ダラス・バイヤーズクラブ [DVD]

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監督 : ジャン=マルク・ヴァレ 
出演 : マシュー・マコノヒー  ジャレッド・レト  ジェニファー・ガーナー  デニス・オヘア  スティーブ・ザーン 
  • Happinet(SB)(D) (2014年9月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953061194

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ダラス・バイヤーズクラブ [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 米国に実在したHIV感染患者の半生を映画化し
    た作品。女遊びと賭博に明け暮れる電気技師の
    ロンはHIVに感染し余命30日と宣告される。
    病院での治療に限界を感じた彼は、世界を巡っ
    て最新薬を入手して他の患者にもさばくダラス
    ・バイヤーズクラブを設立し製薬会社や政府の
    規律と戦っていきます。
    この作品の主演を演じたマシュー・マコノヒー
    はこの役のために21㎏も減量し主人公のロン
    を見事に演じていました。
    マシュー・マコノヒーが、アカデミー賞主演男
    優賞に輝いたのが納得の映画です。

  • ただ生きるのに一生懸命なだけ

  •  1985年のダラスでエイズになったカウボーイが自らエイズの薬を売る商売を始めた実話を映画化。

     冒頭のエイズ告知のシーンで医師と看護婦がいそいそとマスクをつけるのに笑うが、当時は今よりもずっとエイズが怖がられてて偏見に満ちあふれていた。そしてエイズの偏見は同性愛の偏見とも重なっていた。
     マシュー・マコノヒーの痩せっぷりと迫力に圧倒される。余命1ヶ月と言われた主人公が数年も生きたのは治療法が正しかったというより治療薬を手に入れたいというエネルギーとその中での人々との交流によるものだったのだと思う。

  • 「マジック・マイク」でストリップクラブオーナー役が 印象的だったマシュー・マコノヒーが実話を元にした本作での主役を演じます。

    主人公のロンは、西部男丸出しのロデオ・カウボーイ(&電気技師)。
    日々、賭け事や女遊びで大騒ぎ。

    が、ある日そんな彼が「エイズで余命30日」と宣告される。
    当時(80年代)はHIVはゲイのかかる病気とされ、
    患者は差別を受けたものだが、その当時の物語。

    かつての悪友達は、ロンをオカマ野郎とののしり、
    ツバを引っ掛けられて超ビビったり。

    ただ、そんなHIVに対しての偏見の被害者になったロン自身、 ゲイを忌み嫌うという、これまた西部男丸出しな価値観を持っていたり。

    しかし、余命30日って…
    そう簡単に死んでたまるか、と奮起したロン。

    調べてみると、最新のHIVの治療薬が存在することを知る。
    しかし、まだ臨床実験段階、という事で承認がおりておらず、
    アメリカでは古い、効き目の無い(副作用まである)薬を使っていた。

    そこでロンは、様々なつてを使い、メキシコ・東京など世界中をめぐって
    アメリカ未認可の薬を買い集め、自身はそれを使用することで、
    余命30日の宣告をあっさり打ち破る。

    そして、同じようなHIV患者達に薬を売りさばき、
    金儲けと人助けを両立しようと頑張るわけですな。

    その中には勿論かれが忌み嫌ったゲイたちも多く、
    特に病院で知り合ったレイヨンはビジネスパートナーとしてかけがえの無い存在になって行く。

    …ってな訳で、その後ロンの行動を認めない国や医療界に立ち向かっていくわけですな。

    もともと、自らの信じる正義、みたいな物に固執する傾向がある男で
    「男らしい男」以外を認めない、的なところがあって、やたらツッパッテる感じのオッサンだったんだが、
    戦うためのベクトルが
    「生き延びること」>「それを邪魔する国に思い知らせること」>「同様に国のせいで悪い薬を飲まされてる奴らを助けること」
    という感じで、いい具合に人のためになる方向へ進んでいった、って気がしなくもないね。

    結局その後ロンは亡くなっちゃうんだけど、その際に「2千何百日後」みたいなのが出て、ちょっと笑った。
    余命30日ってのはなんだったんだよ。

    マシュー・マコノヒーはこのロンをガリッガリにやせて演じておりましたが
    この役もなかなかよかったなぁ。
    レイヨン役のジャレッド・レトと、アカデミー賞を含むその年の主演・助演賞を受賞しまくっていたのも納得だわ。

