【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) [Kindle]

  • 42人登録
  • 3.89評価
    • (5)
    • (8)
    • (5)
    • (1)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 高野秀行
  • 集英社 (2006年3月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (169ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
鈴木大介
ヴィクトール・E...
カイザー・ ファ...
有効な右矢印 無効な右矢印

【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ミャンマーを知り、共に旅をし、出会い、何度か爆笑!大推薦!

  • いつもながらに面白かったし、本作ではとても勉強になった。本作のミャンマーへの旅はいつもの辺境旅行記とは少し趣が違うのだが、そこは高野秀行。絶妙な自虐ネタとか、るツッコミが読んでいて吹き出してしまうような面白さは変わらない。それに加えて、本作では今では民主化しつつあるミャンマー軍事政権とかアウン・サン・スーチー女史の関係について、あろうことか戦国末期から徳川幕府に喩えて、日本人にはとても分かりやすい説明を提供してくれています。さらに情報機関の人たちが柳生一族。報道を見聞きするだけだと、軍事政権に民主化を目指す1人の女性が戦っているような程度でしか理解していなかったけど、すっかり認識が変わった。なるほどそう言うことか。歴史は繰り返す。しかも日本とミャンマーで。高野秀行は喩え上手なんだなぁと思う。

  • 徳川幕府と柳生になぞらえる高野氏の手法はここから始まったと思われるが、のちの(先に読んだ)『謎の独立国家ソマリランド』での鎌倉幕府になぞらえることで花開いた感じ。その続篇の『恋するソマリア』ともどもオススメ。

  • 高野秀行が「ビルマ・アヘン王国潜入記」、「西南シルクロードは密林に消える」 (未読)に続いて世に問うミャンマー旅行記第3弾。今回は船戸与一のカバン持ち旅行ということもあり、冒険譚的な魅力には乏しいが、いつものように周到な調査と現地現物の肌感覚に基づいた先入観のない評論は的確。何かと話題になることの多いミャンマー軍事政権に対する独自の考察は見事だ。また、後に「謎の独立国家ソマリランド」として結実する、現代日本から圧倒的にかけ離れた辺境の実情を日本史上にマッピングする手法が確立された書としても記憶されるべきであろう。ただし、ノンフィクション作品としての完成度はアヘン王国や謎の独立国家に遠く及ばない。

  • 普通の国になってしまったミャンマー。
    少し残念。

  • Kindleストアの日替わりセールになっていた作品。
    とにかくもう表紙のインパクトがもの凄い、高野秀行の
    ノンフィクション。

    直木賞作家の船戸与一が「河畔に標なく」を書くために
    訪れたミャンマー。軍事政権下の国で彼が通訳として雇
    ったのが、早稲田大学探検部の後輩で同じく作家の高野
    秀行。この二人の取材旅行の紀行文でありながら、ミャ
    ンマーという謎の国の実態に鋭く踏み込んだ、それでい
    て抱腹絶倒間違い無しの、あまりにアバンギャルドな作品
    である。

    当時のミャンマーの情勢を江戸幕府になぞらえ、解りや
    すく的確に説明。読んでいるうちにミャンマーが日本の
    どこかと勘違いしてしまうくらいのハマり具合。
    独裁政権・検閲・麻薬・裏取引など、扱っている話題は
    ひたすら重い筈なのに、どこか痛快な風が吹いているか
    のよう。

    従ってノンフィクションとしては邪道中の邪道だが、
    笑いの中にキッチリミャンマーの本質が入っているとこ
    ろが憎い。いや、すばらしいと思います、マジで。

    ミャンマーのことで僕が知っていることと言えば、昔は
    ビルマと呼ばれており、水島という名の日本兵が竪琴と
    共に永住した、という有名な物語があることと、素手の
    ムエタイと呼ばれる恐怖の格闘技、ムエカッチューアが
    盛んなことくらい。
    やっぱりそれだけじゃないな、ミャンマー。

  • 読ませる文章が上手。おもしろく、かつためになる。

全7件中 1 - 7件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)を本棚に登録しているひと

【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)の文庫

ツイートする