ローン・サバイバー [DVD]

監督 : ピーター・バーグ 
出演 : マーク・ウォールバーグ  テイラー・キッチュ  エミール・ハーシュ  ベン・フォスター  エリック・バナ 
  • ポニーキャニオン
3.59
  • (19)
  • (51)
  • (52)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 266
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013014886

感想・レビュー・書評

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  • 話はブラックホークダウンに似ているが、ただそれだけの映画という感じ。

  • 極限状態での判断の正誤が問題ではなくて、
    いかに生き抜くのかを判断し、
    実行に移す過程において、
    ただ逃げることを選択するのではなく、
    仲間と共に闘い続けるという決断が重要なのだった。

    そのために鍛え上げられた、
    肉体と精神が故の、痛々しさ。

    これが真実に基づくのだというのだから、
    人間の愚かしさと崇高さが、
    痛切に伝わってくる。

    しかし、観ていて本当にあちこち痛かった。

  • なかなか強烈な戦争(戦闘?)映画でした。「プライベイト・ライアン」や「ブラックホーク・ダウン」にも比肩する局地戦の戦闘シーンの凄まじさ。岩の上を転がり落ちるシーンなんかも痛々しすぎる。

    戦争のリアリティを生々しく伝えてくれるのですが、隊員たちが死ぬ場面だけ無音でスローモーションになるという演出が。でもそれが好きだったりします。

    惜しむらくは、最後に残った1人が逃亡するラスト30分のくだりのモタモタ感か。タリバンと戦うのがアメリカ人だけではないというメッセージが重要なのはわかるんですが…。

  • ドンパチするだけの映画。生き残るのは結局1人だが、そこにドラマも何もない。リアルに描くのはいいのだが、リアルに偏りすぎてもいけない好例。

    【ストーリー】
    2005年6月、国際テロ組織アル・カイーダの重要工作員の暗殺を狙ったレッド・ウィング作戦のため、アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズはアフガニスタンに赴く。4人の隊員が山岳地帯で偵察をしていた際、ある判断が200人超のタリバン兵から攻撃される状況を呼んでしまう。絶体絶命の状況下、崖から転がり落ち全身負傷しながら自分と仲間を信じて行動する4人。生死を分ける選択に次々と迫られる過酷な場に立ち向かっていく。

    国際テロ組織アル・カイーダの重要工作員暗殺計画レッド・ウィング作戦のためにアフガニスタンへ赴き、窮地から唯一生き残った兵士の実話を書いた『アフガン、たった一人の生還』をもとにしたアクション・ドラマ。アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズ創設以来最悪の事態となったこの作戦下の過酷な戦いを描く。監督・脚本は「バトルシップ」「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグ。主演は「テッド」「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ。ほか、「バトルシップ」のテイラー・キッチュ、「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュ、「メカニック」のベン・フォスター、「ミュンヘン」のエリック・バナらが出演。

  • レンタル>2013年米。テロとの戦い=アフガンのタリバン勢力掃討作戦→ネイビー・シールズ史上最大(?)の悲劇といわれるレッド・ウィング作戦の話。(米兵4人が勢力側への偵察時にバレて襲われた話)
    以前見た,「ブラックホーク・ダウン」(ソマリアへの軍事介入)と似たような感覚は受けた。
    始めはこれ大丈夫かな?なんて、ちょっと退屈だったんだけど(それでもSEALsの過酷な訓練もスゴ過ぎる…ストイックに心体を追い込んでいく様が生々しい)…山羊飼いが現れてからの転がり込むような壮絶な展開に向かっていったのには驚き、そこから時間を忘れてグイグイ引き込まれた。弾が無数に飛び交い,転がる薬きょう,銃撃戦の生々しさ,助からないんじゃないか?と思う絶望感とで、ずっと緊張を強いられて息を飲んだ。
    瀕死のマーカスを匿い、助けたアフガンの村人に大変感銘を受けた。じゃなきゃ、助からないよな…とも納得^^。自分の命を顧みず逃げて来た人を助けるという精神(;「敵から追われている者を、自らの命を懸けて助けよ」という、パシュトゥーンの掟:2000年以上続く掟がパシュトゥーン人にはあり。)は素晴らしい。
    現在でも現地の村人達はこのようなタリバン派勢力とも隣り合わせの状態で生きてるんだ…と思うと何とも言えない。米兵を助けた事で自分達に危険が及ぶ事は解っている筈なのにそういった掟の元、何故、助けたのか?というのが謎でもあり、その精神を脈々と引き継いでいる良心的な人達もいるんだという事が今回の新たな発見だった。必ずしも米や欧州に対して敵対心を抱く人ばかりではないという事。
    ENDロールで流れたご本人達の写真が物語るものは大きい。。これは本当に現実で起きた事なんだというのが実感できる。どうしても米目線側になってしまってるのは考えないといけない。(それに生じた双方の死傷者数等は?どうなんだろうか?)
    戦闘時の凄い迫力(RPGによるヘリ墜落他)や緊張感にもやられたけど、とても勉強になりました。見て良かった。

