再婚する。いつしか両親は自分
    たちのことにかまけてメイジーの面倒はもっぱ
    らマーゴとリンカーンがみるようになる。
    離婚した両親の自分勝手な言動にふりまわされ
    ながらも健気に自分の居場所を探し求めるメイジーの姿を描いた感動のドラマです。
    母親の役をジュリアン・ムーアが演じ、父親の
    役はスティーヴ・クーガンが演じていました。
    この作品も心に染みる映画でした。

  • どうして子どもを守らなければならないか。
    この複雑な経済社会で生きていくのには、
    子どもの力だけで毎日を切り開いていくことはとても困難だ。

    必要以上に子ども扱いしないことはとても大切だろう
    でも、見守ることを止めちゃいけない。

    子育ての覚悟とは、何を指すのだろう
    惜しみない愛を注ぐこと?
    衣食住を提供すること?
    必要な教育を与えること?
    暴力をふるわないこと?

    実の子でない子どもを育てることになろうあの若いカップルは
    どんな覚悟を持っていたのだろう

    子どもに「大好きよ」と伝えることは何よりも大切、と言われる
    なのに、この映画で何度も出てきた「アイラブユー」は
    どうしてこんなに信じられないのだろう

    言葉だけのアイラブユーよりも
    子どもの命と心に誠実であることが大切なんじゃないか
    それが例え自分の考えとうまく沿わなくても、だ。

    それはつまり、
    子どもの意志と考えに敬意を持つことなんだろう、きっと。

    そしてこれは子育てだけじゃなく、
    ひととひとの間でも同じなんだろうな。

  • メイジーがただただ可愛い。
    大きく純粋な瞳、細い手足、サラサラと流れるような髪、
    気の抜けた返事からくしゃっと笑った笑顔まで。
    すべてが愛おしい。

    そんな彼女の周囲のオトナたちは自分勝手な人ばかり。
    ”大好きだよ”、”世界で一番愛してる”だなんて、口で言うのは簡単。
    相手の心が満たされているかどうかが大切なのだ。

    あんなに口喧嘩ばかりする姿を見せられても、
    メイジーはママもパパも大好きなのだ。
    とても優しい、とても気丈な女の子。
    子供はオトナを見て、感じて、成長する。

    リンカーンと遊んでいる時のメイジーがとても好き。

  • 翻弄されつつも、両親が自分に示す気まぐれな愛情を受け止めるメイジーの健気な姿や、気丈な彼女がついに零す涙にすっかりやられてしまう。両親を悪者として糾弾するだけの単純なストーリーにならず、身勝手なりに娘を思う親の気持ちや、それがメイジーに伝わっていることも描かれているし、メイジーがやっと見つけた安息を母親が受け入れるラストの描き方も好感が持てる。映像が爽やかで美しく観ていて心地よいし、マルゴ役のJoanna Vanderhamが個人的にツボ。今後も活躍して欲しい。

  • ロックスターの母親と、絵画ディーラーの父親を持つ6歳のメイジー。愛されてはいても、両親は忙しく自分勝手で破天荒。両親が離婚することになり、親権を手放さないふたりの間をメイジーは10日ごとに行き来することに。
    忙しい両親の代わりにメイジーの相手をするのは両親の新しいパートナー。元シッターのマーゴと、バーテンダーのリーンカーン。
    勝手な大人達の都合に振り回されるメイジーの視点で描かれた映画。
    とにかく、最初から最後までメイジーが可愛い。本人も可愛いし、ファッションもめちゃくちゃ可愛い。
    辛い状況に置かれても、メイジーはほとんど口答えしないし、思ったことの半分も口に出さない。
    言っても仕方がないこと、を初めから知ってるから。この幼いながらの悲しみに満ちた諦念の演技が素晴らしい。
    みんな勝手だと思うけど、シッターのマーゴもちょっとどうか、と。父親と結婚なんかせず、シッターとして雇われたまま、メイジーと離婚家庭の行き来して世話してやりゃ一番だったんじゃ・・・という気がして。まぁ、そうしたら映画にならないんですが!
    メイジーに愛情をかけて世話してくれるいい子なんですが、なんだかなぁ。ともやっとしてしまうのよ。
    しかし、子供を育てるのに必要なのは何かっていうのを考えさせられる作品。
    メイジーは決して不幸な子供ではないのだけれども。自分勝手に押し付けられる愛だけじゃ、生きてはいけないよね。

