フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠 [Kindle]

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制作 : 本間 徳子 
  • 日経BP社 (2014年6月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠の感想・レビュー・書評

  • 食品の売り方は、食品そのもの、あるいはそれ以上に売れ行きを左右する。それが、ダンがコカ・コーラで学んだ、加工食品業界の鉄則の一つだった

    食料品店の店頭に偶然の要素は一つもないということである。すべては目的に沿ってなされている

    食に対する考え方を見直そうと思いました。まず、健康に良いと思っていたヨーグルト。よく食べるヨーグルトは食べやすいように甘くなってたので大凡の想像はつきましたが、糖分バッチリ入ってます。

    あと、いろいろなお菓子。こんなものにも!?というお菓子まで、確かに塩分入ってました。ダイエットの関係で少し自重していたのですが、より一層引き締めたいと思います。

    体に良いモノを選べば、味は少し我慢、ある程度値段が高い。健康には変えられませんし、将来の医療費を思ったら、多少の出費は致し方なしです。

  • 「おいしいものは脂肪と糖でできている」というキャッチコピーのCMがありますが、これに塩分を加えた塩分・糖分・脂肪分の3本柱をテーマに食の問題を追ったレポート。特にアメリカでの問題を取り上げていますが、残念ながらすでに日本にもこの問題は到来しており、よく知る商品名も多々でてきます。ページ数も多く大著ですが、とても分かりやすいのは訳者のおかげもあるでしょう。

    産地偽装、わけのわからない添加物、過食、肥満、生活習慣病・・・食にまつわる問題はここ日本でも特に最近になって関心の高さが際立っていて、むしろ敏感になり過ぎていると感じるくらいです。本書を読むとこういった問題はアメリカではもっと前に起こっていたようです。

    本当にその添加物は大丈夫か?といった類の本がベストセラーになっていますが、それよりも恐ろしいのがこの塩分・糖分・脂肪分。

    これら自体には害はありませんが、食品をおいしくするこれらの成分は食べると止められない分量というものがあって、その量は研究されており、誰もがついつい食べてしまうように食品企業に知らぬ間にもっていかれているという、調査結果が報告されていました。薬物依存と同じ反応を示すらしいです。

    その研究の恐ろしいところは、アンケートでおいしい・まずいを聞きとるのではなく、直接脳の反応を見て「至福ポイント」なるものを分析されているため、ほとんど確実に皆さんの脳が欲しがる食品を作ることができ、実際にその研究結果を利用したものが世に出回っているといいます。

    食品企業としては大量に、何度も買ってもらえれば収益につながりますので、人の健康うんぬんは関係なく、病みつきになる食品を作る、ということ。

    結果、アメリカでは肥満、高血圧、心臓病、糖尿病が非常に多い。

    なぜこういった食品があふれてしまったのかというと、本書では食習慣の変化、食への無関心が主因だという。

    忙しい現代人は食事を抜くことが多くなり、空腹をスナック菓子でまかなうか、手軽な加工食品を好むようになった。その加工食品が何で作られているのか、原材料を見ない。これでは他人に料理を任せているのと同じ。

    では、それを作っている企業が悪いのか?

    本書はこう指摘する

    「企業は消費者が求めるものを作る。ならば健康的な商品が店頭に並ぶかどうかを最終的に決めるのは、消費者である」

  • 結論、翻訳本でありがちな同じ話をくどくどする感じがありボリュームも多いですが、食品生化学を大学で専攻していた身としては高評価せざるを得ない本だと思います。

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