  • アメリカが誇る精鋭部隊“ネイビーシールズ”によるアフガニスタンでの作戦中に起きた衝撃の実話を映画化した緊迫の戦場アクション。実際に作戦に参加し、ただ一人奇跡の生還を果たした兵士マーカス・ラトレルの体験記『アフガン、たった一人の生還』を基に、非情な戦場の現実をリアルに描き出す。

  • 字幕: 松浦美奈

    最近はこうした、事実だけ(たとえそれが片方の当事者の視点だけだとしても)を淡々と描写するタイプの戦争映画が増えている気がする。

    全編通して緊張感が漂っていて、結末が分かっていながらも、やはりハラハラする。
    戦闘シーンで若干、中だるみを感じたけれども、臨場感溢れるカメラワークは好きかも。逆光がいい。

    無駄もなくキャラ立てもしていない、抑え目トーンの字幕も一役買っていたことは間違いない。さすが。

  •  アフガンでの極秘作戦が失敗する中、唯一生還を果たした兵士の手記を映画化。

     これ、戦争アクション映画だと思って見たら全然違った。
     実話に基づいたこの映画はむしろよくある戦争映画のアンチテーゼになっている。戦争映画によくある良い行いがことごとく悪い結果に結びつく。一人になってどうサバイブするのかと思ったら、現地人に助けてもらっただけなのは笑った。

     これは本当にリアルな戦争映画だ。

  • タリバン要人を暗殺する作戦に従事し、次から次へと湧き出てくるタリバンの包囲と追跡に立ち向かった4人のシールズ隊員の戦い。
    撃たれたり、岩の斜面を滑落したり、傷口に泥を塗り込んだり、刺さった鉄片を抜き取ったりと観てるだけで痛い描写のオンパレードで辛かった。
    エンドロールで実際の隊員たちの写真が登場するのが、実際にあの笑っている若者たちが、殺し合いをして、痛めつけられて死んでいった現実が突きつけられて悲しい。
    兵士たちの絆がかっこいい。厳しい訓練の描写があったけど、ああいうのを最後まで乗り越えたから、兄弟またはそれ以上の絆ができるんだろうなぁ。
    シールズを匿うアフガン部族がでてくる。序盤で羊飼いの村人に発見され、羊飼いを拘束したシールズは、正義の観点からではなく、CNNのスキャンダルになることを恐れて羊飼いを解放したが、その羊飼いたちの部族に、隊員は匿われることになる。タリバンもアメリカもCNNもない時代から続く村の掟にしたがって客人を匿う部族の姿が、戦争の虚しさを際立たせる。タリバンもアメリカも存在しないときからその地に暮らし続けていた部族が、タリバンとアメリカの争いに巻き込まれ、それでも古来の掟を守って部族の誇りを守っていく。戦争には、敵でも味方でもなく、ただそこで生きているだけの人もいて、彼らも容赦無く戦争に巻き込まれ、それでも強く生きていく。

  • まじ過酷!
    少人数でよくそんなに戦えるなとは思った。

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