  • 子どもにとって両親の離婚はいうまでもなく大事件ですが、さらに裁判にまきこまれ、いがみあう2人の間を行ったり来たりし、知らない人に預けられ、さらに、両親がそれぞれ違う相手と結婚したりまた別れたり・・・ということになると、おそろしく複雑な状況に翻弄されることになってしまいます。
    理不尽な扱いを健気に耐え忍び、周囲の大人たちに気遣いさえしてみせるメイジーちゃんを見ていると、大人中心の世界で子どもであるということは実に辛いものだと、同情や感心を禁じ得ません。
    しかしこの映画は、あくまで子どもの視点に徹しながら、「子どものため」を振りかざして親たちを弾劾しようとはしません。ジュリアン・ムーア演じる母親や父親はたしかに「親失格!」と烙印を押したくなるような身勝手な人たちではあるけれど、彼らは彼らなりに子どもを愛しているのであって、メイジーだって、それはちゃんと知っているのです。彼らが知らず、メイジーが知っているのは、子どもが安心して生活できるのは、愛しているかどうかとか、親としての権利うんぬんとは別のことなんだよ、というシンプルな事実。そして、親としての責任や倫理観を強調する世間の道徳とも、また別のことなのです。
    2人の親たちに棄てられた子どもと恋人たちが集まってつくる新しいファミリーのあり方、ジュリアン・ムーアの母親が最終的にそれを認めて道を譲る態度も、とても興味深い。
    「子どもの福祉」をダシにする道徳映画とは一線を画した、デリケートで地に足のついた、美しい子ども映画の傑作がまた一つ誕生しました。

  • 離婚する両親の間の娘視点。
    かなり珍しい設定。

    両親がどうしようもなくて、
    ず〜とイヤな気持ちで観ていないと
    いけないので、ツライ。

    最後に何とか救われる。
    結構、衝撃的問題作。

  • 2017.2.19(自宅)

    原題「What Maisie Knew」

  • 話はこれといってなんだけど
    メイジーちゃんをずっと見ていられます。美しい子供ってやつです。

  • 20161127
    10日間ごとに両親の家を行き来する生活はとても不安定で自分がいったいどこに立っているのかわからなくて気持ちが落ち着かないだろうなと思った。リンカーンのバーに母に置き去りのようにされたとき、一時的に預かった女性の家で帰りたいとなんどもつぶやいていたシーンはみていてとてもつらかった。いったいどちらの家に帰りたかったのだろうとおもったけれど、そういった単純な意味の帰りたいではなかったのかもなあ。
    さいごの母親がメイジーの気持ちを考えて2人に預けることを決めるところで、今まで自分本位に子供を引っ張り回していたことにやっと気づけたのではないかなと思いました。自分が嫌いになったのかとはじめヒステリーになったけど娘の瞳から言葉はなくともこの子のためにはどうすべきか理解したような気がします。そうかんがえるとこの邦題はとても作品にあってるんだな〜と思いました。

    あと内容には関係ないですがお部屋のこものやメイジーのお洋服などがとてもかわいくってみていてとても楽しかった。映像の撮り方というか視点のセンスもよかったです。

  • こんなにけなげで、子どもらしい無邪気さに溢れた6歳の女の子が、大人(両親)の勝手な都合に翻弄されてつらい思いをしたり、寂しい思いをするのは見ていてつらいものがあった。だけどメイジーはけなげだから、母親のことも父親のことも愛している、決して責めたり、駄々をこねたりしない。メイジー役の女の子は、瞳がきれいで印象的。6歳の女の子の瞳に映し出される世界をそのまま描いているような感じがした。カメラの映し方が柔らかい陽の光とか印象的できれい。子ども部屋のインテリアとか、メイジーの身に着けている洋服がとてもかわいい。父親の再婚相手の女性とメイジーが海辺で遊んでいるシーンが好き。ラストシーンの、メイジーが船着き場までかけてゆくシーン、メイジーの表情がアップに映し出されるシーンがとても印象的で、その表情のせつなさに胸が締め付けられる。

