僕が七不思議になったわけ (メディアワークス文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    結構使い古されたギミックだったとは思うのですが、使い方が良かったのだと思います。
    予備知識なしで読んでいたらかなり驚いたのではないかと(そういう意味では、読み返したくなるって煽り文句もネタバレでしたよね…)。
    それと、案外コメディ部分が気の利いた感じで笑えました。
    ラノベの良い部分が出ていた作品ではないでしょうか。
    ただ主人公の動機が唐突というか、心配性というキャラクターとこの結末を結びつけるには無理があった様な気も。
    結末に繋がる主人公の過去でも差し込まれていれば…と残念。
    あとテンコの扱いもね…。

著者プロフィール

静岡県出身。2013年電撃小説大賞金賞を受賞。受賞作は2014年『僕が七不思議になったわけ』(メディアワークス文庫)として刊行される。同作は心を打つドラマと魅力的なストーリーテリング、そして衝撃のミステリーとして評判を呼ぶ。2019年「サクラの降る街」で第10回京都アニメーション大賞KAエスマ文庫特別賞を受賞。他の著書に『君の色に耳をすまして』『やり残した、さよならの宿題』(ともにメディアワークス文庫)がある。

「2019年 『終わった恋、はじめました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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