禁忌のマグナ(予約特典「(禁)宿屋お泊りセット(潜入アイマスク+ドラマ CD)」 付)&【Amazon.co.jp限定】特典 PC壁紙付(10/1注文分まで)
- マーベラスAQL
- Amazon.co.jp ・ゲーム
- / ISBN・EAN: 4535506302212
感想・レビュー・書評
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『宿屋から始まるシミュレーションRPG』とのこと。
各パートでのテンポの悪さが少し気になりました。
スキップ機能なども無い模様…ヒロインが7人で個別EDが有るのなら、もう少し手軽に進められる仕様であれば良かったかなと…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『周回前提で作られていなければ個人的には悪くないゲームだった』
-------追記-------------
2014/10/29にメッセージスキップと敵の強さを調整するパッチが出ました。これで2週目以降のプレイも含めて多少は楽になる気もします。
-------以下追記前-----
結論から言うと、周回前提に作られているゲームなのにゲームのテンポが悪く台無しになっているゲームでした。
あまりにもテンポが悪いため、マルチエンディングで周回前提のゲームにも関わらず、自分は二周目の前半でギブアップしました。
では、少し細かく書いていきます。
まずは良い所から行きます。
・フィールドキャラクターが3Dで描写されていますが、可愛らしくデフォルメされており、よく出来ている。
・フィールドのデフォルメキャラクターの演技が凝っている。
・拠点となる宿屋に置かれているオブジェクト(料理や花壇など)を調べた時の反応のテキストが章ごとに変わっている。
・パッケージの裏が凝っている(双六がある)。
では、悪い所。
・戦闘中で敵を招喚する敵キャラクターがいるのですが、HPがとても高く無駄に固い、その為戦闘時間が無駄にかかる。
・後半になるに従い敵のHPが飛躍的に高くなる。難易度を上げる際に単純に敵を固くされても、個人的には面白くなかった。
・戦闘で一定条件を達成するとボーナスとしてアイテムを貰えるのですが、その条件の殆どが「敵を全て倒せ」なので、あまり面白くない。もっと多彩な勝利条件があってもよいと感じる。
・会話シーンでのテンポが悪い。メッセージウィンドウ表示→メッセージ表示→ウィンドウ消去→フィールドキャラが演技→ウィンドウ表示→メッセージ表示という流れで一々メッセージウィンドウが消えたり表示されたりしているので余計にテンポが悪く感じる。さらに周回前提のゲームであり、ほぼ全てが同じイベントを再プレイする事になるにも関わらずメッセージスキップもイベントスキップも無いので余計にテンポが悪く感じてしまう。
・二週目に別ルートが用意されていない。
・(このゲームでは周回時に変化がでる部分はどのキャラのサブイベントを選び好感度を上げるかという所だけなのに)サブイベントが少ない。
個人的にはこのゲームのグラフィックや細かい演出面(オブジェクトを調べた時の反応や、キャラの演技)は凝っていて良いと思うのですが、ユーザーインタフェイスやゲーム部分のテンポが悪く、そこが残念でした。
また2週目でストーリーが大幅に変わるならともかく、展開が大して変わらず、大きな分岐もエンディングのみならばメッセージスキップやイベントスキップが欲しかったです。
マルチエンディングであること自体はキャラクターが好きな人にとっては良い事でもあると思うのですが、現状のインターフェイスだと、全要素を楽しもうとした際に周回が面倒なだけのゲームになってしまっています。
個人的には、インターフェイスが快適でありイベントスキップ機能があるか、いっそ一周で全てのイベントを見れるようにしていればもう少し良い方に評価も変わったと思います。
以上です。長文の感想に付合って頂きありがとうございました。