    こどもを育てるには、大人の都合に翻弄されない穏やかな環境が必要だし、そうじゃなきゃこどもがかわいそうだ。
    メイジーは、周りの大人に愛されてるけど、でもいつも変わらずそばにいてくれる特定の人がいない。母親も父親もメイジーのことを愛してはいるんだろうけれど、なにかと都合をつけてすぐにメイジーから離れていってしまう。それゆえメイジーはいつも違った大人の間をたらいまわしにされている。だから寂しい。それって幼いこどもにとっては本当につらいことだし、強い孤独を感じることだとおもう。

  • これはなかなか深い。深すぎてちょっと最後唸るほど。
    実の親もメイジーを深く深く愛しているのに自由すぎる。それこそ親失格なんだよね。
    それぞれの再婚相手のリンカーンとマーゴの優しさが泣けるほど。メイジーがとにかく健気で儚くて、その瞳に映る大人たちの身勝手さにうんざりしつつも、メイジーが真っ直ぐすぎて救われた。

  • 両親の愛は自分本位な形であるけれど、深く愛してくれているのは嘘ではなかったからこそメイジ―はあんなに愛らしい子に育ったんだ…と思いたい。再婚相手が二人とも愛のある人で良かった。あの両親はその辺、人を見る目はあったのかな…
    メイジ―は天使のように可愛らしかったし、マーゴ役の女優さんがほんとに綺麗でした。

  • 考えさせられるストーリー。
    娘への愛情はあっても、それを1番には出来ない両親の時に身勝手で無責任な言動に振り回されながらも、実の親以上にメイジーを守ってあげようとする両親の恋人たち。
    複雑で理不尽な環境に置かれても拗ねたり怒ったりせず、両親とその恋人たちに懐くメイジーがひたすら天使だった。
    NYという舞台もあり、登場人物たちのファッションも良かった。
    特にメイジー、マーゴ、リンカーンの3人は絵的にもとっても素敵で目に嬉しかった。
    時間を置いてまた観たい作品。

  • 実の親は何やってんだ…

    私がそういう風に育てられたから思うのかもしれないけど、やっぱり子供のことは1番に考えるべきなんじゃないの…自分の仕事と精神状態しか考えられない両親がちょっと信じられなかった。愛してるとか言ったってさ、子供をほっぽりだしてタクシーで去っていってその晩どう過ごす事になるかも知らないなんてさ、虐待じゃないの?
    しかもニューヨークでしょ?あんな可愛い子がさらわれなくてよかったな!再婚相手がまともだったからなんとなく成立したものの、言っても彼らは他人だよ?優しいふりして実はサイコとかじゃなくてよかったな!
    メイジーの将来が不安だ。両親がメイジーの為によりよい方へ進もうとしていると思えないから

  • 離婚した両親の自分勝手な言動に振り回されながらも健気に自分の居場所を探し求める6歳の少女メイジーの姿を描いた感動ドラマ。
    希望への光がじわじわと、心に響きました。
    メイジーの感情の表現する演出、脚本すごいな。
    いい映画です、深いわ。

  • ★★★★☆
    その瞳の先にあるもの
    【内容】
    両親が離婚協議中のメイジー。彼女は、母親のもと、父親のもとを行き来し、それぞれの継父、継母と過ごしていた。

    【感想】
    メイジーは少女から自立した人間へと成長した。

    それまでは誰かに向かって走ったり、誰かと一緒にいた。
    最後のシーンだけ、メイジーは先頭を切って走っていった。
    これこそ、未来を見据えた彼女が選んだ道であり、自立であるのだ。

    とにかく、親がクソなのにメイジーがちゃんと育っていることが奇跡っす。
    芦田愛菜ちゃんをもう一度若くしてから日本でリメイクしよう!

