よいこの君主論 (ちくま文庫) [Kindle]

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  • 筑摩書房 (2009年5月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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よいこの君主論 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

  • 君主論を平易に、小学生のシチュエーションに当てはめて説明してくれる。
    現実的シチュエーションでは、非常にサバサバした会社間取引などで使えそうだと思った。

  • 5年2組のひろしくんが、クラスで覇権を握るまでの過程を描いた物語。つっこみどころ満載だが、マキャベリの君主論とどう対応付けられているかが明確に描かれており、原著を読んで挫折した人にもおすすめできる。小学生にはおすすめできない。

  • 【マキャベリの君主論、5年3組の場合】
    5年3組の統治の様子を見ながら、マキャベリの君主論のセオリーを学べる本。
    初めの登場人物のイラストからのぶっ飛び具合に、もう読むしかないな、とw
    ご紹介いただけたことに感謝!
    私的にはめちゃくちゃツボでした♪
    はなこちゃんの統治の様子が知りたい…w

  • とある小学校の1クラスでの覇権争いを、マキャヴェッリの君主論に添って解説してくれている。
    君主論ビギナーにはいい取っ掛かりになりそう。

  • 人間というものは、どのようなものであれ、その場では『良い』と思って何かを始めたり変えたりするのだけど、それが後に思わぬ害悪を生むことになるんだ。まさにこれが『浅慮』なのだとマキャベリは言っているね」 224

    なるほど。支配者の首がすげかわっても、自分たちの生活に変化さえなければ、平民は支配者の顔になんて興味を示さないのね」 279

    叩くべき相手はできるだけ少なく、そして叩く時は完膚なきまで打ちのめすのが大切なのね」 306

    しかし、覆プリン盆に返らず。落ちてしまったプリンはもうどうすることもできません。 1488

    ちゃん。人を繫ぎとめるには、恩愛よりも恐怖をもってすべきだとマキャベリも言っているよ。 1612

    国王は貴族の横暴から民衆を守りたいと考えるなら、自分とは関係のない『第三者の裁判機関』を作り、それに貴族を裁いてもらうしかないんだ。このようにして、憎まれ役は他に押しつけ、自分は人から感謝だけを受けるようにするのが大切なんだよ」 1875

    先生「軽蔑を逃れるには、軽薄で優柔不断で無気力な態度を見せなければ大丈夫。憎悪を逃れるには配下や民衆の財産、婦女子を奪わないこと。そして、憎まれ役を他に押しつけて、権力者を抑制し民衆を保護する。もしくは、大きな勢力の腐敗を正すことができないなら、その腐敗に自分から身を染める。こうすれば、誰からも軽蔑も憎悪も招かずに統治を行えるんだよ」



    正直マキャベリの君主論についてはほとんど理解できなかった、というより頭に入ってこなかった。
    単純に小学校を舞台としたユーモアにあふれる物語だと思えば、読みやすく楽しい描写でとても面白い本。

    物語の癖が強すぎて、マキャベリに興味を持つきっかけとはなるかもしれないが、これだけで君主論について理解するのは難しいと思う。

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