病室で念仏を唱えないでください(1) (ビッグコミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • Kindle期間限定無料版にて。
    コレは面白い。
    仏教と医師。
    確かに現代では相容れないかなあ。
    僕は宗教にこだわりがない。
    無節操なくらいこだわりがない。
    でも無宗教ではない。
    宗教というのは人間にとって必要なものだと思っている。
    でも一つの宗教に囚われない。
    いいとこ取りをしたいのかなあ。
    そして仏教的な話は結構好きである。
    しかしこの主人公には結構ムカッとくる。
    未熟。僧として非常に未熟である。
    この主人公が医師として僧として成長していく物語のようなので、非常に面白い。
    続きも出来れば購入したい。

  •  再読した。この漫画はドラマを途中見たことがあって読んでみることにした。救命医はものすごく忙しいイメージがあるのにそのうえでお坊さんもやっているなんてすごいと思った。『コウノドリ』でも主人公のコウノトリ先生が産婦人科医とピアニストを両立いていたが、お医者さんで兼業している人はどのくらいいるんだろう。大勢いるのだろうか。
     今作の主人公松本先生よりはコウノトリ先生の方が正直人柄は好きだ。コウノトリ先生の方が飄々としているようだけど、落ち着きがあって診てもらいたいと思う。もし私が救急搬送されるようなことがあったら袈裟を着た人に診てもらいたくない。

  • DVDが無かったのでこちらで登録。コミックのドラマ化、コミック未読。
    もっとシリアスな感じかと思っていたけど、コミカル要素あり、ヒューマン要素ありで、思ったより良かった。

  •  ものすごい天才は登場してこない。タイトルから勝手に想像していたようなコメディ要素もそう多くはない。ただ医療現場で走り回りながら、悩んだり割り切ったり考えたりしているたくさんの人たちの毎日が詰まっているように思えた。

     交通事故のエピソードには、すごく思うところがあった。普段のニュースからはただ重傷だとか重体だとしか知りえない負傷者のその直後の状況が病院側の視点で描かれていて、当たり前のことなのだけど、悪化する状況を食い止めようと、語られないニュースの裏側で踏んばっている人たちが、患者を含めいるのだということを、今さらのように気づかされたように思った。その事故での入院患者のエピソードは、該当話が終わっても終了してしまわない。その後に続く話で、状況が変化する。割り切れない気持ちと、それでも人生は続いていくという当たり前のことが、ほんの 1 巻のうちに、これでもかというほど詰まっていた。

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