    で、このジャレッド・レト。
    スーサイド・スカッドではジョーカーを演じるそうで。楽しみだねー。

  • wowowで録画視聴。字幕版。
    話題作、マシュー・マコノヒー主演ということで観てみました。
    享楽的な生活をしていた男が体の不調を覚えて病院へいくとHIVの宣告を受ける。HIV=ゲイの行為による感染という偏見が根強く、本人もゲイへの偏見が強かった主人公は当初、自分がHIVであると言う事自体に疑いと拒絶反応を持つが、余命30日という宣告への恐怖から未認可新薬や少しでもいい治療法を探し、病院に頼らず自分たちで信じた薬を仕入れ、それを同じ病気の人たちへ売り捌くダラス・バイヤーズクラブを立ち上げる…というあらすじ。
    実話を元にしているようですが、もうずいぶん前のことでHIVへの感染が広まってからもそれほど時間が経ったのか…と改めて実感しました。
    今も特効薬のないこの病、しかも感染経路に実際同性との行為からの可能性が高いとあれば、当時の偏見の目はいかほどだったろう…と察せられます。
    ただこの話はけしてお綺麗な展開では無く、主人公から完全にゲイへの偏見が無くなった訳でもなく、周りが変わった訳でも無い。本人の手に負えない女好きは変わらないし共にクラブを経営したゲイの男性のコカイン中毒も全く変わらない。
    自業自得と言ってしまえばそれまでだけれど、病気になったからと言ってただおとなしく必死で延命することが出来なかった気持ちも伝わってしまう。
    必死で自分たちで道を拓こうともしている。そして自分だけが良ければそれでいい訳ではないと足掻いている。
    うろおぼえですが「少しでも長く生きるのに必死過ぎてなんのために生きているのかわからなくなる」といった事をマシュー・マコノヒー演じるロンがぼやいたのが酷く胸に刺さりました。
    マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レト、二人とも元のビジュアルを思い出せないほどに痩せこけた姿への調整は確かにすごいのですが、それ以上にどうしようもない人間の中にある魅力を見事に魅せる演技に打ちのめされました。
    その生々しい個々のいきざまが、愚かなのに愛しくなる。どうか奇跡が起きないのかと祈りたくなる。
    結果、奇跡が起きるわけではないけれど、足掻いた事、必死に取り組んだことはけして無ではないと言える結果が残って多くの人を救ったけれど、彼の中で一番はきっとそんな事ではないのかもしれない。
    愛した女がいて、バカな友がいて、最後までロデオが出来た。それが彼の生きる意味だったかもしれないし、そうであればいいと思った。

  •  エイズにより余命30日を宣告されたロン・ウッドルーフ。彼は新薬ATZの処方を希望するが、いまだ臨床実験中の薬の処方は認められずロンは藁にもすがる思いでメキシコに向かいエイズの処方箋を手に入れようとする。

     まずロンを演じるマシュー・マコノヒーのガリガリっぷりがすごいです。本当に病人のような痩せかたから相当減量したことがうかがえます。

     そしてウッドルーフとのちのちコンビを組むトランスジェンダーのレイヨンの色気も魅せます。レイヨンを演じたジャレッド・レトも減量したらしく、それぞれの本気の役作りからの演技が非常に伝わってくるように思います。

      描かれる物語は法や制度の理不尽さに対し、戦った男の物語というところでしょうか。メキシコから帰ったあとロンは未承認のエイズの症状を抑える薬を売る仕事をはじめます。迫りくる死におびえ泣いていた男が仕事を続けていく中で息を吹き返し、法や制度の矛盾と戦う姿がとてもタフネスで勇気づけられました。

     ラスト近くのロンの言葉が最も印象的です。
    「死なないことに必死過ぎて生きてる心地がしない」
    余命30日から生還し、度重なる摘発や厚い司法の壁に挑んてきたロンはもはや怖いものなしなのかな、とも思っていたのですが、体内にエイズを抱え続けている恐怖に常に囚われていたのだなと気づかされ、
    彼がほんの少し覗かせた弱さや不安に改めて気づかされる名場面でした。

  • テキサスに住む女好きでジャンキー電気技師のロン(マシュー・マコノヒーさん)は、その自堕落な性生活がたたりHIVに感染してしまう。医者からは余命30日を宣告され、数人の仲間からはあからさまに避けられる様になってしまう。入院中、治療薬であるAZTの存在を知り、藁をもすがる思いで主治医のイヴ( ジェニファー・ガーナーさん)に投薬を御願いするが、安全性の確認が出来ていない事から断られてしまう。途方に暮れるロンだが、同じ病棟にAZTの治験を受けているレイヨン(ジャレッド・レトさん)と知り合いに成り、そこからロンの運命は大きく変わる事となる。
    エイズが蔓延した80年代のアメリカの社会情勢。現在にその教訓が生かされていないのかな。。。

  • 請求記号:15D124(館内視聴のみ)

  • 実話っていうのが何よりすごい。なんというバイタリティ。生きるってこういうことだよな、としみじみ。

  • 2017/01/01

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