パシフィック・リム [Blu-ray]

監督 : ギレルモ・デル・トロ 
出演 : チャーリー・ハナム  イドリス・エルバ  菊地凛子  チャーリー・デイ  ロブ・カジンスキー  マックス・マーティーニ  芦田愛菜  ロン・パールマン  バーン・ゴーマン  クリフトン・コリンズ・Jr 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2014年7月9日発売)
3.58
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967091274

感想・レビュー・書評

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  • ビックリしました。いやもう、ビックリしました。面白すぎる!って。こりゃ凄い映画やなあ、、、と、感動した次第です。

    この「パシフィック・リム」を観るまでは、ギレルモ・デル・トロ監督の作品は「パンズ・ラビリンス」しか知らなかったんですよ。で、その「パンズ・ラビリンス」が、なんだかこう、結構ね、自分的には「ガツン!」とキた映画でして、「ギレルモデルトロって人は、なんだか凄いかもなあ」って思いは自分の中ではありました。

    んで、これです。「パシフィック・リム」です。ギレルモ・デル・トロ監督の名前だけを信じて、観ました。一切内容を事前に知ることもなく、とりあえず観てみよう、と。

    そしたらもう、大正解でしたね。ギレルモデルトロやっぱスゲエ!ってことをガツンガツンに痛感出来て嬉しすぎる次第です。いやもう凄いよコレ。

    まずもって、ロボットもの、怪獣もの、って事にビックリ。え!?コレを実写でやるのかね!?という驚愕。んで、熱量が何しろ凄いですねえ、この映画。自分なりに理解したところでは、

    日本のロボットアニメを、ガチでハリウッドが実写映画化しようとして本気出して、マジの本気で超凄い作品を作った

    という一作かなあ、と。ギレルモ・デル・トロ監督がやっぱ凄いと思いますし、ハリウッドの本気って凄いな、ってシミジミ痛感です。日本のロボットアニメを、ここまで熱意を込めてハリウッドで実写化してくれるのか、という感動。アレですね、エドワード・ズウィック監督、トム・クルーズ主演の「ラスト・サムライ」を観た時の嬉しさと、ちょっと似通っていましたね。

    ストーリーとしては超王道ですし、ベタ過ぎる展開なので分かりやすすぎてある意味感謝、なのですが、なんというか、、、やっぱ熱量、再現度が、凄いんですよねえ。ベタなストーリーを正攻法で、おそるべき熱量でトコトン追求した、って感じでしょうか。

    俳優さんは、マジで、一人も知りませんでした。「この俳優は誰?」という人ばっかりで、菊地凛子ですら、映画のエンディングのスタッフロールで初めて出演していたのを知ったくらいです。実は菊地凛子の顔、あんまり、知らないんですよ、、、まさか森マコ役が、彼女だったとは、、、「ノルウェイの森」出演の時と、全然雰囲気違わねえ?とか思いました。

    自分としては、ガンガンにエヴァンゲリオンのテイストを感じたのですが、何かのインタビューで、ギレルモ・デル・トロ監督が「エヴァはまだ観ていない」というコメントを言っていたらしく、ビックリしました。「エヴァを観ていないのにこのエヴァテイストか!?」というね。きっと、自分が「エヴァ的である」と思っている要素は、庵野さんが持っている、日本のロボットアニメ文脈で脈々と受け継がれている何か、なんだろうなあ、とかね。思いましたね。文化ってきっと、受け継がれていくものなんだろうなあ、というね。

    タン三兄弟。イェーガー「クリムゾン・タイフーン」のパイロットの三つ子の彼らですね。もうちょっと、出番とか見せ場、作ってあげて欲しかったなあ、、、と思いましたね。もっとこう、活躍して欲しかったなあ、、、

    怪獣オタクのニュートン・ガイズラーとハーマン・ゴッドリーブのライバル関係とかね、闇商人のハンニバル・チャウの扱いとか、うーむ。超ベタな存在感やね、とか思うんですが、ああいうのをどこまでも真面目に存在させた感、好きです。ああ、、、ロボットアニメ的に絶対アリなキャラ達だよなあ、、、とね、愛おしくなる感じですよね。

    あと、チャック・ハンセンの、あまりにも王道の主人公のライバルキャラ的存在感よ。ベタ過ぎる。ベタ過ぎる、、、だがそれでいい!ってシミジミ。父親に対する憧れと嫉妬と焦燥、みたいなんとかね。基本は嫌味なキャラなんだけど実は良いヤツ、とか。最後のシーンの、司令官と一緒に自爆しちゃうところとか、ホンマにもう、王道中の王道のお涙頂戴シーンの展開ですやんか。ベタ過ぎるぞ。だが、、、それが良い!と思わせてくれる演出と熱量に感謝ですね。

