ながらく観ていませんでした。
なんだかんだでプリンス以降観ておらず(しかもそれまでは映画館まだ足を運んでいたというのに)(そもそも原作すら未読に)ニュートの物語(ファンタスティック・ビースト)が始まってハリポタの死の秘宝シリーズが地上波放送されてから、あ、観てないや、って思い出したので、借りて来ることにしました。
ネタバレ過多です。
ハーマイオニーが、オブリビエイトで両親から自分の記憶を消した序盤で、ぞわぞわと怖気が走りました。あぁ、自分の痕跡を消さなければならないほどに逼迫した今なのだと。
ダドリーたちが安全じゃないと逃げ出す部分が急過ぎて、えっ、となりました。
まあそれはネタバレサイトを見まくったので、意味がわかったのだけど、ペチュニア叔母さんの(大なり小なりの)愛情が見えて欲しかったから、そこはもっと丁寧に描いて欲しかったなあ……。
レギュラス・ブラックはどうして、分霊箱を盗んだのでしょう。
それが謎だったのですが(だってシリウスがダンブルドア側で、自身がデスイーターじゃんって思っていたのです)ぐぐったら、
“自分の屋敷しもべ妖精をヴォルデモートに貸し出したら、屋敷しもべ妖精がだいぶ酷い目に遭わされて、そのためヴォルデモートに失望した”
とあって、失望するの早くね!?とか思ったのは内緒。
いやまあ積み重ねがあったのかもだし、自分の部下みたいな家族みたいな存在を使い捨てみたいな扱いをしたってことは自分もいずれ、と思うのは想像に難くないのですが。(原作未読)
そして屋敷しもべ妖精のクリーチャーは、ご主人を死に至らしめたスリザリンのロケットを壊すべく頑張ったけれどできず、マッドアイを見殺しにしたあいつに盗まれるまで後生大事に持っていたと……。
ブラック家の屋敷しもべ妖精は大変だなあ。
ルシウス・マルフォイの必死さ。
ルシウスは自身が死なないために、最愛の息子であるドラコすらも贄に捧げようとする雰囲気ばしばしで、ドラコが不憫に……。
ハーマイオニーへの拷問にブルブルしているさなかでのドビー登場に心踊りました。
姿くらましできる?→妖精ですから〜、のくだりに、ふふってなる。あっさり!あっさりスギィ!
ゴブリンへの詰問の最中、ハーマイオニーがぐったりしている中でなにかが揺らめいているようなシーンが流れて、疑問に思っていたのだけれど、2回ほど見返して、あっベラトリックスの髪の毛か!と気づきました。
そういえばネタバレサイトでPART2のほうで云々と読んだっけな……。
ドビーが死んでしまう、というのは原作を少し読んだ記憶があって(図書館で下巻だけざっと読んだ)分かってはいたけれど、流れがうろ覚えだったので、映像化したおかげで、あぁこんなふうな展開で、とにかく人を助けて死んだんだのだなあ、と。
★フォーカスポイントなる監督たちのコメントあり特典映像を観ました★
ダドリーが、
「ねえ、あいつは? ハリーは一緒じゃないの?」
と聞いて来るシーンを当初は予定していたと。
そっとじっとダドリーたちを見送るハリー。
父親は、あいつはきたくないんだよ、って言い張ります。
うん、僕は粗大ゴミでしょ、とハリーがにこやかに告げるのです。
しかしながら、ダドリーはハリーに近づいていって、ハリーと握手をしました。おまえは粗大ゴミなんかじゃないよ、って告げて、車に乗り込んでいくのです。
ただ、監督は、不穏な空気を積んでいって次に何かが起こるという雰囲気のまま持って行きたかったから、そのシーンを削除した、と。
不穏な空気を続けたい気持ちはわかるけども! でもあのにっくきwダドリーが改心するんですよー。そしたらやっぱりシーンはそのままでいて欲しかったなー。
参考ブログ
https://ciatr.jp/topics/47740
https://ameblo.jp/nyamotan/entry-11083979508.html
https://s.webry.info/sp/ken-ny3110.at.webry.info/200901/article_12.html
https://natsu.at.webry.info/theme/ba9af9a31b.html
https://natsu.at.webry.info/201108/article_10.html