    原題は、「What Meisie Knew」で「メイジーが知っていたこと」って意味。
    そのまま、『メイジーが知っていたこと』でも良かったかな?
    でもあの、瞳のシーンは良かったので邦題も合格だろう。

  • メイジーが本当に健気で可愛くて…。アレクサンダースカルスガルドとメイジーの長身&幼女コンビがとても素敵でした。
    ジュリアンムーアのダメな母親っぷりが(演技がとても凄かった)、何故だか憎み切ることができなかった…。

  • こんなにも大人の都合で子供を翻弄して良いのか…。メイジーの選択した幸せが、どうか、長く続くように祈ってしまう…。

  • 明日はボートに乗るの。

  • wowowで録画視聴。字幕版。
    Twitterで時折見かける場面写真で、体の大きな若い男性と少女が仲睦まじくしているものが多かったので、叔父と姪とか近所の仲良しのほんわかした話なのかなーと勝手に思っていました。
    実際には両親の離婚に巻き込まれ、振り回される少女メイジ―が、父と母それぞれの再婚相手の女性と男性の愛情に触れて居場所をなんとか見つけていくというなかなかに厳しいお話だったのですが。
    離婚は仕方のない事だし仕事が忙しいのも仕方ない。けれど親権を争いながら結局娘の傍にいられるわけでもない。
    仕事の間、メイジ―の世話を再婚相手に頼むけれどその再婚相手だって常に時間があるわけでもない。
    それでも預けられたメイジ―を放り出すわけにもいかず、お互いの時間をなんとかやりくりし合う中で、再婚相手同士の男女の間に不思議な絆が生まれていく。
    原作は19世紀末が舞台で更に厳しい内容らしいのですが、この映画では父の再婚相手の女性マーゴ、母の再婚相手の男性リンカーン(この人とメイジ―の様子がよく見かける写真でした)がそれぞれに、自分の生活に少し不安定な部分を抱えつつもメイジ―を大切にしてくれる様子がとてもあたかかく、中盤から「もういっそこの二人でメイジ―を育ててくれたらいい」と感じていたのでラストは願った通りの展開ではありました。
    けれど父も母もけしてメイジ―を愛していない訳でも無い。自分の仕事の合間になんとか娘を挟み込もうという勝手な手段ではあっても娘を手放さずにいたい気持ちはあるのが救いでした。
    結局最後にメイジ―は迎えに来た母についていくことを選ばず、マーゴ、リンカーンとの生活に残るのですが、そんなメイジ―へ最初はヒステリックに「ママのことを好きじゃないの!?」と訴えていた母も「もうしばらくここにいたいのね」と、親子の縁を手放さないままに、今は自分よりも彼らの方がメイジ―を寂しくさせずにいてくれるのだと理解した終わりだったことも、血のつながり故の信頼とも取れますし…。
    正直、仕事の忙しさにかまけた半ネグレクトと非難すべき状況ではありますが、終始愛情だけは感じたのが良かったような却って残酷なような。
    そんな大人たちを見つめるメイジ―が幼いながらに空気を敏感に読んだような態度でいるのが健気で悲しさも感じました。ことに、散々振り回されながらメイジ―が泣いたのはたった一回。本格的に一人になってしまう不安に襲われ、夜ベッドの中でひっそりと涙を流す姿だったというのが、あまりに我慢に慣れ過ぎで辛かったです。
    淡々としていて前半は少し退屈もしましたが、徐々に個々のキャラクターが見えてくるにつれ引き込まれました。
    また、画面の独特のカラフルな美しさも良かったです。

  • メイジーがとにかく儚くてかわいい。説明台詞がなく、立ち振る舞いだけで心情を語れているのがよかった。幸せになってほしい。

  • 子供に罪はない

  • こどもはいつだってあるもの満足なのに、大人は段々とないものねだりになるのかな… そんな事を思わせられる。
    メイジーは目の前にいるひとを愛していることが幸せだとわかっている様だ。大人たちは段々と、愛しているから○○して欲しいーと愛を理由にしていくのにも関わらず。
    メイジー役のオナタ・アプリールという少女の表情は、この映画を教訓たらしめない、とても素敵なものにしている。

  • 大人の勝手さ、都合の良い愛情、I love youの薄っぺらさ・・・
    小さな小さなメイジーが言葉をぐっと飲み込む姿に何度も胸が苦しくなる。
    血って何なのだろう、家族って何なのだろう。"新しい形"を深く考えさせられる。

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