愛の渦 [DVD]

監督 : 三浦大輔 
出演 : 池松壮亮  門脇麦  新井浩文  滝藤賢一  三津谷葉子  中村映里子  駒木根隆介  赤澤セリ  柄本時生 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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本棚登録 : 471
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101178810

感想・レビュー・書評

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  • 欲望だけの空間なのに、
    様子を窺い、接近し、
    プライドや取り繕いの隙間から、
    値踏みして、重なり、
    心的に近づいて、
    仲間ができて、罵り合い、
    淡い幻想を抱いて、朝がくる。

    ワンシチュエーション的だからこそ、
    集約される無様で滑稽な人間模様。



    近頃、池松君と麦ちゃんは、
    脱ぎすぎではないでしょうかw

    そして大好きな新井さんの表情が、
    またリアルなクズで完璧。

    この作品は、キャスティングの妙ですな。

  •  乱交を目的とした裏風俗店の一夜を描く。

     これ、元は舞台なんですねぇ。いかにも舞台的な軽妙な台詞回しにちゃんと濡れ場を追加して映画にした。そんな感じの一本。
     だんだんと打ち解けていく乱交メンバーが途中ですごく相手をモノ(商品)のように評価するあたりがなかなか面白い。

  • 変な間だったり、気まずさだったり、そういうのが妙にリアルで意外と面白かった。
    脇役の俳優さんたちが良かったのかも。

    “高級マンションの一室に設けられた秘密クラブ、ガンダーラ。そこで開催される乱交パーティーに、ニート(池松壮亮)、フリーター(新井浩文)、サラリーマン(滝藤賢一)、女子大生(門脇麦)、保育士(中村映里子)、OL(三津谷葉子)、ピアスだらけの女(赤澤セリ)たちが参加する。セックスしたいという共通の欲望と目的を抱えている彼らだったが、体を重ねるのに抵抗を感じる相手も浮上してくる。さまざまな駆け引きが展開する中、ニートは女子大生に特別な感情を抱くようになっていく。”

  • えらく沈黙の多い映画。乱交パーティに入る前のひどく他人に気を使いあうよそよそしい感じがなかなかの緊張感。ある意味お見合いの緊張感のようなものでしょうか。日常でもあるけどちょっと極端で少し飽きてくる。それから次第に赤裸々になり、本音が出てきて人間関係がいびつになっていく。日常の人間関係を乱交パーティという場を借りて新鮮な切り口になっている。もともとが演劇なのでつきつめていく感じがなかなかの臨場感。最後朝が来て、カーテンをあけると一気に現実の世界に戻される。
    他人行儀から本音までのエレベーター感の落差がいいのだけどもう少し階数はあってもよかったのではないかと思う。

  • スワッピング屋が舞台だが、
    そんなにエロくは無い。

    タイトルからすると
    もっとドロドロでも良いんだが、
    盛り上がりに欠ける。。。

  • 窪塚洋介の切れ味が良かった。

  • なんか最後が消化不良でしたが、その具合が良いという人もいるのかもと思いました。

  • 映画というより、演劇を間近で観ているという感じだけれど、そんなのは問題にならないほどの傑作。原作者兼監督の三浦大輔に嫉妬。

  • 前回に引き続き池松くんの映画が見たい、と借りました。
    いつもTSUTAYAではレンタルフル回転で
    なかなか借りれずでしたが、ようやく。
    R18指定です。

    確かにエロなんだけどエッチではなかった。

    人間の嫌な感じも出てた。

    池松くんは基本ずっと下向いてます。

    そしてどんな風に撮影してるのか
    気になりました。

  • このところ門脇麦が出演する映画を立て続けに見たので、その演技というか本性というか、そのギャップや2面性に不思議な魅力が感じられたので、鑑賞。
    やっぱり不思議な女性。
    映画は、設定は性をキーにしているが、人間の関係には性はもちろん、言葉や仕草や動きや社会性が必要であり、その上、欲望や嗜好や嫉妬や愛が重なっての精神と肉体のおどろおどろしい部分を、乱交パーティーという短い時間とやり取りの中でねちっこくなく伝えられている。
    ただ、どちらかというと、劇場向きのストーリーとシチュエーションだと思われる。
    又、男性目線はほぼ納得できると思うが、女性は果たしてすんなりと受け入れるのかなと疑問は残った。

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著者プロフィール



「2017年 『シマエナガさんの12ヵ月 カレンダー 2018(卓上)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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