    なにしろとりあえず、「パンズ・ラビリンス」と「パシフィック・リム」の2作品。コレだけで、自分の中では「ギレルモ・デル・トロ監督は大丈夫だ!この人はとにかく大丈夫だ!」という存在になりました。いやあ、ホンマに見事な映画です。ありがとうございました。

  • ロボットと怪獣が戦うお話。
    1人で操縦すると負荷が大きい為2人のパイロットが右脳と左脳を分担して意識を同調させないといけないとか冒頭でロボットの操縦の説明をしてくれるので、なるほどね~と頷きながらすんなり入りこめます。
    ですがその操縦が少しもっさりしていて、こんな動きで怪獣と戦うなんて凄い!!と、どうでもいい所で感心したりw
    映像も迫力がありかなり満足出来ました。
    今回吹替えで観たのですがアムロとシャアが共演してたのが嬉しかったです(笑)
    少し聞き取りにくい場面もあったので今度は字幕でもう一度観たいですね~♪

  • 怪獣ドーン、巨大なロボがバーン、そのての映画の要素を全部盛りにした感じだけど、それはそれで楽しい。

  • 「パシフィック・リム」観る。怪獣+巨大ロボット。日本の文化海外に愛されてるぞ♥と感じられる作品。人情があって楽しめる娯楽映画。私は「鼻血映画」だと思う。

    「パシフィック・リム」日本人でも、一般的に石庭の庭石は掃かないので、外人さん注意。

  • 2020.10.7
    面白いのだが、何か物足りない。
    何故かデルトロのアクションはモッサりしているイメージ。

    多分僕がみたいのはジャイアントロボなんだと思う。

  • よく知らずに想像していたのよりずっと悲壮な話でびっくりした。金属の量感、質感の表現にフェチ的なこだわりの気配があって、見る側(私)の感受性が足りないながらもちょっと快感があった。

  • 今頃になって鑑賞。何で劇場で観なかったのか後悔。暗い画面で細部がわからなかったのが残念でした。

  • ロードショー以来2回目。マジンガーZだしエヴァだしお金をかけた美術とデザインとでやりたいことを惜しまずにやってるし怪獣にもロボットにも愛情も感じる大層立派な映画でしたよ。なので、雨と夜の暗いシーンばかりで格闘が見にくいとか構図のせいかアクションでのそれぞれの立ち位置が分かりずらいとかそういう意味ではCGの演出のほうに少々難があるんじゃないかとかマコがすぐ泣くのは日本女性への偏見かとか脇のロボットがすぐやられちゃって活躍しないとかそりゃカテゴリー5はラストに出てくるだろうさとかそのラストの水中の戦いがどうもわかりずらいとかやっぱりまた自己犠牲なのかよとかケレンとかミエとかのタイミングやリズムがなんだかずれている気がするしどうにも盛り上がりに欠けた平坦な印象が強いとか、そういうのは内緒で。

  • 巨大怪獣!巨大ロボ!宇宙人!うおおお!楽しいー!
    でも、人間も敵もキャラづけが薄くてあんまり記憶には残らない内容。

  • 芦田プロ目当てに視聴。
    ザ・ロボット映画で悪くはなかった。

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著者プロフィール

映画監督・脚本家・小説家。
1964年10月9日生まれ。メキシコ出身。
劇場長編監督デビュー『クロノス』(92)が各国の賞で高く評価され、97年の『ミミック』でハリウッド・デビューを果たした。『デビルズ・バックボーン』(01)、『ブレイド2』(02)を経て、念願だったマイク・ミニョーラの人気アメコミの映画化『ヘルボーイ』(04)を実現。映画はヒットを記録し、続編『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08)はスタジオをユニバーサルに移して製作。その間にスペインで製作した『パンズ・ラビリンス』(06)は、アカデミー賞脚本賞にノミネートされたほか、カンヌ国際映画祭など各国で高い評価を受けて気鋭の監督として国際的に広く認知されるように。07年にはペドロ・アルモドバルらとメキシコで製作会社「チャチャチャ(Cha-Cha-Cha)」を設立。『ロード・オブ・ザ・リング』の前日談にあたる大作『ホビット』シリーズでは脚本を手掛けた。10年『パシフィック・リム』で、久々に監督に復帰。14年にはチャック・ホーガンとの共著で発表した初の小説「ストレイン」シリーズ(09年)のテレビドラマ化が実現。本作に続き、今後は『Pinocchio』『ヘルボーイ3』『パシフィック・リム2』などの話題作が予定されている。

「2016年 『ギレルモ・デル・トロ クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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